第三話 調査と川とカマイタチへの応援コメント
蘭さんは「呪われた道具」(帯)のために、自分と友達の身の安全にさえ関わるような、
とても苛烈な経験をしたのにそれでも優しい心で、
「……行ってみよう。ほっとけないよ」
と、見知らぬ人への助けに向かうのが本当に凄い、と思えました。
そして、目的地にて呪われた脚絆によってカマイタチと化してしまった篠森さんを止めるため、そして蘭さんと夢愛さん、紬さんを無事守るために、またも激しい戦いへ……!
その冒頭から、
『私は咄嗟に二人を両腕で突き飛ばした。ボウリングのピンのように二人は草木が生い茂る木の元へ弾け飛んだ。』
ここが迫力があって、なおかつ情景がはっきりと分かりやすくてとても好きです……! 蘭さん、さすがの膂力っぷり……!!
さらに、呪われた道具(による変身)の共鳴なのか、
蘭さんもまた虎の姿へ成ることに……!!
虎の力を理性でなんとか制御してくれながらも奮闘する蘭さん、
それでも届かない鎌鼬の超高速にハラハラしましたが、
ここで紬さんの分析力と、さらに夢愛さんとの行動力で事態を打開する一手を打ってくれたのがすっごく心強かったです!
スマホのライトによる僅か一瞬の停止と隙、
そこからまた動き始める、まさに「出足」を払う技の冴えが凄く鮮やかでした。
虎の腕力による捻り落としも加えて、
鎌鼬を『高速で錐揉きりもみ回転をしながら地面に勢いよく叩きつけ』るのは迫力抜群……!! とてつもない威力が、見ているこちらにも伝わってきました。
そうして鎌鼬は真っ二つになったものの、
篠森さんは無事みたいで本当に良かったです!
ただ、脚絆からの〝不思議な力〟が蘭さんに吸い込まれて、
『ヘトヘトだったはずなのに足が軽くなった気がする。』というのはかなり気になります……! どうか悪い影響とはならないことを祈ります🙏
そして、最後の〝彼〟が物騒な『始末』なる言葉を述べていたこともドキドキします!
蘭さんたちが送っていくこれからの展開や冒険も、
しかと追わせていただきます……!🙇♀️✨
第二話 声と友情と夜の部活への応援コメント
蘭さん、あの達人技である浮落の変化形、空気投を一か八かとは言え、実際の試合で使えるまでに至っていたとは、現役時代には物凄い柔道選手さんだったのですね……!(これで県大会レベルというのが、またすさまじいハイレベルっぷりでした!) そして、その蘭さんを追い詰めた県大会決勝戦のお相手も……!!
そしてそれだけ凄い選手さん(柔道への情熱も、実力も……!)だっただけに、蘭さんが膝の大怪我で柔道を諦めてしまったときはとても悲しくて、残念な心持ちになりました。見ていただけの私でさえそうだっのですから、蘭さんは絶対に比べ物にならないほど悲嘆に暮れてしまったでしょうし、『名前以外、すべてを捨てた。』のも、若くして悲しすぎる目に遭ってしまった蘭さんには仕方がないことのように思えました。
そんな深く悩める女の子な蘭さんが、不思議な帯のせいで虎の怪物になったしまった時は本当に驚きましたし、蘭さんご自身と、〝怪物の暴走〟に巻き込まれたお友達の夢愛さん、紬さんの安否が心配になってドキドキしましたが、
でも、三人ともの頑張りと絆、交差してくれる優しさのおかげで蘭さんが正気と元の体を取り戻してくれて本当に良かったです!
ネットで虎の怪物になった姿を拡散されてしまった蘭さんの現状もまだ心配ですが、夢愛さんも紬さんもとっても優しくて頼りになりますね……!
これからの、不思議な「古道具」たちとの関わり合いも気にかかりますが、
どうか蘭さんたちには、出来る限りの健やかな日々を送っていただきたいです……!
蘭さんたちの物語、すごく面白く読ませていただいております!
どうかこれからも暁季さんのお体をお大事に、
ごゆるりと充実した日々を送られてくださいませ~!🙇♀️
作者からの返信
私の作品を読んでいただき、ありがとうございます!
本当に嬉しいです!
おそらく、蘭はあの技を完璧に使いこなせる技術は持ち合わせていなかったと思います。
実戦向けではない、そんな技が頭に過ぎってしまう程の実力差と、本当に挑戦してしまう蘭の積極性と未熟さを意識して書いてみました。
その結果、大怪我をして引退を余儀なくされてしまいましたが…
「帯」との出会いが全てを変えました。
…良くも悪くも。
そんな蘭から逃げずに献身的にサポートしてくれる紬と夢愛は大切な親友です。
彼女たちの支えが無ければ、きっと蘭は立ち上がれなかったと思います。
「古道具」と「虎の呪い」の謎、
親友たちとの絆、
蘭の武術…
もしよければ、この後の蘭たちの闘いにもお付き合いくださいませ!
