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  • 声に導かれながら進む主人公の葛藤と、垣間見える終末世界の状況に、強く引き付けられながら拝読いたしました。

    彼女の声を聞き、初めて「生きている」実感を得られた主人公にとって、世界が終わる前の日常なんて、ゆめまぼろしのように虚ろなものだったのでしょう。
    荒廃した世界の様子は、その日常というゆめまぼろしが醒めたあとに残った残骸のようです。

    しかし、主人公の生きる目的になった通話相手もまた、実在と幻の間にいるかのような結末がとても示唆的に思いました。

    旅を終え、自己愛と他者への愛を学んだ主人公が、この後どのように終末世界を生きたのか、とても気になります。

  • 自主企画に参加させていただいております。

    導入で読者に「公園で電話をかけている」という情報しか与えず、「……壊れてる」から一気に荒廃した世界が広がっていく描写がとてもいいですね!

    「家」というものを忘れつつある主人公、引きこもりがちな通話相手、そもそも世界はどうしてこのような状況になっているのか……引き付けられる謎が多い第一話でした。