「ローマ 戦記」を含む小説

スペイン王であり神聖ローマ皇帝カルロス5世（カール5世）は　　 聖ヨハネ（病院）騎士団に　鷹一羽の代価で マルタ島を騎士領として与えた　　それは防波堤　激戦の悲劇が待ち受けている…

齢十三で父を亡くすも、 その痛みと苦しみを乗り越えて政界で立身した男、王莽。 しかし、腐敗した国家は清廉高潔の士を求めず、 王莽は政争に敗れて帝都を追われる。 失意の中、帝国を彷…

『インペラトル』それは、外敵を打ち破りラーマを危機から守って凱旋将軍となった者に与えられる称号。 古代ラーマ社会に住む人たちの夢であり憧れでもある。しかし、その道のりは大変険しい…

西暦370年、東方正帝セウェルスにより百人隊長に任じられた男。 男は早速、ペルシア（パーシデ）との辺境に向かうが、百人隊の内政は壊滅的。 百人隊は壊滅し、男だけが生き残る。その先…

　帝都で下級官吏として勤めていたハル・アキルシウスは、とある出来事で蛮族が跳梁する北方辺境へ護民官とされ左遷されてしまう。 　文化、習俗、人種の著しく異なる辺境の地で、何の支援も…

　1453年、史実では東ローマ帝国が滅んだ年に、ローマ帝国はなおその名を残し、内戦状態に陥っていた。停滞した世界を前に進めるべく秘密結社が動き出す。 　陰謀と策謀を張り巡らせ、…

　大ローマ帝国が最盛期を迎えていた時代。その東、砂漠を越えた先には、女系の帝国パルテミラがあった。男人禁制の帝都テシオンには、魔法から生まれた少年の姿の生命――幼精と女たちがとも…

　一九一五年、第一次世界大戦の真っ只中に、それは起きた。 　――グレヱトブリテン島への、巨大隕石の落下。 　覇権国家・大英帝國は二つの島ごと地球から姿を消し、西ヨーロッパ諸國も…

※「第２回オーバーラップ文庫WEB小説大賞」の最終選考まで(奇跡的に！)残った作品の改訂版です。 かつて超大国であったプレセンティナ帝国は隣国の攻撃に晒され続け、今や首都を残す…

　傭兵団長の息子がだんだん成り上がり、最後には大陸統一を成し遂げるところまでを書きました。いわゆる架空戦記です。前作「オークの賢者」の世界と同じ世界でのお話です。「猪人」もしくは…

香鳴さまの自主企画　[第2期] 同題異話SR -July- 『サンダルでダッシュ！』参加作 敵に囲まれ全体絶命の窮地に立つローマ軍の宿営地。唯一の望みは遥か彼方の味方に援軍を…

【書籍版2巻が6月15日にヒストリアノベルズさんより発売いたします。ウェブ版ともどもよろしくお願いいたします】 ハンニバルはローマに敗れ、毒杯を煽りその生涯を閉じたかに見えた。 …

「カエサルのガリア戦記みたいなのが書きてぇ！」 という、ただその一点の欲求だけに突き動かされて書いた小説です。 　自分の大好きなものとオッサン全開のダジャレを、これでもか！とい…

この物語は『歴史改変戦記「信長、中国を攻めるってよ」』の続編になります。正編のあらすじは序章で説明されますので、続編から読み始めても問題ありません。 タイム・マシンが実用化された…

サルトは剣闘士として円形闘技場に立っていた。その小柄な見かけとは反する剣の才に、目を惹かれたアカメイル（海の民）のラドゥケス。 この出会いの後、ラドゥケスはすぐに都に呼び戻された…

異世界に転移したただのサラリーマンだった俺を、参謀の親友と勘違したローマ帝国最強の英雄――ベリサリウスに仕事を無茶振りされるが、生き残るために親友のフリを続けていきさえすればいい…

ハンニバルはローマに敗れ、毒杯を煽りその生涯を閉じたかに見えた。 しかし彼は目覚める。亡き父の前で。 ハンニバルは再びローマへ挑むことを決意し、立ち上がったのだった。 「ロー…

極秘任務を受けて、ローマ人の青年プブリウスは単身未開の地ゲルマニアに潜入する。 某所で行われた「小さな異能」企画で書いた作品の供養です。 冒頭、カタカナの固有名詞が多くなってしま…