キク属Asterは古典ギリシャ語の星Aster由来ですから、花と星の結び付きはすんなりと入ってきました。晶も「星三つの輝き」ですので、花が星の光を吸い込んで水晶のように輝いて光を還すような情景が浮かびました。美しいお話を有り難うございました!
作者からの返信
何と、既に古代ギリシャの時代からこのお話の明芽の兆しがあったのですね。更に晶の文字から古代中国にもそれが。誰も歩いた事の無い秘密の場所を探り当てたとばかり思っていたら、既にその場所は何千年も前の人々が通り過ぎた所だった、と。残念な様な、或いは嬉しい様な。言葉と云うのは面白いですね。世界を紐解く鍵が何時だってそこに含まれている。もしかしたら自分が今迄書いて来た事も全て、先人の通った道をなぞっているだけなのかも知れませんね。創作を通じて遠い昔の名も知れぬ誰かと対面する事になる。これもまた、創作の醍醐味なのかも知れません。
素晴らしいコメントを有難う御座いました! 機智に満ちたお言葉、何時も有難く拝領しております。
集合的無意識、と心理学用語に落とし込んでしまうとつまらないですが、そういう人々の意識が繋がる夢の世界のような場所があるのではないかと私も思っていて、そこにはこんな美しい花園があるのかもしれません。
作者からの返信
有り得ない者同士が結び付く深層の意識の世界。それが夢という形で現われる物なのかも知れません。時に理不尽、時に不条理。でも、深い処ではそれ等は矛盾する事なく結び付いていて、それだけの理由が存在している。
それを無理矢理文章に起こそうとしたらどうなるかしら、と、半ば破綻覚悟で臨んだ小品でした。果たして上手く行ったかどうか。
生来、飽きっぽい性質なので、こんな無謀な試みばかり考えているのです。
不条理故に我愛す、とは、埴谷雄高の言葉でしたっけ? 未だ見出されない心の原風景を掘り起こそうとする試み。この分野は未だ未開拓な部分が多いので、書く事に困らず、まだまだネタが尽きません。
何時もコメント有難う御座います。どう考えても一般受けするような内容ではないので、読まれない事は半ば諦めていますが、その中でこうしてコメントを頂けることに感激です。
有難う御座いました。
第7話:砂と都市への応援コメント
蜃気楼の中に浮かぶ摩天楼を想像しました。全ては砂の見る夢、なのかもしれないですね。
たまたま砂漠のお話を書いているところだったので、勝手にシンクロしてイメージが湧きやすかったです♪
作者からの返信
万葉集の歌人、山部赤人の歌に、当時の都を賛美した長歌があるのですが、始めの内こそ真っ当に都の姿褒め讃えているのが、途中から不意に周囲の海辺の描写に視線が移って行き、その過程がまるで、都がスウッと薄れて行き、砂の中に消えて行く様な、そんな不思議な感覚を抱かせる、風変わりな歌でして、その印象が強烈に印象に残っていたのですね、それがこんな話に結実しました。
始めはボンヤリとしたイメージだったのが、逆向きの都市、波の音と都市の雑踏との親和性、この二つのイメージが浮かんだ所で、これはいけると踏んで書き上げた次第であります。
シンクロとは嬉しいですね、砂漠と都市、どうしてこんなにも馴染むのでしょう。鐘古こよみ様の砂漠のイメージとはどんなものなのでしょう。自分でない誰かのイメージには何時だって心惹かれます。
第6話:眠る都市の底からへの応援コメント
霧煙る薄明の雲間に浮かぶ魂の舟。女人は迷いの標か、只の行きずりか。妄想が捗る、不思議な世界でございました。
作者からの返信