第二十話 少女と少年と新しい明日への応援コメント
最高のハッピーエンドでした。消えたように見える白雨様も、いつも笑ってそばにいてくれる。そんなことを思わせる余韻がありました。面白かったです。執筆お疲れ様でした。
作者からの返信
最終話、読んでいただき本当にありがとうございます!
たくさん悩みましたが、無事目標の話数の中で描きたかったシーンを書き切ることができました!
全員無事で姿も元通り…とは行きませんでしたが、みんなはこれからも白雨が見守る陽の下で真っ直ぐ歩き続けていきます!
第二十話 少女と少年と新しい明日への応援コメント
とても良い最終話でした。大きな戦いを終えたあとに戻ってくるのが、世界を救った英雄の特別な日々ではなく、朝ごはんを食べすぎて親友に急かされるような「いつもの日常」なのが、この作品らしくて本当に素敵です。
蘭が失ったものの大きさを知った上で、それでも「今ある幸せ」をまっすぐ抱きしめて生きていこうとする姿に、胸を打たれました。
白雨の不在さえも、澄み切った青空のあたたかさの中にちゃんと残っていて、「白き陽」という言葉が物語の最後にこれほど優しく響くとは……見事な締めくくりだったと思います。
虎の力と柔道で呪いを叩き伏せる痛快さ、友情の強さ、そして日常の愛おしさが最後までぶれずに貫かれていて、とても幸せな読後感でした。
作者からの返信
私の小説を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
こんな私の小説にも、ちゃんと読んでくださっている方がいる…その思いが私の中で大きなモチベーションのひとつになっていました。
当初の予定通り全20話、12万字を達成できてよかったです。
特に終盤は初めに掲げたテーマを強く意識しながら物語を書き進めてきました。
4人と1匹。誰かが、何かが欠けていればこの結末には辿り着けませんでした。
これからも蘭たちは新しい明日に向かって笑顔で歩き続ける事でしょう。
改めまして、私の小説に最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。
第十九話 私と友と白き雨への応援コメント
今回は、本当に胸がいっぱいになる回でした……。白雨様の別れはあまりにも寂しいのに、その最期が「神として人を護る」という在り方を最後まで貫いたものだったのが、美しくて、気高くて、ただただ泣かされます。
そして蘭が、自分の失ったものよりも守れたものの方を見つめて立っているのが本当に強いですね。白雨様から「見事な一本」と認められる締めも、この物語にふさわしい救いで、深く心に残りました。
「白き雨」が去り、「白き陽」が昇る――このタイトルの回収まで含めて、あまりにも見事でした。
作者からの返信
まさかここまで読んでいただけるなんて……
貴重な時間を私の小説に割いていただき、本当にありがとうございます。
白雨の最期は初めから決めていた事ですが、いざ実際に書くとなると込み上げてくるものがあり、私自身少し悲しい気持ちになりました。
これまでの闘いを通して、蘭は身体だけではなく魂も「気高き柔道家」として成長しました。
迷う事なく他者のために闘う「心の力」があったからこそ、残酷な運命も受け入れ前に進むことができました。
漣もまた、祖父を失い封印師として孤独な状況に置かれていましたが、蘭や白雨たちとの繋がりを経て、他者を思いやる心、自分の気持ちをさらけ出す素直さを手に入れる事ができました。
初めての執筆で本当に頭を抱える事が多く、苦労しましたが、タイトルと作品のテーマからブレずに書く事を第一に私なりに悩みながらここまで書く事ができました。
白雨が遺した希望を受け継ぎ、蘭たちが「新しい明日」に向かっていく姿をもし良ければどうぞ見届けてくださいませ。
第十八話 少女と大妖と千年の決戦への応援コメント
これは見事な決着でした……! 蘭が最後に選ぶのが、ただの力比べではなく、自分の柔道そのものである「空気投げ」だというのが本当に美しいです。
しかもその一本が、紬の観察、夢愛の覚悟、漣の援護、そして蘭自身の意志のすべてを束ねた勝利になっているのが素晴らしいですね。
題名の「柔よく剛虎を制す」が、ここでこれ以上ない形で回収されるのに胸が熱くなりました。
作者からの返信
今回も読んでいただき、本当にありがとうございます!
