プロローグへの応援コメント
茶房カフカでは、底知れない情念を秘めた人物という印象があったトキワですが、幼少期からすでにこの感性の持ち主だったのですね。
私は音楽に全く素養が無いのですが、佐藤様の作品に触れて、「読む音楽」の楽しさに目覚めつつあります。
楽しみに拝読させていただきます!
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。こちらにもお越しくださり、ありがとうございます!
雀百まで踊り忘れずと言いましょうか、三つ子の魂百まで言いましょうか、トキワ改め柚葉は幼いころからこのような独特の感性を持っておりました。でも、この頃はかわいげもあったのですよ。
音楽の描写は手探りでして、過不足あって読み手さまをやきもきさせてしまうかもしれませんが、できるだけ楽しんでもらえるようにがんばりまーす!
コメントをありがとうございました m(_ _)m
師事ー1への応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
緑子さんが柚葉さんの繊細さを理解できるのは、これまでの経験の蓄積だけでなく自身の繊細さによるものなのかも、と感じました。素敵な先生ですねえ、緑子さん……
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは。拙作へお腰下さり、どうもありがとうございます。
ふふふ、もう、声に出してお呼びすることもできますよ、おんべさま!
緑子は確かに経験も豊富なピアニストですが、彼女自身の気質や繊細さが柚葉にぴったりだったということは大きいでしょう。
意外にね、緑子も繊細なところがあるのです。ひたすら傲慢に見えますけれど。遠部さま、なぜお気づきに?! あ、遠部さまも繊細なのですね、きっと。
素敵な先生と言ってくださり、とても嬉しいです。
コメントをありがとうございました。
師事ー1への応援コメント
トキワさんの奏でる音にも、ほんの微かではあるかもしれませんが、感情が乗っていて、色がついていだんですね…まるで、52Hzのクジラのような、届きにくいけど存在している音色が。
抑えがたい感情…緑子さんのこの言葉に連なる思考が、後のトキワさんに多大な影響を与えている気がしてなりません…!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらもお読みくださり、どうもありがとうございます。
柚葉の灰色の演奏は、コントラストを強調してみると、あらら、きちんと強弱が浮かび上がってきましたよ、という感じでした。実際、耳が良すぎて大きな音が苦手だと、そんなふうになりがちじゃないかなあ、と。
52Hzのクジラたちは未読なのですが、そういう繊細な音のお話なのですか? ちなみに、映画は大分もロケ地のひとつだったようです。
緑子の思想や言葉は、柚葉からトキワを作り上げるうえで、欠かせない建材になっているでしょう。緑子あってのトキワです。
コメントをありがとうございました。
回想への応援コメント
緑子さんがピアノをやっていることには、このさよ子という人が何か関わっていそうですね。
そして、幼いトキワさんの影響をも受けている緑子さん…それだけトキワさんに才能を感じているのかもしれませんが、緑子さん自身、実は柔軟に周りの人の技術を吸収していくタイプなのでは…なんて思いました😅常に自分をアップデートしていく。そんなプロ意識にもつながっているように感じます!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
緑子とさよ子のつながりに関しては、この先も断片的に語られていきます。緑子がまだ幼い教え子の影響を受けたのは、ジロギンさまのご推察どおり、教えるだけでなく、自分自身も吸収していくタイプだからでしょう。プロであれば、ある地点に到達できたとしても、常に自分の能力や感性をブラッシュアップし続けねばならないですよね。終わりが見えない努力です。精神的にきつそうです。
コメントをありがとうございました。
師事ー1への応援コメント
物凄く素晴らしい先生に師事した柚葉。
それが理解できるのは、きっともっと大きく
なってからでしょうが、少なくとも石竹先生の
レッスンはとても居心地が良い場所になって
いるのでしょうね。
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
そうですね、子供のころ、あるいは大人であっても、教わっている最中って師のありがたさに気づけないもの。それを実感するのは、離れてみてから、ですね。
おっしゃるように、このレッスンは居心地の良いものになっていそうです。頭ごなしに「こうしなさい」で導くレッスンではなく、考えさせ、選び取らせる方針は、少なくとも柚葉には合っていたようです。
