2026年2月23日 18:29 編集済
第1話 英雄の邂逅への応援コメント
「最高の鬱作品できた。お前ら盛り上げてもっと有名にしやがれくださいwww」とかいうスレから。真面目にレビューします。・句点抜け、独白の改行漏れ、|追葬する炎(エターナルフレイム)のルビミス。この辺りは単純に、文章として読みにくいです。・技名。追葬する、にエターナルと振るのは無理があると思います。技に追葬の要素がない以上、終わりなき/尽きない・炎/焔《エターナルフレイム》が無難だと思います。(特に、作者さん自身に知名度が無い場合、技名1つでブラウザバックを食らいかねないので、細かいところですが述べました)・場面展開が連続している点。今のままではぶつ切りだし、まるで日記のようで締まりがありません。いらない場面は削ぐ、要る場面を重点的に描くのをもっと意識すべきです。 一例を挙げると、覚醒のシーンは夜である必要がありません。ロイヤルパペットを買う→深夜の覚醒シーン→遊園地へ→戦闘シーン これを、仮に、ロイヤルパペットを買う→遊園地へ→怪人登場→覚醒&戦闘シーン こうしてみるとします。すると、怪人登場時に、主人公の心理描写はより切迫したものになり、緊張感ある展開が期待できます。物語は緊張と緩和で出来ているので単純に面白くなりますし、1場面削減できて、重要な場面に文字数が割け、テンポも上げられます。・視点がブレている点。最初の場面や、「その答えはロイヤルパペットが最も欲していた回答だった」、ここは語り手が、未来の赤城です。ならばこの物語の地の文は、その視点で、その口調で統一すべきです。 もしくは、プロローグを削除して(通り雨の描写→なんだか胸騒ぎがした。なんてのに差し替えるとかも◎)、完全に一人称視点にするかですね。 余談ですが、これが難しいようであれば、今作を日記形式に書き直してみてはどうでしょうか。1作目で(日記形式で)口調の統一を体得して、2作目以降で一人称視点での物語を綴る。このような方針で行けば、自然と作家らしい文が身につくと思います。・登場人物の情動への説得力。ひいては作品への没入感。作者さんは、登場人物の心情を読者に伝える力が、足りていないように見受けられます。これは、単純に描写力がイマイチなのも尾を引いてはいますが、場面の選択の瑕疵のせいでもあると思います。 ここでも覚醒シーンを例に挙げましょう(というか覚醒シーンがカタルシス0で正直浅いです。もう少し凝りましょう)。私なら、ロイヤルパペット(以下パペ)の第一声は、禅問答にはしません。ついでにタグから鬱要素を重視しているとお見受けしたので言わせてもらうと、鬱系を描く場合、落差が重要です。幸福の絶頂から不幸へ。人並みの幸せな日々が、失意の日々へ。このテンプレートに沿うのなら、「赤城とパペの関係は、最初は良好な状態にあること」をより強調するとよいでしょう(本文では、赤城がパペの口車に乗せられている構図です。赤城としては、パペに好感は持てていないでしょう)。これを踏まえ、いい感じの導入を考えてみます。 主人公のドジっ子さをアピールしたいなら、主人公が忘れ物をするシーンを挿入し、初会話を「これ、忘れ物だろ?俺が持って来といてやったぜ」「キャーシャベッター」とする。 主人公の勇敢さをアピールしたいなら、主人公が怪人と初めて対面するシーンで、覚醒前に主人公が吶喊。初会話を「お前、無茶なことするなぁ。俺が手を貸してやろうか」「キャー(略)」とする。 これらも一例に過ぎず、もっといい展開は考えればいくらでも出てくるはずです。こうすれば、パペとの初会話が禅問答である珍妙なストーリーラインも回避できますし、読者にとっての主人公像――解像度が、もちっとマシになると愚考します。 ちなみに、禅問答を入れたいなら、後々の回で入れればよいのです。