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  • (ダンジョン・地下秋田。入口の酒場【曲げわっぱの盃亭】にて)

     朱里夏「はぐはぐ⋯⋯がつがつ⋯⋯」
     クロイツ「グビグビ⋯⋯刈穂は悪くないわなあ。天の戸はリピートしたいし、買っていこうかなあ。いやー、ポン酒も辞められへんわあ!」

     酔いどれ猫が、戦力になるのかコイツは。
     よっす。三池苺姫だ。獅子(幼児)と朱里夏さんとの三人(と一匹)パーティでお届けするぜ。
     アーウィナさんが手に入れた素材と、ここで手に入る素材。
     それらで解呪薬を作れば、獅子を元に戻せるはずだ。

     つーか朱里夏さん、比内地鶏からだまこ鍋から横手焼きそばまで、食いすぎじゃないだろうか。
     まあ『五貴くんとダンジョンデートしたかったのに、またデカチチ(兎極)に邪魔されたー』とか言ってたから、ヤケ食いなんだろうけど。『異世界やダンジョンに行ける』と知った現代人にも「行きたい・行きたくない」の賛否両論はあるもんなあ。

     獅子「苺姫ちゃん、あ~ん♪」

     むぐむぐ⋯⋯反射的に、差し出されたぶたんぽ(きりたんぽの豚肉巻き)を食べる。
     むう、素直でショタっぽい獅子にも、愛着はあるんだよなあ。
     でも⋯⋯アタシは元の姿の獅子と、現代で暮らしたいから⋯⋯このミッションは、はやり成功させないとな!

     ーーお。新しいドラマ(即死能力カノジョ)がテレビでやってるぞ。ちょっと見ていこうかな。


     ふむふむ。何だか獅子が増えたみたいな主人公だなあ。
     ヒロインは、作者さんからすれば斬新なデザインかもしれない(外見は、クール美人な野々原さんっぽいかな)。
     つーか、即死能力は「回数無制限、相手の抵抗も突破」とかじゃ完全にチートだし、何か制限はあるんだろうなあ。
     天仁も、「すぐに叡智出来る娘」が近くに来たけど⋯⋯それをしたら一生離れられなくなりそうだな。そんな若いうちから、「人生の全確定」をしたくはないだろうし。
     とはいえ「公認カップル扱いで、半同棲スタート。ちょいエロなイベントを重ねつつ、次々と外堀を埋められていく展開」は、読者にプチバズな要素だと思うぞ。実際、初日☆の出だしもいいしな。
     心愛の行動力に加え、「過去との葛藤」とか「心の成長」とかも、ストーリーの重点だろう。


     ーーそんなこんなで食事休憩を終え、いよいよ探索開始だ。
     15階層のボスに挑むので、かなりの大荷物だ⋯⋯アーウィナさんから借りた「シュリンクバッグ(モンスターボールのように、装備を縮小させて入れるカバン)」がいい感じだ。

     魔物戦も少しは慣れたけど、大丈夫かな。ダンジョンは罠や野営もあるし。

     獅子「苺姫ちゃん、俺がついてるからダイジョーブだぜ!」

     うっ。子どもの姿なのに、握った手の感触や力強さは、あの頃のままだ。
     不安もどこかに飛んでいくような、獅子の前向きさは、今も変わらないんだなあ⋯⋯よし、行くぞ!

     朱里夏「二人ともダンジョンは初めてらしいね。まあ、慎重気味に行こうか。」
     クロイツ「せやなー。低階層でも割と、大怪我をする要素は多いんやで。」

     あれだけ飲み食いしてたのに、元気だなあ⋯⋯頼りにしてるぜ。
     そして皆で『地下一階』への、転移魔法陣をくぐったーー

    (続く)

  • >「お前さ、悪い奴じゃないんだけど、絶望的に女から好かれない性格してるよ」
    >「ドスケベ過ぎるから」
    >「お前はスケベが過ぎるんだよなぁ」

    最近の小説では彼氏持ちや既婚者ばっかり狙って、脳内「おっぱい揉みしだく!」「彼氏から寝取ってヤる」とかそんな事ばっかり考えてるドスケベ間男キャラ多いの考えたら、彼の方がマシなのでは??(笑)

    作者からの返信

    天仁君は一切、隠さないオープンドスケベですからね。とっても正直者です。しかしやっぱりおっぱいおっぱい言い過ぎなのは女の子に好かれませんね……。