コメントをありがとうございました。
編集済
入門ー2への応援コメント
これまで演奏の形という表現の自由を抑圧された教育環境によって柚葉ちゃんは押しつぶされてきた。奏者の口からではなく奏でられた音質からすぐに察知し考察を交え、慈愛の至りと期待を膨らませる緑子さんの慧眼と経験的な聴力とが素敵ですね。
何より音楽の形式や論理にとらわれない自由な奏法が印象的です。柚葉ちゃんの思い出を引き出し、一つのストーリーとしての音楽を表現させる、緑子さんは心の瞳のピアニストだなぁって感じるのです。
緑子さんのもとで丹念に経験を積めば柚葉ちゃんは誰もが認める素晴らしいピアニストになれると強く感じます。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
柚葉の演奏は緑子を驚かせるほどアンバランスでした。技術は年齢をはるかに超えるものを持っているのに、ちっとも面白くない演奏しかできない、と。ピアノを学ぶ子供たちは、ひとりひとり、習得すべきものは異なっているのでしょうが、足りないものに敏感に気づき適切に教えてくれる先生はなかなかいないでしょう。今までのY先生も……。緑子が柚葉に興味を持ってくれたのは、柚葉がピアノを学んで行く上で大きなターニングポイントになりました。
「心の瞳のピアニスト」という表現が刹那さまらしくて、とても良い言葉だなあと思いました。
コメントをありがとうございました。
回想への応援コメント
リストの『鬼火』が似合うさよこさんというのは
何となくどんな方なのか、想像出来ますね!
そして、どうしてピアノの先生らは「それは
鬼火じゃない」とか鬼火弾いてても言うのかw
でも「それはリストじゃない」とか言われなくて
良かった…。
そして市井…彼らは長い付き合いなのですね。
(イチイってオンコの木だな、と今ふと思う)
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます!
ピアノの先生の「それは○○じゃないわ!」、いかにもありそうです (^^;) たぶん、私も子供のころに口が酸っぱくなるほど言わせていたはず。
そしてご明察! 「市井」はイチイ、オンコの木です。『茶房カフカ』では登場人物たちは色の名前でしたが、本作、木関係の名前と色の名前が入り乱れておりますよ。探して楽しんでくださいー。
コメントをありがとうございました!
編集済
入門ー1への応援コメント
まるで道民が地理的な観点も含め冬の厳しさを経験的にありありと描いたような冒頭。素晴らしい。
灰色のモーツァルト? どうしたらこんな表現ができるのだろう。地味だから? 華々しくないから? つきはぎだらけ? 様々なネガティブをオブラートに包んだ灰色という表現が秀逸です。
それはさておき、緑子さま、なんて研ぎ澄まされた繊細な心の声を残してくれるのか。
小さな鼻鳴さえ、柚葉の洗練された聴覚に拾われた先の幾ばくかの狼狽さえ美しく感じる。
これは文学を超えた芸術ですね。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
この一話、比較的地味な話であるのですが、自分としてはなぜかとても気に入っている箇所なのです。その要素をひとつひとつ丁寧に取り上げてくださっているこのコメントを見て、とても嬉しくなりました。
ここで柚葉の演奏の欠点が出てきました。とにかく華といいますか、色彩に乏しいんですね。市井や緑子にはすぐにそれが分かったようでした。緑子のちょっとしたしぐさに敏感に反応する柚葉。彼女の聴覚もまた、鋭いですからね。
過分なお言葉をいただき恐縮すると同時に、同じ感覚を共有してもらえたことに舞い上がっています。
コメントをありがとうございました。
入門ー2への応援コメント
何事も、まずは上手な人の真似から始めて、少しずつ自分らしくカスタマイズしていくのが基本だと思います。しかし当時のトキワさんはまだ6歳。自分らしさなんて分からなくても当然ですよね。緑子さんの演奏をコピーできる技量があるだけでも、今は十分過ぎるといったところでしょうか。
ピアノの練習を続けていれば、譜面通りに弾いたり誰かの演奏を模倣したりといったことはできるようになるのかもしれません。いわゆるプロと呼ばれる人たちはその先、譜面にも書いていないし、誰のものでもない演奏を確立している…のだと思います(完全に素人意見です😅)。この領域は誰も答えを知らない、答えのない世界。そこから自分らしい演奏を見つけ出すのは、至難の業だと、素人の私でさえ感じます。
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。お加減いかがでしょうか?
