酸素に溺れるへの応援コメント
企画へのご参加ありがとうございます。
一文字一文字が、叫びのように胸に突き刺さりました。スクールバスから始まる閉塞感と、その中で必死に「酸素」を求めてもがく主人公の姿が、痛いほど伝わってきます。
■ 最後まで読んだ感想
「大丈夫?」という言葉の空虚さや、周囲の善意が逆に虚しさを加速させる描写が、あまりにもリアルで息が詰まりそうでした。
何より、保健室へ行くことを拒み、傷を抱えた彼女の隣に居続けることを選ぶ「共依存的で、けれど唯一の救い」である関係性が、冬の朝の空気のように冷たく、切実で、目が離せない文章になっています。
■ お題「比喩」の活用について
今回のお題である「比喩」が、この息苦しい世界を表現するために研ぎ澄まされていましたね。
「梟のように目を光らせる人達」:捕食者を連想させる梟という比喩が、教室の不穏な空気を一瞬で作り上げていました。
「檻の中に足を入れた」:学校、教室のような逃げ場のない場所を檻と表現することで、主人公の絶望感がより深く響きます。
「酸素に溺れる」:タイトルにもあるこの隠喩。吸いすぎても苦しい、受け入れるだけで吐き出すことが出来ない、生きているだけで精一杯な状態を「溺れる」と例えたセンスに、思わず唸りました。
■ 最後に
「飼育人はただ檻を眺めている」という結びの一文。先生や保護者の方からと思われるこの無力感と冷徹な視線が、読後も心に重く残っています。
この文芸部の部室に、言葉にならない感情を置いていってくださり、ありがとうございました。また二酸化炭素を吐き出す場所が見つからない時は、この文芸部にいつでもお立ち寄りください。
作者からの返信
読了、そしてコメントありがとうございます。
返信が遅れてごめんなさい。
こんなにも深く分析してもらえて、本当に嬉しいです。
この物語を書いたときは本当に苦しい時期だったので、乱雑であってもどれだけこの心象をそのまま書けるだろうか、と書いた作品です。
忘れていたのですが、酸素もありすぎると毒だということを思い出し、酸素中毒になりやすいダイビングに喩え「酸素に溺れる」というタイトルにしました。
改めまして、このような感想をくださり、本当にありがとうございました。
酸素に溺れるへの応援コメント
「大丈夫?」って言葉、無意識によく使ってしまいますが、便利であり残酷な言葉でもありますよね。大丈夫じゃないって、見れば分かるのにね。反省です。
学校という檻の中で、息を詰まらせながらも日々を過ごす彼ら。
最後まで読むと、二行目の祈りの意味も理解できました。
吐きたいのに吸うことしかできない苦しさ、この感覚は分かります。
依存であり、ある種救いのようでもある二人の様子が印象的でした。
解釈が間違っていたらすみません。
作者からの返信
読了、コメントありがとうございます。
嫌いな「大丈夫」という言葉を、自分も多用していないだろうかと考えて書いた物語なので、そのように振り返っていただけてとても嬉しいです。
実は最後の独白はいくつか候補があり、私が読者側なら一番突き刺さるだろうというものを選びました。
二人の関係性はその解釈で合っていると思います。
ありがとうございました。
酸素に溺れるへの応援コメント
私の自主企画にご参加ありがとうございます。
学生時代、狭い世界に閉じ込められ、狭い人間関係で逃げ場のない閉塞感を
感じていただことを思い出しました。
窒息するような感覚。まさに酸素に溺れるですね。
今後の執筆活動も応援しております。
よろしければ私の作品も見に来てください。
★を置いていきますね。
作者からの返信
読了、そしてお星様ありがとうございます。
学生時代の閉塞感を思い出していただけたのなら、ある意味この書き方は正解だったかもしれません。
今回は文が整っているかどうかよりも、醜い感情をダイレクトにぶつけるかを意識しました。
私も、詠み人知らずさんの執筆活動を影ながら応援させていただきます。
ありがとうございました。
編集済
酸素に溺れるへの応援コメント
読了しました。
「檻」という言葉がずっと心の中で残っています。
雑音から逃げられる場所なんてどこにもない。十分に息継ぎをすることもできない。誰も、わかってくれない。「共感」という仮面を被った怪物が、襲ってくるようで。
ああ、わかる。心の底から、そう思いました。
ありがとうございました。
追記です。
「共感」という言葉を使っておきながら、わかったようなことを言ってすみませんでした。
不快でしたら教えてください。
何度も言って申し訳ないですが、無理、しないでくださいね。
作者からの返信
読了、レビューありがとうございます。
まず、不快には少しもなっていません。
私自身、ハートとお星様単独でもらうことよりも、読んでくださった方のコメントを読む時間がとても好きなので、どんなコメントであっても(中傷コメントは除いて)大切に読ませてもらってます。なので、その点については安心してほしいです。
澪さんのコメントを読まれて、何となく察しられたかもしれません。
明言はできないのですが、休ませてもらっていた理由が滲み出ていると思います。
ですがこうやって書けるくらいには回復しているので、無理をしない程度に、執筆を仕事感覚ではなく楽しみとしての程度でやっていきたいなと思います。
ありがとうございました。
編集済
酸素に溺れるへの応援コメント
過去作に突然コメント失礼いたします(_ _)
殺伐とした息苦しい教室の空気がひしひしと伝わってきました。こちらまで居心地の悪さを思い出すような。
「逃げていいんだよ」「学校だけが世界じゃないんだよ」とよく言いますが、事実 学校が主の世界で生きている学生には、そんな発想も方法もとても現実的ではありませんよね。
「大丈夫?」は、私も過去に主人公と同じことを思ったことがあります。
「大丈夫?」は「大丈夫か元気か」を聞きたいのではなくて、「大丈夫ではなさそうだから、声をかけに来たよ」の意、その代名詞として皆使っているんだ、と自分を納得させて以降は、結局私も使う側に回ってしまっています、反省……。もっと気の利いた言葉、思い付きたいですね。
自分語り大変失礼しました。
描写がとてもリアルで、身につまされるお話でした。面白かったです(という言葉が適切でなかったらすみません)。
作者からの返信
初めまして。やまなしと申します。
コメントをいただけることがとても嬉しいです。(注目の作品に載っていたのかしら、と勝手に思っています)
この作品は、「過去にあった辛い出来事は未だに心身ともに影響を与える」ということを書きたくて書きました。
「大丈夫?」という言葉についても、この時期にその言葉の意味を考えていたことからきています。
時と場合によってはこの言葉が救いになることもあるので、難しいですね。
今でも「大丈夫?」の代わりになるより良い言葉を探しながら生きています。
私は、伽夜さんがご自身の体験と共にこの作品を読んでくださったことがとても嬉しいです。なのでお気になさらないでください。
もしお時間があれば、「灰の灯籠」という作品も読んでくださると嬉しいです。
「酸素に溺れる」のときは未完成だったものを書ききることができた作品です。
コメントをくださり、本当にありがとうございました。