療養回とか、戦闘後とか、色々ぶっこむ機会はあるでしょうよ。なんなら戦闘中、敵幹部…闇落ち魔法少女とかが、問うてくる。そんな展開も違和感ないですし。・主人公の設定を丁寧に練りましょう。主人公が優柔不断なのか、果断即決なのか掴みかねます。 戦闘面のレーダーチャート、コミュ力、道徳的アライメント、MBTI、人脈など。口癖、手癖。好きなもの、嫌いなもの。興味事(魔法少女ものだと、占い、噂話の好き/嫌い、お化けの信/不信。好きな色とかでさえ、曇らせのヒントになることがありますよね)。行動の積極性なんかは、上記の設定によって決まってきます。他にも、多人数が登場する場面では、こういう細かいところを練っておくだけで、会話パートを執筆しやすくなりますよ〜。 非公開で新しい小説「設定集」を作り、キャラ設定に始まり、キャラに言わせたい言葉、時系列表、伏線まとめ、世界観まとめ(ぽっと出のアーティスト、芸能人、国家元首を登場させる場合は、特に忘れがちなのでメモ推奨)etc…をメモるのがお勧めです。 パッと気になったのは以上です。これらの意見が、これからの執筆の一助になれば幸いです。頑張ってくださいね!
作者からの返信
全文見ました。本音は直視したく無い内容ばかりでめっちゃ刺さりました。でも、いま指摘してくれた事をきちんと踏まえた作品を作る事こそが真の神作を作る事と書籍化への第一歩になると信じて頑張ります個人的には文章と書き方がダメと言ってくれた事と具体的な改善方法を書いてくれた事が一番嬉しいです。裏を返せば文章や構想さえきちんと整えれば良作になるし ストーリーそのものを否定されたわけではないという部分が嬉しいです2話を書くモチベーションが上がりました。 2話は絶対完成させます。期待しすぎないで欲しいが、期待はほんの少しだけ持ってくれてると嬉しいです
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第1話 英雄の邂逅への応援コメント
「最高の鬱作品できた。お前ら盛り上げてもっと有名にしやがれくださいwww」とかいうスレから。
真面目にレビューします。
・句点抜け、独白の改行漏れ、|追葬する炎(エターナルフレイム)のルビミス。この辺りは単純に、文章として読みにくいです。
・技名。追葬する、にエターナルと振るのは無理があると思います。技に追葬の要素がない以上、終わりなき/尽きない・炎/焔《エターナルフレイム》が無難だと思います。
(特に、作者さん自身に知名度が無い場合、技名1つでブラウザバックを食らいかねないので、細かいところですが述べました)
・場面展開が連続している点。今のままではぶつ切りだし、まるで日記のようで締まりがありません。いらない場面は削ぐ、要る場面を重点的に描くのをもっと意識すべきです。
一例を挙げると、覚醒のシーンは夜である必要がありません。
ロイヤルパペットを買う→深夜の覚醒シーン→遊園地へ→戦闘シーン
これを、仮に、
ロイヤルパペットを買う→遊園地へ→怪人登場→覚醒&戦闘シーン
こうしてみるとします。すると、怪人登場時に、主人公の心理描写はより切迫したものになり、緊張感ある展開が期待できます。物語は緊張と緩和で出来ているので単純に面白くなりますし、1場面削減できて、重要な場面に文字数が割け、テンポも上げられます。
・視点がブレている点。最初の場面や、「その答えはロイヤルパペットが最も欲していた回答だった」、ここは語り手が、未来の赤城です。ならばこの物語の地の文は、その視点で、その口調で統一すべきです。
もしくは、プロローグを削除して(通り雨の描写→なんだか胸騒ぎがした。なんてのに差し替えるとかも◎)、完全に一人称視点にするかですね。