さて、いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
何かを習得する場合、模倣から入り、その上に独自の技や魅力を積み上げていくのはそのとおりだと思います。
コピー能力、つまり指を操る基本的な技術に加え、微妙な調子を聞き分ける能力とそれを記憶する能力に柚葉は人並み以上に長けていたようです。でも、これを突き詰めるだけではアマチュアどまりでしょう。ここから「自分」をどうやって表現していくか。人々を魅了するような音を作り上げていけるのか。これは、のちのち、彼女の生き様や人生対する覚悟までもが関わってくることかもしれません。
今はまだ六歳児、まずはもう少し基本的なところから学んでいきます。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
セコンドがうみおとした始まりの打鍵から、地底でとどろく終焉へと向かう弔いの一槌まで。
まだ幼い柚葉ちゃんにとって忘れられない余韻として残り、音が人心を引き合わせる素晴らしさを感じます。柚葉ちゃんは音を聞き分ける優れた耳を持っているのでしょうね。
いくら実績のある素晴らしい先生に巡り会えても相性が良くなければ長続きしません。
緑子さんへの師事となるのか、祈りたい思いです。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
幼い時期に、深く記憶に刻まれるような体験ができるって、幸運なことかもしれません、それを人生の道しるべとして邁進していけるなら、なお、幸せなことですね。
ぼんやりとして、あまり表情のない柚葉ですが、良い耳を持っているようですよ。
さて、劇的な出会いをした緑子に柚葉は師事することがかなうのか、これからの展開をお楽しみください。
コメントをありがとうございました。
出会いへの応援コメント
注釈ありがとうございます。
オケとはオーケストラの略でしょうか。
すみません素人で。
音楽を題材とした優れた小説は音が立体的に見えるだけでなく、その背後に演者の人となりや過去が見えると聞きます。
音楽小説では約10年ほど前に恩田陸著の『蜜蜂と遠雷』を読んだことがあるのですが、それに近い感性や描写力をこの小説から感じます。
私には到底得難い経験や知識、音楽の奥行きや醍醐味などを佐藤様からよい刺激として頂いております。
くれぐれもお体に気をつけて、連載頑張ってください。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
はい、オケはオーケストラです。この作品、注釈を最低限しかつけていないので、なにこれ?!が今後も出てくるかもです。もし、お気になったらいつでもご質問ください m(_ _)m 私も音楽は専門家ではないので、ニュアンスをはき違えていたり、勘違いしたりがあるかもしれません。突っ込みも大歓迎です。
『蜜蜂と遠雷』はずっと存在は知っていたのですが手が出ず、縁あって読んだのは本作を書き始めてからでした。音楽をこのように徹底的に「読ませる」のもありなんだ、と励まされたのを覚えています。音楽専門家からしてみると、ナンセンス!と感じられる箇所も多いかもしれません。音楽家の日常や練習光景など、具体的なことは本職を満足させるような描写にはできないかもしれませんが、音楽が日常にもたらす彩りや高揚を文章に写し取れていたら嬉しいことです。
刹那さまも肩ひじ張らずにお楽しみいただけたらと存じます。
コメントをありがとうございました。体調へのお気遣いもありがとうございます! 今回は見事に咳のみの症状なんですよね。刹那さまもどうぞご自愛くださいね。
入門ー2への応援コメント
ゴジュウカラって鳥、検索しました。綺麗ですね!
柚葉の才能!すごいようです♪
ところで佐藤さん、文体が変わった気がするのですが、作品によるのかな。
初めて読んだのは、一文が長い文体でした。
作者からの返信
七月七日さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
ゴジュウカラ、可愛いでしょう? 落ち着きのない鳥 (^^;)で、忙しなく動く様子もまた可愛らしいのです。
文体変わりました? あまり意識していないのですが。七月七日さまは『天窓』からお読みくださったのでしたっけ? もしかしたら、あれはだらだら長い文が多かったのかな?