人の気配の絶えた深夜の、世界が空っぽな箱と化した中で、それまで鳴りを潜めていた自身の中にあった忘れられた夢の世界。記憶にないのに何処か懐かしい、放心した中で綴られる何処か余所余所しくも無関係という訳でも無い。そんな少し不思議な世界のお話でした。
コメント有難う御座います。ここの処、どうにも色々と滞りがちで……。そんな中わざわざ有難う御座います。
第6話:眠る都市の底からへの応援コメント
帰ってこない人たちもたくさんいるのでしょうか…ちょっと羨ましいような、まだまだそちらに行ってはならぬと引きとめる自分がいるような。
シンと人々が寝静まった闇の中でだけ乗ることのできる夢の船、素敵でした。
作者からの返信
昼の内には他の音に掻き消されてしまう心の最奥にある物が、全ての気配の消え去った深夜、漸く息衝き迷い出て来る。自分の中でずっと息を潜めていた物と、やっと出会えるような感覚。其処から話を作ってみた物です。
雲の続くその先へと行くも良し、未だ捨てられない今の自分へと戻るも良し。少しの間、そんな遠い処でボンヤリ過ごすのも良い物でしょう、きっと。
第6話:眠る都市の底からへの応援コメント
読書に没入し、そこから続く夢の世界。
空の海に浮かぶ船に乗って、綺麗な月を眺めている気持ちになりました。
不思議で美しいお話ですね。
作者からの返信
深夜の静けさの中で、漸く息衝きフヨフヨと浮かび上がって来る幻想のありったけを詰め込んでみました。
お気に召していただけたのなら嬉しいです。
第5話:スカイダイバーへの応援コメント
異世界ファンタジーのオープニングのような、壮大な世界観にワクワクしますね♪
配達人となったダイバーたちが出会う新たな世界、人、物に、私も会ってみたい気持ちです。
最初は使い道がわからなかったけどやがてノーベル賞級の発見だったとわかる…みたいな、時代が彼らについてきた感がありますね。
作者からの返信
コメント有難う御座います。
割とこんな風に設定じみた事を考えるのが好きなんです。考えたらそこで満足してしまって、広げようとは考えないのが、如何にも自分らしいと云うか、残念な所だな、と思います。思いはすれど、実行はしない。生粋の怠け者であるのです。
第4話:夜の國へへの応援コメント
なんだかコミックにして読みたいお話でした。影の人たちがひょろひょろやってきて、月の出すお酒を飲み、たまに黒服の男たちに連れられて…
この黒服たちはひょっとして星座作成業者なのでは?
暗闇がほっとすると同時に怖いのと同じく、このお話にも明るい面と暗い面が…
裏側が見えないのは月と同じですね(´艸`*)
作者からの返信
星座作成業者⇒きっと、彼等は夜な夜な定規と分度器を取り出して、”採れたて”の星たちを夜空に敷いているのかしらん? 何時だって空には星が不足しているのでしょう。
何処か人の世とは遠い、無邪気さと残酷さとが合わさった雰囲気を感じ取っていただき、嬉しく思います。
コメント有難う御座います。励みになります。
編集済
第3話:夢の世界の子供達への応援コメント
ふうーむ。浮かぶ絵は相変わらず詩的で美しくはあれど、今回はなかなかどう読んだらいいのか難しいです!
最初はSF的世界観で、未来に生まれたニュータイプの子供たちなのかなと思っていましたが、最後の方で、そうじゃなくて形而上学的な話なのかもしれないと思いました。まだ生まれる前の私たちの姿…
まあ、そんな理屈や筋は置いといて、浮かぶ風景をそのまま楽しませていただけばいいのかもしれませんね^^
作者からの返信
またまたコメント有難う御座います!