今回は、まさに物語の集大成といえる回になりました。
絆の力でパワーアップ!だけで終わらせず、四人全員で闘っているんだと感じていただけるよう、二つの世界でそれぞれができる最大限の活躍を無い知恵を絞って書きました。
「柔よく剛虎を制す」「柔道技でねじ伏せる」のタイトル回収と、ラッキーアイテムの香水、紬の観察眼、第一話で不発に終わった空気投げといった伏線回収(のつもりでした)をしつつ、一番描きたかった柔道技で巨大な「畳」に叩きつけるシーンを書けたので、個人的には満足しています。
その分、文字数が膨大になった上に二つの世界に場面が目まぐるしく移り変わってしまい「高カロリー」な回となってしまいましたが…最後まで読んで頂き嬉しいです。
この物語が最後にどこに着地するのか、蘭たちはどうなるのか。
まだ回収していない伏線もあります。
最後の最後まで悩みながら書いています。
ぜひ、楽しみにしていただけますと幸いです。
第二話 声と友情と夜の部活への応援コメント
成り行きから化け物になってしまった主人公が友達の温かい言葉で正気を取り戻す展開は非常に熱いですね。
事態が悪化しても主人公から離れない二人に主人公との深い絆を感じます。
主人公たちがこれから大きな戦いに巻き込まれていくことを暗示させる引きもグッドです。
引き続き拝読させていただきます!
作者からの返信
数ある作品から私の小説に時間を使っていただき、本当にありがとうございます!
人智を超えた圧倒的な破壊衝動に、蘭一人で抗うことはできません。
どんなに絶望的な状況でも、決して諦めない親友たちの絆の力が蘭を救い出してくれました。
これから訪れる脅威に蘭たちがどのようにして挑んでいくのか…
楽しみにしていただけますと嬉しいです。
第十七話 吸収と再生と業虎の復活への応援コメント
今回は本当に凄惨な回でしたが、その中でいちばん胸に残ったのは、世界が壊れていくただ中でも「蘭がまだそこにいる」と示される最後の一滴でした。
業虎の圧倒的な絶望感も見事で、漣の奥義すら通じず、しかも人々には姿が見えないという構図があまりにも残酷です。
だからこそ、ラストの「泣いている」という発見が強いですね……滅びの中に、まだ救いの糸が切れていないのだと感じられて、ひどく心を掴まれました。
作者からの返信
前回から日が空いてしまったのに、引き続き読んでいただきありがとうございます!
業虎がこれまでの闘いで身体の一部を密かに吸収していた描写は、当初はもっと分かりにくい表現で書いていました。
ですが、あまりにもさりげな過ぎて伏線にすらなっていないのでは?と思い、第一話投稿直前に修正しました。
今の表現がベストなのかは正直自分でもよくわかっていませんが……絶望的な伏線回収になっていれば幸いです。
完全体業虎の表現にも苦労しました。
鵺を超える最悪の魔獣の暴走。
構想段階ではいけると思っていましたが、いざ書くとなると明らかに私の手に余る化け物になっていて、私自身絶望しながら書いていました笑
「剛虎」にもはや正攻法は通用しません。
業虎(蘭)の涙という微かな希望。
力無き親友たちが、そして蘭がどのように「TRY」していくのか。
もしよければ、最後の闘いもお付き合いいただけますと嬉しいです。
第十六話 鵺と怒りと炎の渦への応援コメント
今回は凄まじい死闘でしたね……紬のために怒りで振り切れそうになりながら、それでも最後の理性を掴み直す蘭の姿に胸を衝かれました。
そして、漣との連携があまりにも熱いです。互いに命を削りながら繋いだ一手一手が、最後の背負い投げに結実する流れは本当に圧巻でした。
特にラスト、焔とどす黒いオーラを纏って仁王立ちする蘭の姿は、恐ろしくも神々しいほど格好よかったです。
作者からの返信
読んでいただき、ありがとうございます!
蘭は業虎の目覚めが近づいている事と鵺への怒りで暴走寸前でした。
しかし蘭は「流転」で体内を循環していた業虎の力を身体中に纏わせるように強引に回す事で、溢れ出し暴走するまでの理性のタイムリミットを僅かに伸ばすことができました。
リスクを伴う強化、それでも足掻く鵺、命懸けの連携……そして鵺の下半身を捨てた緊急回避は、人間では絶対にできない選択肢だと思っています。
読んだ方の予想を良い意味で裏切るようなハラハラした闘いを書きたかったんです。上手くいっているといいな……笑
第十五話 闇夜と雷鳴と最後の楔への応援コメント
鵺の登場、まさに「最後の楔」にふさわしい格で、読んでいて一気に空気が変わるのを感じました。
特に、漣の新奥義すら真正面から破ってしまうくだりは絶望感が凄まじく、白雨が身を挺して庇う場面も含めて、これまでの戦いとは段違いの脅威が伝わってきます。
そのうえで、最後の夢愛の叫びで締めるのがあまりにも強いですね……温かいお泊まり会の余韻が一気に断ち切られて、胸がざわつく引きでした。
作者からの返信
最後まで読んでいただきありがとうございます!