コメントをありがとうございました。
編集済
入門ー2への応援コメント
コの字型の家はくど造りと言って、九州北部の古い住宅に見られる建築様式です。中庭を包むような構成が好きなので、私もよくやります。
本筋には関係ないですが、北東は鬼門ですが南西は裏鬼門にあたりますので、敷地の狭い都市部ではともかく、敷地の広い地方の住宅ではあえて裏鬼門に玄関を配置するのは珍しいです。なのでそう言った築年数の経った住宅があれば、施主が家相など気にしない先進的で柔軟な思想の持ち主だったんだろうなと、深読みしてしまうのが建築屋の性です^^;。
最近では家相なんて、知らない人も多くて気にする人は少ないです(商売をしている人は今でも結構気にします)。物語に出てくる家の設定に反映される必要なんて、もちろんないと思います。ただ、ネタとしては何かに使えるかもしれないので一応書いておきました。
ゴジュウカラとシジュウカラはいるのに、サンジュウカラとか二ジュウカラはいないんですね。言葉の響きに、中年の悲哀を感じます^^;。
追記>家相はその部位の面している向きではなく、建物重心からの位置で決まります。コの字型の場合、重心は中央部分の南寄りになると思いますが、そこから南西位置であれば裏鬼門になります。但し重心位置によっては西南西になるので、その場合は玄関は吉相になったりします。重心の位置が流派によって違ってくるので、結局何のあてにもなりません。我々がチェックするのは、難癖をつけてくる親戚の人間に反論する理論武装をするためと言う感じです。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
家相は一応考えていたはずなのに、あれ?と思って見直して気付きました。
玄関の向きは南なんです。「南に開いたコの字」なので。そうすると、両端は、西側(コの字の上端)と東側(コの字の下端)となります。ふたつある南端の西側ということで、南西端と安直に書いてしまいましたが、これじゃ、方角が変わっていますね(^^;)後で直しておきます。ありがとうございます!
以前にもどこかで書いた気がしますが、北海道だと西日の入る家がとても好まれていたので、家相と日当たりとがバッティングしたら、日当たりを優先するかもしれないですね。
ロクジュウカラやシチジュウカラもいないのですよ。なんででしょうね。
コメントをありがとうございました。
追記)南向きの玄関もダメだったー!?
編集済
入門ー2への応援コメント
最初は緊張したけれど、本物の理解者に出会えた
柚葉は、この瞬間にピアニストへのスタート
ラインに立てましたね。石竹先生の苦悩の
人生は、それでも誇らしく素晴らしい
ものだったのでしょう。彼女のイメージが
自分の脳内で◯ジコ.Hなんですがw
実際の彼女が弟子を取るならきっと柚葉の様な
子供だったのでは…と想像が掻き立てられました。
遂に出てきた『ゴジュウカラ』とても綺麗な
鳥ですよね。
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
緑子が○ジコさんのイメージだというのが、ちょっと面白かったです! あのピアニストの○ジコさんですよね? 頑固そうでちょっと偏屈にも見える雰囲気は合っていそうですよ。柚葉がこの緑子に師事できたのは、彼女の人生の大きな分岐点になりました。
ゴジュウカラは動きも面白いし、見た目も実はかなり愛らしい鳥です。尾の短いところがアンバランスで、また良いのです😊
コメントをありがとうございました。
プロローグへの応援コメント
新作ありがとうございます。
冒頭から佐藤様の美文に引き込まれますね。
深緑のピアニストから奏でられる昏い旋律が、光の届かない深海の色合いに調和していて美しいです。
ここにトキワさんがピアニストを目指すようになったきっかけが描かれるのかな?