余談ですが、これが難しいようであれば、今作を日記形式に書き直してみてはどうでしょうか。1作目で(日記形式で)口調の統一を体得して、2作目以降で一人称視点での物語を綴る。このような方針で行けば、自然と作家らしい文が身につくと思います。
・登場人物の情動への説得力。ひいては作品への没入感。作者さんは、登場人物の心情を読者に伝える力が、足りていないように見受けられます。これは、単純に描写力がイマイチなのも尾を引いてはいますが、場面の選択の瑕疵のせいでもあると思います。
ここでも覚醒シーンを例に挙げましょう(というか覚醒シーンがカタルシス0で正直浅いです。もう少し凝りましょう)。私なら、ロイヤルパペット(以下パペ)の第一声は、禅問答にはしません。ついでにタグから鬱要素を重視しているとお見受けしたので言わせてもらうと、鬱系を描く場合、落差が重要です。幸福の絶頂から不幸へ。人並みの幸せな日々が、失意の日々へ。このテンプレートに沿うのなら、「赤城とパペの関係は、最初は良好な状態にあること」をより強調するとよいでしょう(本文では、赤城がパペの口車に乗せられている構図です。赤城としては、パペに好感は持てていないでしょう)。これを踏まえ、いい感じの導入を考えてみます。
主人公のドジっ子さをアピールしたいなら、主人公が忘れ物をするシーンを挿入し、初会話を「これ、忘れ物だろ?俺が持って来といてやったぜ」「キャーシャベッター」とする。
主人公の勇敢さをアピールしたいなら、主人公が怪人と初めて対面するシーンで、覚醒前に主人公が吶喊。初会話を「お前、無茶なことするなぁ。俺が手を貸してやろうか」「キャー(略)」とする。
これらも一例に過ぎず、もっといい展開は考えればいくらでも出てくるはずです。こうすれば、パペとの初会話が禅問答である珍妙なストーリーラインも回避できますし、読者にとっての主人公像――解像度が、もちっとマシになると愚考します。
ちなみに、禅問答を入れたいなら、後々の回で入れればよいのです。療養回とか、戦闘後とか、色々ぶっこむ機会はあるでしょうよ。なんなら戦闘中、敵幹部…闇落ち魔法少女とかが、問うてくる。そんな展開も違和感ないですし。
・主人公の設定を丁寧に練りましょう。主人公が優柔不断なのか、果断即決なのか掴みかねます。
戦闘面のレーダーチャート、コミュ力、道徳的アライメント、MBTI、人脈など。口癖、手癖。好きなもの、嫌いなもの。興味事(魔法少女ものだと、占い、噂話の好き/嫌い、お化けの信/不信。好きな色とかでさえ、曇らせのヒントになることがありますよね)。行動の積極性なんかは、上記の設定によって決まってきます。他にも、多人数が登場する場面では、こういう細かいところを練っておくだけで、会話パートを執筆しやすくなりますよ〜。
非公開で新しい小説「設定集」を作り、キャラ設定に始まり、キャラに言わせたい言葉、時系列表、伏線まとめ、世界観まとめ(ぽっと出のアーティスト、芸能人、国家元首を登場させる場合は、特に忘れがちなのでメモ推奨)etc…をメモるのがお勧めです。
パッと気になったのは以上です。これらの意見が、これからの執筆の一助になれば幸いです。頑張ってくださいね!
作者からの返信
全文見ました。本音は直視したく無い内容ばかりでめっちゃ刺さりました。
でも、いま指摘してくれた事をきちんと踏まえた作品を作る事こそが真の神作を作る事と書籍化への第一歩になると信じて頑張ります
個人的には文章と書き方がダメと言ってくれた事と具体的な改善方法を書いてくれた事が一番嬉しいです。
裏を返せば文章や構想さえきちんと整えれば良作になるし ストーリーそのものを否定されたわけではないという部分が嬉しいです
2話を書くモチベーションが上がりました。 2話は絶対完成させます。
期待しすぎないで欲しいが、期待はほんの少しだけ持ってくれてると嬉しいです