後半戦の妖は、単純な戦闘能力だけではなく、強力な特殊能力を持つものが多く登場しました。
その中でも鵺は別格で、落雷と放電で中遠距離では無類の強さを誇ります。
最後の楔に相応しい強さと、それをどう突破していくのか、そして夢愛たちに何が起きたのか…
鵺戦は非常に書くのに苦労した回です。書き終えるまでに一体何日かかったのか…
次回もぜひ、読んでいただけますと幸いです。
第十四話 羽根と結界と新奥義への応援コメント
今回は特訓の総仕上げとしての熱さと、その先にある不穏さが同時に立ち上がる、とても見応えのある回でした。
特に漣の新術と新奥義は圧巻で、真正面から蘭を押し切る強さに思わず唸りましたし、それを受けてなお悔しさごと飲み込んで前を向く蘭も実に彼女らしいです。
そして最後、猫たちとのやり取りに少し可笑しみがあるぶん、「虎が目覚めようとしている」という締めがひどく効いていました。強くなった喜びの先に、また別の段階が来ているのだと感じさせられます。
作者からの返信
最新話も読んでいただき、本当にありがとうございます!
話の大まかな流れは初めから全て決めて執筆を始めたのですが、書いているうちに大なり小なり当初の構想とズレてしまい……この回あたりからそのシワ寄せとの闘いでした。
実はこの回は初めは日常回メインの予定でした。ほのぼのとした微笑ましい日常の中に、業虎の目覚めの兆しを匂わせる微ホラー的なお話です。
予定とは違う話になりましたが、個人的に二人の成長と熱い試合、漣の巧みな戦術を披露できたのは良かったと思っています。
特に漣の成長は業虎封印にとって必要不可欠です。
最後の楔との闘いも頑張ってもらいたいです。
楽しんで頂けたのなら幸いです!
第十三話 少年と箕借婆とかくれんぼへの応援コメント
今回は「人助け」と「修行の成果」が綺麗に噛み合った、とても気持ちのいい一話でした。
箕借婆の厄介な能力に対して、漣の探知と足止め、そして蘭の小内刈から送襟締への流れで無傷に救い切るのが本当に見事で、柔道がここでこんなに鮮やかに活きるのかと唸りました。
それに、迷子の子を放っておけない蘭のまっすぐさも良いですね。戦う理由がちゃんと「誰かを安心させたい」に繋がっているのが、この物語の優しさだと改めて感じました。
作者からの返信
最後まで読んでくださったんですね……!
私の小説にたくさんの時間を割いていただき、本当にありがとうございます!
今回は、蘭の正義の心と修行の成果、二人の連携に重きを置いて書きました。
修行後の初の相手が戦闘能力の低い箕借婆というのは変化球すぎるかな、とも思いましたが、今回で七つの楔の六つめなんですよね。
とても迷いましたが、今回はこのようなお話となりました。
戦闘能力が低い分、新しい術を披露したり二人の技術的な成長を表現する余裕があったので、これで良かったんだと自分に言い聞かせています。
次の闘いは、個人的に一番楽しく書けた戦闘回です。
相手が誰なのかも含めて楽しみにしていただけたら嬉しく思います……!
第十二話 課題と修行と心技体への応援コメント
今回はまさに「修行回」の王道の気持ちよさが詰まっていて、とても楽しく読めました。
蘭が怪力をただ振り回すのではなく、「心技体」の噛み合う瞬間を掴んでいく流れが実に格好よく、柔道がこの作品の芯なのだと改めて感じます。
そして漣の成長も熱いですね……黙々と積み上げた努力がちゃんと新奥義として実を結ぶのが嬉しくて、二人が並んで強くなっていく手応えに胸が躍りました。
作者からの返信
十二話も読んでいただきありがとうございます!
修行回はダレやすいと聞いた事がありましたが、蘭たちには絶対に必要だと思い、今回書いてみました。
「流転」である種のパワーアップをした蘭とは対照に、特に戦闘面での成長がなかった漣は、もともと未熟だったこともあり修行は相当辛かったと思います。
順調な蘭と苦戦中の漣。
プライドをズタズタにされながらも、最後は大きな成長を遂げる事ができました。
蘭の人としての技術、心技体の心得ももちろん大切ですが、この闘いの鍵を握る漣の成長に期待していただけたのなら幸いです。
より強くなった二人の闘い、ぜひご期待ください!