連載楽しみにしていますね😊
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。拙作へおこしくださり、どうもありがとうございます。
旋律の昏さと海の色との調和を感じ取ってくださり、とても嬉しいです。子供のころのトキワはこの音に強烈に引き付けられたようですね。ピアニストになりたいと思った原点はここにありそうです。
コメントをありがとうございました! ゆるゆると更新していきますので、のんびりお付き合いいただけますとありがたいです。
入門ー1への応援コメント
緑子さんは、トキワさんの内に自身と同じものを垣間見た…そんな感じがします。トキワさんの気持ちについて察する洞察力・感性もトキワさんとマッチしているように思います。もちろん、次のグランドピアノでの演奏次第で緑子さんがトキワさんを弟子として認めるかが決まるわけでしょうが…なぜだか、大人になったトキワさんと今の緑子さんはちょっと似ているように思います🎹
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
おおっと、するどいですね。緑子、弟子なんか取らないといいつつ、柚葉に何か感じるところがあったようです。そしてそれは自分と共通するなにか、なのでしょうね。そのあたり、次話で触れることになりますが、癖の強い者どうし、という意味では、次話をまたずとも、そっくりなふたりです(笑)
コメントをありがとうございました。
編集済
入門ー1への応援コメント
北の町の風景が蘇って来ます…!!帯広には
住んだ事はないんですが、北海道の冬の
匂いがします。そして、6歳にしてこの習熟度
とても早熟な子だったのでしょう。凄く
良く分かりますね…この時のユズハの気持ちとか
緊張とか。そしてピアニストとしてやれる
最後のチャンスだったのかも。石竹先生に
出会えた僥倖!とてもわくわくします✨!!
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは、いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
ふふふ、北の町を思い出してくださいましたか!? 私も帯広は何度も通過したことがあるだけで、住んだことはないのです。札幌とはまた違う雰囲気の、良い街ですね。
緑子と出会えたのは、柚葉にとっては本当に幸運なことでした。この出会いがなかったら、ピアニストになっていなかっただけではなく、生きること自体、かなりしんどかったかと思います。というような話につながるエピソードは次の火曜日に……
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
ピアノの音を「凍てついた夜の丘をはるばる渡って来た汽笛」や「海の底のうなり」「深緑色の世界」と表現する感覚的な描写がすばらしい。私もピアノコンクールのことを書いているのですが、そんなふうにはとても書けません。
この先、気難しそうな石竹緑子が柚葉をどう迎え入れるのか、そして柚葉がどのように自分の「音」を見つけていくのかがとても気になります。
作者からの返信
九月ソナタさま
こんにちは。拙作へわざわざお越しくださり、どうもありがとうございます。
学生時代にしばらく札幌住まいだったので、番屋の湯や石狩川が懐かしくて、ついつい立ち寄らせていただきました。
そして、ピアノコンクールのお話をお書きになってる?と気になり、作品を拝見させていただいていたら、なんと、プラハ? ヤナーチェク? そして『霧の中で』!! わああ、これは嬉しい発見。拝読させていただきます!
拙作『茶房カフカ』でも『霧の中で』を取り上げており、本作『ゴジュウカラ』でも再度取り上げます。それ以外にもチェコネタ入れていきますので、もしもお好きだったら、嬉しいですね。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
トキワさんは女の子だったのですね!でも本人的には男の子に近い認識…驚きましたが、一方でかっこいいなとも思います!トキワさんの印象が少し変わりました…☺️
さて、石竹さんを納得させ、師事することができるのか…すべてはトキワさんのピアノスキルにかかっている…!?
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
そうなのです、女の子なのでした。でも柚葉のなかでは、いわゆる女の子と自分はなにか違う、という違和感がすでにもやもやと渦巻いています。
次回は石竹家訪問です。柚葉のピアノを緑子がどう感じるのか。弟子入りできるかどうかはそこにかかっていますね。市井が何かを感じ取ったその演奏がどんなものだったのか、明かされることにもなります。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
すごくトキワさんっぽいエピソードだなって感じましたよー。自分にとっての本物を見つけてしまったら、そこから離れられなくなるのかなーって。
それを理解してくれる人がいるかいないかは、これから先の周囲へのかかわり方に影響しそうと思ってみたりします。
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
このこだわり加減、トキワらしいですか? 嬉しいお言葉です! トキワ、こだわりと執着の人ですからね。それは子供のころからしっかりと現れていました。そして、その気質を理解してくれる人の存在のあるなしは、確かに大きな影響を及ぼしそうです。果たしてそのような理解者に巡り合えるのか。次回以降に語られることになります。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
柚葉は女の子だろうと思ってました。名前から勝手にそう決めつけていた(笑)
Y先生とはソリが合わなそうなので、石竹さんが引き受けてくれるといいですね。
タグは気になってました。ボクと自称する柚葉は、性に違和感を持っているのでしょうか。
作者からの返信
七月七日さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
お、「柚葉」から女の子と思ってもらえましたか? 「柚葉」という名前のみから入ると、「ぼくって言ってるけれど、女の子かな?」と思ってもらいやすいのかもしれません。
前作『茶房カフカ』では終盤まで名前を出してないんですよね (^^;) 名前を出すまでの印象が強烈で、「柚葉」と出しても「女性」に繋がらないのかも。前作をご存知の方と本編からお入りになった方とで、ここの受け止め方だけは、ちょっと変わるのかもしれません。
性に対する違和感はありそうです。そのあたりは今後テーマの一つとなっていきます。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
えええええッ?!!
