「半透明」を含む小説

鉱石の樹を育てて暮らす貧しい少年が、白く透き通る鉱石人形と出会う……。 *＊【鉱石×人形企画】参加作品です。＊* 【鉱石×人形企画】藤和　様 http://www5b.bigl…

ナナとナツ。透明と半透明。好きってなんだろう。 曖昧書房『チョコミントアンソロジー　たとえ歯磨き粉といわれても』収録作品。

pixivに挙げていた短編をこちらにも出してみました。一話完結の短編です。

「白濁した半透明の、ゼリー状のぷるぷるした材質でできているらしい。裸体の少女の形をしたその物体には、体の前側の半分しか無いように見えた」 　以前別の場所に載せていた旧作ですが、カ…

　余命を宣告された人間が「異能」を発現する近未来、その対策としてつくられた少年には、およそ感情と呼べるものが欠落していた―― 　いつもとは少し違う目覚め、白髪の少年・詩稲次凪…

人外ふたりのやりとりを中心とした、雰囲気重視の物語です。 （人間との心温まるような交流は基本的にありません） 一話完結。 どこから読んでも問題ありません。 ときどき続きを書く…

半透明の化物群を気にしている主人公の話です。

失恋したわたしは傷心を癒すお決まりの場所、六甲山の天覧台へと向かう。 だが、突然そこで遭遇したのは半透明の謎の物体。 気がつくと半透明でネバネバした身の丈六メートル強の巨女になっ…

先輩が死んだ。 だけど、目の前には半透明の先輩が立っていた。 興味が沸けば是非読んで見て下さい。

『真っ白だった未来絵図』の少女を助けるべく、『陽当アタルのサンタ日誌』シリーズのキャラクターたちが奔走する────！ 『真っ白だった未来絵図』 著:鏡上 怜 https://m…

ここの所、家の中に白い半透明の繭が落ちている。 どうやらカミ蟲が作ったものらしいが、これが何なのか一向に検討がつかぬ。 人妖入り交じるこの村なら何か分かるかもしれないと、香墨は図…

　2030年4月。夕暮れ時、鐘が打ち鳴らされる街、N県二色市|二色《にしき》町。 　古い歴史を持つ街の中学校で、ある日、小さな事件が起こる。 　妄想暴走少年、中二病の中学二年…

ユートピアより。お題は外泊でした。

　突如観測された、ヒトが本になってしまう『本化現象』。初観測からわずか半年で多くの人々は本となり、世界は緩やかな終末を迎える。残された人々は自衛隊の指示の下いくつもの共同体を形成…

「貴様、俺様の姿が見えるのか！」 そう叫ぶのは、迷い込んだ森で突如目の前に現れた豪華なローブに身を包む半透明の男だ。 名をアデル・マッティアと言い5000年前世界を征服した魔王…

ある日、俺は買い物の用事もなく街をぶらついていると少女にぶつかってしまう。 そのはずみで書けていたメガネが外れて一瞬パニックになるものの、すぐにメガネを かけ直してその場は難を逃…

「この物語はわたしが出会った眼鏡達との物語です。今、それ以上言えることはありません。ただ、一言いえるのでしたら、あなたの本体はどこですか？」 ーーーーーー 【登場人物】 ・凹凸…

生きるためだけに毎日を過ごしていた俺は、ある日の仕事終わり一人の幽霊の少女と出会う。 その後、成り行きで少女を養うことになった俺は日常で起こる些細な出来事を通して、少女との絆が深…

朔は眠ると必ず夢を見る。それは決まって正夢になる。 姉は「幽体離脱」と言うが、この体質が何と呼ぶかはどうでも良い。 最近は現実と夢の世界が入り混じり、自分がどちらの世界の住人なの…