第十一話 テストと嗅覚と土蜘蛛への応援コメント
今回は日常パートの揺らぎと、夜の戦闘の緊張感がきれいに繋がっていて、とても読み応えがありました。
体力測定での暴走気味な大活躍はコミカルで楽しい一方、更衣室でふと我に返ってしまう蘭の繊細さが胸に残ります。
そして後半、土蜘蛛戦で嗅覚という新しい強みがしっかり活きるのが良いですね。最後に漣がちゃんと謝る場面も含めて、二人の距離が少し縮まったのが嬉しい回でした。
作者からの返信
十一話も読んでいただきありがとうございます!
前回に引き続き、新しい姿による不の一面を話に組み込みました。
調子に乗っていると、どこかで失敗してしまう……
流行りとズレているかもしれませんが、とんとん拍子に話は進めず、失敗や困難にどのように立ち向かい、成長していくかに重きを置いて話を考えています。
敵も、ここから一気に手強くなっていきます。
どれだけ予想を裏切る闘いを表現できるか、私なりに色々考えています。
共通するのは力で押し切るだけでは通用しないこと……「柔よく剛を制す」の精神が重要になります!
第十話 制御と半獣とお買い物への応援コメント
今回は激闘の後の日常回として、とても愛おしい一話でした。半獣の身体でハンバーガーや改札や試着室に悪戦苦闘するくだりがいちいち可愛くて、蘭の「新しい生活」がぐっと身近に感じられます。
その一方で、服を前にして一瞬沈み込む蘭の気持ちもしっかり描かれていて、だからこそ夢愛や紬、そしてぶっきらぼうな漣の受け止め方がいっそう沁みました。
最後に「今の自分が少しだけ好きになれた」と思えるところまで辿り着くのが本当に良くて、優しい余韻の残る回でした。
作者からの返信
後半も読んでくださったんですね!
本当に嬉しいです。ありがとうございます!
この回は、私の一番のお気に入りの回です。
新しい姿による不の要素を、できるだけコミカルに、たくさん詰め込みました。
その分文字数がグンと増えてしまいましたが……どうしてもガッツリ削りたくはなくて。
書いていてとても楽しかったです。
大長編にする予定はなく、寄り道もしない分、こういう回は一層気合を入れて書きました。
蘭の苦悩と喜び、親友たちとのあたたかい掛け合いを楽しんでいただけたのなら幸いです。
第九話 暴走と跳躍と流転への応援コメント
今回はまさに「大きな転機の回」でしたね。暴走した蘭をみんなで取り戻すまでの緊張感が濃いぶん、最後に新しい姿の蘭を紬と夢愛がまっすぐ受け止める流れが、たまらなく良かったです。
特に、絶望しかけた蘭に対して「怖がる」のではなく「モフモフ」「可愛い」と飛び込んでいく二人の反応が、この作品の優しさそのものだと感じました。
シリアスな決着のあとに、蘭の新しい身体をめぐるやり取りへ自然に着地するのも見事で、ここから始まる「新しい日常」がとても楽しみになります。
作者からの返信
前半戦すべてを読んでいただけるなんて……
本当に、ありがとうございます!
板野さんのおっしゃる通り、今回で物語は大きな転機を迎えることになりました。
紬たち三人と一匹が一縷の望みにかけて、それぞれが出来ることを全うし、蘭の暴走を止めることができました。
「流転」によって暴走を抑えた事で、今後の戦闘で業虎の力を理性を保ちながら使う事が出来るのは、蘭にとって大きなメリットです。
漣との連携もきっと取りやすくなると思います。
一方で、人間ではなくなってしまったので、生活面が大変です。もう何もかもが。
これからどうやって生きていくのか、どんな闘いが待っているのか。
後半戦は今まで以上に葛藤や友情、闘いを深く描いていけたらと思います!
もしよければ、後半の蘭たちの活躍もぜひご覧ください!
第八話 サトリと占いと幻惑への応援コメント
今回はかなり息の詰まる回でしたね……サトリの「心を読む」力が、蘭のいちばん痛いところを正面から抉ってくるのが本当に恐ろしかったです。
その上で、暴走したように見える蘭を前にしてなお、「まだ蘭ちゃんは闘ってる」と言い切る紬の言葉が素晴らしかったですね。
力の派手さではなく、関係の積み重ねが最後の希望になる――その構図がとても美しく、胸に残りました。
作者からの返信
八話も読んでくださり、本当にありがとうございます。
精神攻撃を得意とする、これまでと違う敵との闘いを考えるのは、本当に大変でした。
正直な話、言葉責めだけで蘭を絶望させることは私の実力的に難しいものがあったので、改変された最悪のビジョンを見せるという形で蘭の精神に揺さぶりをかけました。
変身シーンも今までとは違う「起きてはいけない事が起きている」表現を意識して、自分なりに書いてみました。
最後の紬の言葉は半分は願望だと思います。
襲われなかったのも、ただの気まぐれかもしれませんが、心を通わせた親友だから、最後まで信じて救い出したいという気持ちが、彼女の決死の訴えとなりました。
第七話 牛鬼と覚悟と漣の背中への応援コメント
今回の戦いは、蘭が「自分の意志で変身する」という大きな一歩を踏み出す回で、その覚悟の重さがひしひしと伝わってきました。
一方で、漣が自分を削ってでも蘭を守る場面がとても良いですね……あの背中を見たからこそ、蘭もまた前へ出られたのだと思います。
最後の、夢愛の濡れタオルで蘭を引き戻す展開も見事でした。力押しだけではなく、仲間の機転と積み重ねた絆で勝つのが、この作品らしくてとても好きです。
作者からの返信
今回も読んでいただき、ありがとうございます!