今までは全然、気が付かなかった…∑(゚Д゚)!
…マジ驚きましたw でも、タグに違和感が
あったんですよ。なる程!
セイジさんに対するイメージも若干、違った
ものになりましたが、トキワの彼に対する
気持ちはスオウのそれと同じ感情なのか…。
感情というのが、そもそも謎感覚ですからね。
フジサキタサカも謎感覚でやってますしw
流石✨です!!
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
そうなんですよ、身体的性としては女性、ジェンダー表現としては男性寄りな子供なのでした。性自認は微妙です。なので長じてトキワとなったときのヤマシロさんへの感情は、あいまいですね。感情って、よくわからないですよね。あるような、ないような、弱いような、強いような。フジサキタサカも謎感覚ですか?! この感覚はかなり強烈なようなきがします!
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
おはようございます。何か書くとネタバレになりそうなので、コメントは控えていましたが、種明かしが終わったようなのでやっと書けます。
この設定は茶坊カフカの時から生きていたんでしょうか? それともここから? いや、それを聞いたら野暮というものなんでしょうね。伏線があったとしたら、全く気づいてませんでした。
こういうのは、映像表現だった場合はどうするんでしょう。ずっとシルエットだけにする? でも声の問題もあるし……俳優は顔がキレイめの男にしておいて、子供時代は女の子にする?
いや、まだ二人が同一人物だとも決まってないですね。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
これは『茶房カフカ』のときからの設定ですよ。トキワのフルネームを出した段階で「えっ!?」となってもらう予定だったのですが、ほぼ不発に終わってしまっていました。柚葉ってほぼ女性名だと思っていたのですけれど、そうでもないんですね?? え? トキワと同一人物ですよ、同一人物(^^;) 連作の体をなす複数小説で、小説間でネタばらしをするのは、あまりよい趣味ではないのでしょうね。
映像化って、こういう設定は困りそうです。小説ならではの設定のひとつかもしれません。
コメントをありがとうございました。
プロローグへの応援コメント
こんばんは。
今日、久々にログインしたら、どこかで佐藤さんのお名前を拝見しました。
こちらの作品、『悲愴』のピアノ連弾版!初めて聴きました!そんなのがあるんですね!
チャイコフスキーは、自分が元気な時じゃないと聴けないんですよね。私の活力バロメーター。
これから、交響曲第一番「冬の日の幻想」を久々に聴こうと思います。
作者からの返信
青山 翠雲さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
青山さまはクラシック音楽にも造詣が深かったですね。多くの交響曲でピアノ連弾版があるようです。作曲者自身が編曲することもあるそうで、その場合は交響曲を売り出すための、いわばチラ見せ的に使われたりしたようです。
交響曲第一番もいいですよね。まさに冬の日を思わせる清冽さに満ちている気がします。
コメントをありがとうございました。
出会いへの応援コメント
佐藤宇佳子様
小学生の頃、週に一回ピアノのお稽古に通っていました。家で一日三十分ピアノの練習をするのが苦痛で結局、5,6年で止めてしまった人間です。じゃあピアノ嫌いかというとそんなことはなくて、上手な方のピアノ演奏を聞くのは大好きです。音楽が好きになれた、それだけは人生の収穫だったと思っています。
佐藤様が、音楽を言葉で表現されると、音の深みや響きまでも耳に聞こえるようです。プロローグでピアノの低い音を柚葉君が視覚的に捉えるところなども、素晴らしいと思いました。
これからも期待しています。
作者からの返信
日野原 爽さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
子供のころに始めたお稽古ごとって、たとえかじっただけで辞めたとしても、親しみを持ちつづけられたり、再開するハードルが低かったりしますね。音楽を好きになれたというのは、人生における大きな楽しみをひとつ手にしたということですね。素晴らしいと思いました。
