「学園 短編賞創作フェス」を含む小説

隣の席の彼女とは特に接点は無い(断言)

椅子に座らされ、メガホンを渡され、告白を受けた。 ドキドキするかどうかを聞かれて、正直に答える。

お題「スタート」目が眩むほどの校舎の屋上に立って、ぼくは小さくなった地面の景色を見下ろす。不思議だ。誰もいないはずの屋上に、髪の長い涼しげな顔の女の子が立っている。

私は出会った。感情を識りたいと告げる彼女に。だけれども私は思った。私こそ感情を知りたくないのだと。

　月見学園には、ある噂があった。 　——旧校舎の門には、古い制服を着た美しい少女がいる。 　ボクは高校2年生になって、その噂に遭遇することになった。 　そして、その噂にはある…

私、リヒト・ルーチェは魔法を扱えない。 親が学校に圧をかけ、私を劣等生が集まる魔法学校のF組に入れられ、めんどくさい人生を送っていた。 劣等生が集まるF組の担任になる先生は、…

一人憂鬱そうに窓の外を眺めて時間を潰す学生。 彼女は何を考え、何のために生きるのか・・・と言いつつ、そんなに深いお話ではありません。

　新年早々、隣の席のギャルが「うちと付き合いなさいよ」そんな事を言ってきたから ウソ告かなと思ったら。 「付き合ってって、どこに？」 「うちと男女のお付き合いしてって言ってん…

大学の講義名やテキスト名によく使われる〇〇入門とは、初学者にとって 全然入門じゃなかったりもする。 例：相対性理論入門、電磁気学入門

あらゆることが気に入らない女子高生、篠忍は、心の拳銃で人を撃つ。 両親、クラスメイト、教師に向かって、幻の弾丸を放つ。 殺害の空想をする瞬間、忍は気持ちよくなり、すぐに自己嫌悪に…

『桜花の万華鏡（カレイドスコープ）』。 それが彼、「サポートキャラ」椿雪仁（つばき・ゆきひと）が生まれてきてしまった乙女ゲームの世界だ。 何度も繰り返した冬のある日。 今日も「…

『歯車が回ってなかった』高校生の『歯車が回り始める』までの話

誰を救う物語なのか、それは本人たちにしかわからない ========================================================= 「カク…

私の名前は三枝千夏。 佐藤祐樹に恋している。 ※短編賞創作フェス。1回目お題「スタート」

賢者を目指して切磋琢磨する魔法使いの学園の入学式、俺は頭痛と共に思い出していた。これは二人の青年を主軸にするゲームの世界だと。賢者の座を狙う闇の使徒を退ける二人の主人公。だが、そ…

学園の舞踏会で婚約破棄を告げられたミリィ・ロプリィア だが、そもそも婚約している事実がありませんが？

成績優秀、スポーツ万能、まばゆい美貌と自他ともに認める生粋の優等生、綾本理衣子（あやもと　りいこ）は、ひょんなことから学年主任にクラスメイトの不良男子、佐々（ささ）の問題行動を監…

僕らには公然とした秘密がある。 授業中、僕らの先生は三分間だけ教室からいなくなるのだ。 その理由は？ 某光の巨人80をオマージュした短編SF。 怪獣ものであり、学園ドラマで…