覚悟したつもりでしたが、恐怖がよぎり、変身に一度失敗してしまいました。
ですが、漣の命懸けの覚悟を目の当たりにした事で、蘭も一歩踏み出すことができました。
まどろっこしいかもしれませんが、「業虎」の力は人間なんかが簡単に扱えるものではないので、このような展開になりました。
濡れタオルの件も褒めてくださってありがとうございます!
夢愛はひらめきと行動力の塊なので、誰もその場で思いつかないような、実際に行動に移さないような事を迷わずやってのけるスゴい子です。
本人もまさかうまくいくとは思っていませんでしたが、夢愛の行動が、蘭を救ってくれました。
第六話 白雨と厄災と封印師への応援コメント
白雨の登場シーンは圧巻で、神々しさと物語の核心が一気に開かれる感覚に思わず息を呑みました。
業虎の過去と「百鬼大戦」の映像は凄惨でありながら強烈に印象に残り、蘭の背負うものの重さが鮮明になります。
それでも最後に、紬と夢愛の言葉で蘭が「やります」と踏み出す流れが本当に美しく、希望と覚悟が同時に立ち上がる瞬間でした。
作者からの返信
六話も読んでいただき、本当にありがとうございます!
戦闘のない回が続いてしまいましたが、千年前に何があったのか、蘭たちがこれから何をしなければならないのかが明らかになる大切な回だと思っています。
蘭は柔道一筋で負けず嫌いな性格ですが、二つ返事で化け物の力を受け入れ、立ち向かっていくハジけた度胸を持ち合わせているわけではありません。
等身大の少女が、親友の支えを受けて少しずつ成長し、厄災に立ち向かっていく姿を表現できたらな、と思っています。
第五話 山と鳥居と神社への応援コメント
学校での軽やかなやり取りから一転、山中の神社へと踏み込んでいく流れが、物語に奥行きを与えていて印象的でした。
特に、傷ついた紬を背負う蘭の姿がとても自然で、彼女の優しさと力の変化が静かに伝わってきます。
そして本殿で光を放つ「狐の塊」――神聖さと不穏さが同居したあの空気感が美しく、次の展開への期待が高まります。
第四話 焔と意地と監視者への応援コメント
漣の登場、まさに「監視者」という言葉がぴったりの緊張感で、一気に物語が引き締まりましたね。
特に、焔に焼かれながらも「虎」を拒み続ける蘭の意地が強烈で、人として踏みとどまる覚悟に胸を打たれました。
そしてラストの転校生オチ――シリアスな戦闘から一転、日常に食い込んでくる構図がとても巧みで、思わず「そう来るか」と唸りました。
作者からの返信
四話も貴重な感想を送ってくださり、ありがとうございます!
私の捌ききれる(と思っている)範囲で少しずつ風呂敷を広げてきました。
彼は封印師としてはまだまだ未熟者で、伸びしろがあります。彼の成長にも期待して頂けると嬉しいです。
そして、蘭には本当に頑張ってもらいました。ここで踏みとどまれたのは、蘭の成長と覚悟の表れです。
封印師・漣の登場で物語が動き始めます。
もしよかったら、その後のお話もぜひお願いいたします。
第三話 調査と川とカマイタチへの応援コメント
調査から一転、河川敷での戦闘へと雪崩れ込む展開が非常にテンポよく、ぐっと引き込まれました。
特に、超高速の相手に対して「出足払」で応じるのが見事で、柔道という軸がしっかり活きているのが格好いいですね。
そして、紬と夢愛が恐怖の中でも役割を持って動く姿が頼もしく、三人で戦っている実感が強く伝わってきました。
作者からの返信
引き続き読んでいただき、本当にありがとうございます!