音を他の感覚で味わうというのがおもしろくて、ついつい謎文章に走ってしまうのですが、楽しんでお読みいただけるようがんばっていきたいと思います。引き続きお付き合いいただけますと幸いです。
コメントをありがとうございました。
出会いへの応援コメント
ピアノ教室のような、子供たちが音楽を習いに来る場所の先生は大変ですね…子供達の中に、自分の手には負えないほどの天才が混ざってる可能性もあるわけですもんね…
あれだけ役割が分散するオーケストラの曲をピアノの連弾で奏でるというのは、確かに良い意味で衝撃的だなと思います!トキワさんをピアノの世界へさらに誘うきっかけとなったわけですね…
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
先生ってどんな分野でも大変でしょうけれど、芸術分野って独特の苦労がありそうですね。生徒ごとに教え方を変えるだけでなく、正解までが異なることも多いでしょう。おっしゃるように、自分をはるかに超える才能の生徒が来た日には(きっとそういう場合の教育法もきちんとあるのでしょうが)精神的にしんどくなりそうです。
オーケストラの曲をピアノに書き下すと、確かに旋律数は激減してしまうのですが、その分、メインの数旋律が際立ちます。低音の響きもよく目立つので、柚葉は強烈に引き付けられたのかもしれません。
コメントをありがとうございました。
出会いへの応援コメント
佐藤さんは音楽を嗜むのですね。ピアノかな?
私は一切何も出来ないので、わからないところもあったのですが、それとは関係なく文章力とストーリーを楽しんでいこうと思います。悲愴も多分聴いたら思い出すのだろうけど、ちょっと頭に浮かばなかったので、あとでネットで聴いてみようっと。
作者からの返信
七月七日さま
こんにちは! いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
ピアノは子供のころにやっていたきりですねー。今回はテーマとなる『悲愴』を解説するために、ちょっと楽曲に突っ込んだポエム回だったのですが、次回からは物語が動きます。もう少し肩ひじ張らずに楽しんでいただけるかな?と思います!
コメントをありがとうございました。
あ、そうそう、下記、チャイコフスキーの『悲愴』の音源のひとつですが、04:25から始まるメロディーはもしかしたらどこかで聞いたことがあるかも。
https://www.youtube.com/watch?v=czAVhmKmDS8
編集済
プロローグへの応援コメント
いつもながら音楽の修辞がお見事。
初老の女性ピアニストをたいへん魅力的に描き切るお手並みに脱帽です。
あれっ、トキワの物語なんですね。なんかコメント読んでしまい、ネタバレいただきましたが、大丈夫です(笑) 良い物語はネタバレしても面白さは消えないってスティーブン・キングが言ってました。
佐藤様の世界にどっぷりはまっているのでこちらも追いかけさせていただきます。
作者からの返信
島アルテさま
こんにちは。あやや、こちらにもお越しくださり、ありがとうございます m(_ _)m
そうなのです、『茶房カフカ』の恋人のひとり、トキワの子供時代の話となります。トキワは『茶房カフカ』では低露出度ながら強烈なアッパーをかけてくるキャラで、思い入れに翻弄されるがまま『ゴジュウカラ』を書いてしまいました。
こちらを先に読んでしまうと『茶房カフカ』のネタバレになることが一点あるのですが、一点だけです。しかも、『茶房カフカ』でそれを味わえない分、『ゴジュウカラ』の第三話「ピアノ」で同様の体験ができますので、ご安心を。
こちらは音楽にかなり重きを置いた作品となり、御作『パーカッション・パッション』にも通ずるところがあるかもしれません。楽しんでいただけますよう!
コメントをありがとうございました。
出会いへの応援コメント
矢張り、音楽とか感覚的なモノは早くからの
教育もそうですが、持って生まれた才能が
重要なのですね。彼には元々ソレがあった。
そしていつも感じる、コンサートの緊張と
解放の物凄さ✨!!流石の宇佳子文学✨です!