自分は基本イメージ先行型なので、その読み方で楽しんで頂ければ。
一応自分の積もりでは、子供達は仰る通りニュータイプ。新たな世界に適合した者達。一方の旧世代が世界から取り残された感じの。そんな旧世代が新たな世界、子供達に追い付く為に、半ば強引とも言える形而上学的思考で以て近接しようとする、と云った筋書きでした。分かりにくかったですね。
自分、秩序立った思考ではなく、飛躍気味の考え方をするタイプらしく、往々にしてこういう事が起こる様です。
編集済
第2話:或る夜、星がへの応援コメント
ついに銀河が収縮し特異点に至ってキュキュキュと凝縮されてしまったのでしょうか。
その先にあるものは永遠の終わりかもしれず、一瞬の終わりと終わらない終わりはどっちが幸せなんだろうと考えちゃいますね。
作者からの返信
再びコメント頂き有難う業御座います。
このお話では、もし、夢の世界が出来るとしたら、どんな過程の下でそうなるかと、無い知恵絞って考えた末に出来た物でした。星が降りて来る。自分の書く物の中では割と良く出てくるイメージですが、実際問題、それが現実に起こるとしたら……、どんな現象でそうなるのかと、またしても妄想を膨らませた結果がこれでした。
宇宙は、当然それに伴う現実の法則は失せ、後に残るは、全てが形になる以前の夢の無軌道な可能性の発露のみ。
夢の世界に現実的な裏打ちなど本来不要ですが、ちょっとやってみたかったのです。これで後は遠慮なく思う様夢の世界を堂々と展開出来ると云う寸法です。
第一話、二話と、このお話の紹介的な意味を込めた物でした。これより先にいよいよ本格的に夢の世界に埋没して行くアゲハワールド。上手く纏められるか、空中分解して跡形も無くなくなるか、宜しければ今後とも見守って頂ければ嬉しいです。
第1話:浸水世界の片隅でへの応援コメント
どこからともなく降り注ぐ雨に浸水されてしまったのですね……
彼女の方は、何が起こったかまるでわかっていないのだろうなあ。
作者からの返信
返信が遅れてすいません。ちょっとヘロヘロになっていて……。
鐘古こよみ様、何時もコメント有難う御座います。コメントもさることながら、その好奇心の広さ、知識の深さには何時も驚かされっぱなしです。正直、今回の話には誰の反応も無いだろうと思っていただけに、驚きと嬉しさでちょっと混乱していました。
今回は夢の世界がテーマです。この第一話は、自分では想いのままにならない夢の世界に就いて書いてみました。同時に、全体の紹介的な役目も兼ねています。浸水する度に、互いに全く関連しない場面に切り替わってしまう世界。正に夢の不条理さ理不尽さ。ある場面で培った関係性もがあっさりと失われてしまう。そして、ご指摘の通り、その事に気付きもしない人達。
現実と云う軛の無い夢だけが唯一の法則である世界があったら……、という妄想の下書かれたお話。今後ともお付き合い頂ければ幸いです。
読んで頂き本当に有難う御座いました。
第8話:空の花、地上の星~a romantic short story~への応援コメント
人知れず咲く花にも、
命の意味は宿り、
遥かなる星の孤独にも、
ひそやかな心は眠る。
花は星の寂しさを聞き、
星は花の慈しみに触れ、
その夜、空は初めて
やわらかな瞬きを覚えたのでしょう。
夢か幻か、
一幅の絵が筆先に降りたようでした。
花の露は、星の涙。
けれど、その光を映していたのは、
ほかでもない、
色街さんの言葉でした。
作者からの返信
静かな静かな夜の内に、夢のあわいのそのまた奥で、ひっそりと息衝く気配を感じた様な気がして、コッソリ伺う様に少しずつ言葉を紡いでいって、自ずと出来上がった様な。そんな不思議な感覚と共に出来たお話でした。自分が書いているというより、何かに導かれて、その上を自分の筆がなぞっている様な。
時々そんな事が起きるんです。言葉が次の言葉を導き出す様な。もしかしたら、自分は創作者では無くて、単なるメッセンジャーなのかも、と、そんな風に思ったりもします。創作者? そんなの自分には烏滸がましい。ただ自分は他の大きな声に掻き消されて、聞こえなくなってしまった小さな声に耳を傾けて、それを出来るだけ子細に書き留める、それだけの者である、と。
それは兎も角、書き上げた後、これは余りにも感傷的だな、と少し照れが入りまして、~a romantic short story~と半ば言い訳の様な副題を入れてしまいました。イランと云えばイランタイトルですが、どうにも恥ずかしくて。どうかお許しください。
このお話を見付けて下さり有難う御座います。自分が、ではなく、別の何か、世界の片隅でじっと息を潜めている何かがこれで少し報われた、と、そう感じます。