万華鏡への応援コメント
読み合い企画から来ました!
『万華鏡』というタイトル通り、視点や時間軸が入り乱れ、過去と現在が鮮やかに、そして残酷に混ざり合う構成に引き込まれました。
冒頭、普通の大学生としての日常と、家庭の経済的な苦しさが対比される中、不思議な「ガラスの筒」をきっかけに、陽子が「両親の過去(結婚式)」という過去の記憶の断片に迷い込む展開には息を呑みました。
特に、披露宴のシーンでの演出が秀逸です。
自分が見てきた貧しく、罵り合う両親の姿とは全く別の、若く眩しく、何よりも幸せそうに笑い合っている二人の姿。そのギャップが陽子に強い衝撃を与えます。
お母さんが手紙で語った「流産した赤ちゃん」の存在が、今の家族の歪みや、それでも切れない絆の根源として明かされるシーンは、読んでいて胸が締め付けられました。
お金がないことへの不満が、実は我が子を授かるための、命がけの戦い(不妊治療)の結果であったと繋がる終盤の種明かしは、カタルシスと同時に深い悲しみもあって、涙なしには読めませんでした。
ラスト、お姉ちゃんのお墓へ家族三人で訪れるシーンの描写は、すべてを乗り越えたあとの静かな清涼感があり、タイトルの『万華鏡』のように、辛い欠片たちがようやく一つの綺麗な形に収まったような読後感でした。
重いテーマを扱いながらも、家族の再生という光をしっかりと描かれていて、非常に読み応えのある作品でした!
万華鏡への応援コメント
当自主企画にご参加頂きありがとうございます!
この作品を読ませて頂いて、思わず涙が出そうになりました。
自分も生まれることが叶わなかった妹がいますので、読みながらもし産まれていたらどうなっていただろうか、と思わず想像してしまいました。
正直、かなり感動しています。
素敵な作品をありがとうございました!
本当は⭐️100個くらい送りたいのですが、三つしかないので、押させていただきます。