本格的に「戦闘」が始まりました。
蘭だけではなく、私にとっても初めての戦闘。
戦闘シーンって本当に書くのが難しいですね……
キャラクターの立ち位置やアクションがわかるようにしつつ、迫力や緊張感も伝えないとで……
書いていて思いましたが、初めての戦闘シーン執筆に主人公の暴走要素なんて入れちゃいけませんね。頭がパンクしてしまいそうでした笑
非戦闘員の二人も、本当は怖くてたまらない筈ですが、親友を守る為に人としてできる事を全力でやってくれました。
紬は洞察力に優れていて、夢愛は行動力がある子です。
第二話 声と友情と夜の部活への応援コメント
自らの腕を傷つけながら抗う蘭の姿に、「怪物」と「人間」のせめぎ合いがはっきりと描かれていて、とても胸を打たれました。
そして何より、夢愛と紬の言葉がいいですね……怖さを抱えながらも離れないと決める強さが、まさに友情そのものだと感じます。
「夜の部活」という軽やかな言葉に着地するのも素敵で、過酷な状況の中に希望が差し込む読後感が印象的でした。
作者からの返信
第二話も読んでいただき、ありがとうございます!
千年間眠っていた化け物と、現在の蘭の精神力+親友二人の存在では、僅かに蘭の方が上でした。
この綱渡り状態のパワーバランスと蘭たちの成長と友情を丁寧に表現できたらいいな、と考えています!
シリアス一辺倒にはしたくなかったので、なにか良い言葉はないかとかなり悩みました。
「夜の部活」という言葉が降りてよかったです!
第一話 帯と怪物と少女への応援コメント
冒頭の千年前の因縁から現代へと繋がる導入がとても美しく、「帯」が物語の核として自然に現れる流れに引き込まれました。
蘭の膝の故障と、その後の空虚さの描写が切実で、だからこそ「呼ばれるように帯を受け取る」場面が強く胸に残ります。
そして最後、紬の「らんちゃん……?」で怪物の動きが止まる瞬間――人間としての名残が確かにそこにあるのだと感じられて、非常に印象的でした。
作者からの返信
読んでいただき、ありがとうございます!
お褒めの言葉まで……本当に励みになります。
実は当初、冒頭の伝承パートは書いていなかったのですが、友人からアドバイスをもらって加筆する事にしたんです。
導入として機能していたようでホッとしました!
ありがとうございます。
第九話 暴走と跳躍と流転への応援コメント
Xから来ました!
テンポが良く、とてもサクサクと読めました!
夢を断たれた主人公蘭はこれからどうなるのか、どう変化して、両親との関係性はどうなるかなど、先がとても気になります。
とても良い作品を読ませて頂きありがとうございます!
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます!
後半戦の投稿も始めたので、もし機会がありましたら続きもどうぞご覧ください!
第九話 暴走と跳躍と流転への応援コメント
現実と非現実が隣り合わせの世界観が魅力的で言葉の言い回し、比喩表現もすごくいいと感じ、この物語のおかげで私自身すごく学びになりました!
前半戦の話のスピード感などもよかったです。
後半戦またみにきます!
作者からの返信
私の小説も読んでくださったんですね!ありがとうございます!!
初めての執筆で異世界を鮮明に描ける自信がなかったので、イメージしやすい現実をベースに「異物」を混ぜてお話を考えてみました!
お褒めの言葉、本当に嬉しいです!
お返事が遅れてしまいすみませんでした。
第九話 暴走と跳躍と流転への応援コメント
読ませていただきました!いい友達に恵まれたねぇ、蘭ちゃん!猫耳少女ならぬ虎耳少女と化してしまった彼女が今後どうしていくのか、後半を楽しみにしています!
作者からの返信
最後まで読んでいただきありがとうございます!
親友二人がすぐに受け入れてくれたのは、きっと主人公にとって大きな支えとなるハズです。
これからどう生活していくのか、闘いはどう変わっていくのか
もしよければ後半戦も是非お付き合いくださいませ!
第九話 暴走と跳躍と流転への応援コメント
まさかの展開!
虎人間になっちゃったじゃないですか!?
でも皆すぐに受け入れてて、シリアスにならないのが本作の味ですね。
……いや、普段の生活どうなるんですか笑
作者からの返信
前半戦、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!
そうですね、書いてる自分もビックリの展開になってしまいました笑
底なしのポジティブガールの夢愛と幼い頃からの親友の紬は驚きながらもすぐに受け入れてくれました笑
千年前の封印師たちは人々を混乱させないように人知れず妖退治をして平和を守って来ました。
彼らの知恵と工夫があればなんとかなるかも……?
そのあたりは後半戦でよろしくお願いします!
第七話 牛鬼と覚悟と漣の背中への応援コメント
鎌鼬も牛鬼も、柔道の技で決めるのがいいですよね!
