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  • 無色透明のへの応援コメント

    世界そのものには意味が存在せず、意味は見る側が与えるものなんだ──という主観と他者との関係が、読んでて自分の思想を見つめ直すようでした……

    色彩が歪んだ幻想的な世界は現実そのものではなく、意味づけられた知覚の象徴として、世界の在り方よりも『どう見るか』が重要であることが伝わりますね。
    他者の感じ方は決して自分の意味にはならないという認識が繰り返される一方で。
    『あなた』という存在を通して自分の意味が形作られていく構造が、孤独と繋がりの両方を同時に肯定しているふうに感じました。

    世界の反転や色のモチーフも、固定された意味の否定を視覚的に表していて、抽象性と感情が自然に結びついている。
    虚無に寄りながらも、最終的には二人で意味を刻んでいくという静かな希望に着地している……まさにビターエンドっぽくて凄く好きです!
    めちゃくちゃ面白かったです、良い小説に出会えました!