序幕・参:【遺滓の記憶:魂のアーカイブ】への応援コメント
離脱ポイントを探す企画から来ました。
企画の趣旨に合わせて、あえて少し気になったところも書かせていただきます。
まず世界観の作り込みがすごいなと思いました。
感情や欲望を漂白された管理社会とか、その裏側に溜まっていく「穢れ」とか、マガツヒノカミの存在とか、かなり重くて独特な雰囲気がありました。
文章もかなり濃くて、退廃的というか、神話っぽい空気が強くて、刺さる人にはかなり刺さる作品だと思います。
ただ、すみません。
私の読解力が足りないせいもあるのですが、序幕の段階で固有名詞や世界観の言葉が一気に出てくるので、少し整理しながら読む感じになりました。
雰囲気はすごく好きなのですが、「今、誰の何を追えばいいんだろう?」となる場面も少しありました。
白石杏奈がアンナという母親の情念に触れて、ただの監視プログラムからマガツヒノカミへ変わっていくところは印象的でした。
あそこは感情が見えて、個人的にはかなり読みやすかったです。
全体的に、かなり設定が練られている作品だと思いまいた。
ただ、序幕から情報量が多いので、最初にもう少しだけ読者が掴まれる人物や出来事があると、私のような読者でも入りやすそうです。
世界観の圧と雰囲気は本当にすごかったです。
こういう濃い世界が好きな人には、かなり刺さる作品だと感じました。
序幕・壱:【漂白された黄昏】への応援コメント
僕はこの導入を読んで、「穢れ」を単なる悪ではなく、人間らしさそのものとして描こうとしている作品なんだと感じました。
白石が漂白ではなく悪意を守り育てる側へ立つ構図が鮮烈で、整いすぎた世界ほど不気味になるという価値観にも惹かれます。