ちゃんと蘭が柔道家だという意味があって。
脚絆、籠手ときて次の妖怪が楽しみです。業虎が、兜とか鎧とかのメイン武具じゃなくて、帯に宿ってるのが何か意味深……。
作者からの返信
引き続き読んでいただきありがとうございます!
怪物にはなってしまいますが、蘭は柔道家なんだということは大切な柱としてお話を考えています!
分散させた業虎の身体を封印するのに相応しい物が封印具に選ばれたので、部位によっては武具以外の物が登場します!
第二話 声と友情と夜の部活への応援コメント
友達2人の適応力高いですね!
初見時も、名札が転がっていたら虎に食べられたんじゃと思いそうな所ですが、すぐ分かったのは特別な感覚みたいなのがあったり……?
ともあれ蘭が1人で戦い続けなくてよかったです。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます!
血溜まりや死体が無かったり、服がかろうじて残っていて、履いている靴もまだ無事だったのがポイントですね!
あとは、3人は親友同士なので心が通じ合っていたり…
それで気づけるか〜?と言われればそれまでですが、僅かな手掛かりと心の目で、今回二人は気づけたようです!
第一話 帯と怪物と少女への応援コメント
Xからきました。
怪我、挫折、両親への跳ね返りとバイトという流れが、するりと入ってきました。
あっという間に虎化して、今後どうなるか楽しみです!
作者からの返信
第一話、最後まで読んでいただきありがとうございます!
怪我からの絶望でちょっとグレてますが、根は真面目で元気な女の子です。
もしよければ、その後のお話もぜひ!
bizaさんのお話も読みにいきますね!
第一話 帯と怪物と少女への応援コメント
xから来ました。好きそうな感じの作品なのでフォローして読みます!応援しています!
作者からの返信
ありがとうございます!
読んでいただき嬉しいです!
準備ができたら後半戦も投稿していくので、どうぞよろしくお願いします!
すくらったさんのお話も、後で読みに行きますね!
第七話 牛鬼と覚悟と漣の背中への応援コメント
今後は、人型→完全獣化から
半獣型で固定だと日常パートが不安ですね…
周りの人たちでなんとかサポートできればと思いますが
作者からの返信
最後まで読んでくださりありがとうございます!
強炭酸さんのおっしゃる通り、ここからは新たな姿で物語が進んでいきます。
主人公たちの生活がどのようになっていくか、もしよければ今後もお付き合いくださいませ!
第一話 帯と怪物と少女への応援コメント
xからきました。
虎に変身する際、
服とか色々大変だよなぁと考えてしまいました。
ドラゴンボールの伸びる戦闘服とか、ああいうのあると便利だよなぁとか(すいません、脇道それました)
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます!
そうですね、お色気シーンを書く予定はないのでサラッと書いちゃってますが、服は変身する度にダメになっちゃいます。
編集済
第九話 暴走と跳躍と流転への応援コメント
Xの方から伺わせていただきました!
結構文字数はあるはずなのに、勢いで畳み掛けてくるのと分かりやすいのとでザクッと読み切れる感じがあります。
物語自体が結構シンプルで、かつキャラクターが細かく説明してくれるので、読んでいて詰まるということがなく、後は細かな違和感も豪快に勢いよく全部押し流していく作風を強く感じるので、コロコロコミックや児童文学的な読後感を覚えます!
読ませていただきありがとうございました!
作者からの返信
読んでくださりありがとうございます!
流行りモノなどに本当に疎くて、できるだけキャラクターや要素を絞って自分の中の「架空の少年漫画のノベライズ」というイメージで書いていました。
読める作品になれていたら嬉しいです!
第一話 帯と怪物と少女への応援コメント
これからどうなるかドキドキです!続き待ってます!
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます!
家事育児優先ですが少しずつ更新していくのでどうぞよろしくお願いします!
編集済
第四話 焔と意地と監視者への応援コメント
漣くん、まだ人間の状態な蘭さんに対しても、羽根手裏剣の刺突、跳躍による高速追跡、そして凄まじい火焔までも……と、まさに容赦ない陰陽術の嵐でした……!
でも、そんな選択を取らざるを得ないほどに、彼は過酷な環境や戦闘に身を置き続けてきたのだろうとも思えました。
どうか『呪いの道具騒動』などが落ち着いている時は、漣くんにも学校生活を楽しんでほしいものです……🙏✨
そして「葛葉」という彼の苗字や、用いる戦闘方法が『陰陽術』なところからすると、
漣くんは平安時代の、『あの超有名にして超実力者な陰陽術師』の末裔さんなのでしょうか……!?
その辺りが明かされるかどうかも楽しみです!
今回のお話も、とっても面白く読ませていただきました!
蘭さんたちと、漣くんとの(できれば穏やかな)関わり合いも楽しみです……!💕