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
過分なお言葉、恐れ入ります。ちょっと上滑りしていないでしょうか? 最近「書く」がどうもしっくりこなくて苦労しております。
柚葉はこだわりの強い子供でした。これは持って生まれた気質ですね。異様な集中力と指の制御能力と音楽を学ぶのに適した環境とが相まって、能力がうまく育まれたのかなと思います。
そして、ふふふ。小野塚さま、そうですか、そうでしたか……小野塚さまは、来週の火曜日、きっとびっくりなさいますよ。
ふふふ、コメントをありがとうございました。
プロローグへの応援コメント
公募の方は間に合いましたでしょうか?^^
特に日本の海は暗くて、足のつないところに行くと下になにがあるか全然見えませんよね。浮き輪で沖に出て足元に何がいるのか分からない恐怖……時間も飛んでその暗さと明るさの対比に音も加わるんですね^^。
スマホ向けであれば空白行を入れるところ、この感じは段々と純文学寄りになっているのでしょうか? ひき続き楽しみにしております。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
公募は間に合ってません。それどころか、まだ結末付近でうだうだ悩んでいます(^^;)こちらもまたポプラ社に出すか、あるいは来年のオレンジ文庫に出してみようかな、と思っています。
このエピソードでは大人の足の立つ波打ち際を想定していますが、田舎の海だと、水深数メートルくらいなら、底がくっきり見えたりしますよ。くっきりと底が見えるところに浮いているのは、それはそれで怖いです。
空白行の挿入は手間なので止めてしまいました。以前はワードで執筆してカクヨムにはりつけるときに改行を増やしていたのですが、どこに入れようかと、そうとう悩むのです。この先、もっと字がびっしりになってしまいます(^^;) スマホで読むかたにはちょっと辛いかもですね。すみません、とここで先に謝っておきます。
ゆっくりお付き合いいただければと思います。コメントをありがとうございました。
プロローグへの応援コメント
読ませていただきました。
冒頭の「凍てついた夜の丘をはるばる渡って来た汽笛を思わせる音がひとつ」から一気に心を掴まれました。
柚葉が音色に圧倒される様を溺れかけた海の中と重ねる感性が、本当に素晴らしいですね。
作者からの返信
仁木一青さま
こんにちは! 拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
わあい、冒頭の一文を取り上げてくださり、ありがとうございます。嬉しいです! このイメージ、自分でも気に入っているのです。ちょっとくどいか?と思いつつも、どうしても削れなくて……
子供って、本当に、とぽん、と水の中に沈むんですよね。かつて見たあの光景があまりにも印象的というか衝撃的で、ここで使ってみました。プロローグのこの勢いを、うまくこの後にもつなげられるようがんばっていきます。
コメントをありがとうございました。
プロローグへの応援コメント
佐藤宇佳子様、こんにちは。
プロローグだけで一つの短編を読ませて頂いたような、素敵な体験をありがとうございます。想像以上の衝撃でした、更新がとても楽しみで興奮しています。
作者からの返信
諏訪野 滋さま
こんにちは! ハシボソガラスからゴジュウカラにまでお越しくださり、どうもありがとうございます!
おお、衝撃、ありました? かの師走賞者からのそのお言葉は、嬉しいような、恐ろしいような(いまさらですが、「師」「走」って、諏訪野さまにはぴったりの言葉でしたね)……いえいえ、素敵な体験などと言っていただき、とても光栄です。プロローグからのしりすぼみにならないよう、気合を入れていきたいと思います! のんびりペースでの更新予定ですので、ゆっくりとお付き合いいただけますよう、お願いいたします。
コメントをありがとうございました。
プロローグへの応援コメント
拝読しました。
『茶房カフカ』から遡った物語ですね。触れると壊れそうな文体が美しいです。あの複雑な関係性に至るまで、トキワがピアニストを目指す契機となった過去をとくと拝見させていただきます。
作者からの返信
二ノ前はじめさま
こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
二ノ前はじめさまに文体をお褒めいただけるとは、大変光栄です。最近拝読しております『現世語り』『幽世語り』は感想が言葉にならず、胸を締め付けるような作品の数々に、ただただ圧倒されています。その境地には到底及びませんが、これぞ自分と言える作品にできたらと思っております。
コメントをありがとうございました。
師事ー2への応援コメント
こういう物凄くて✨素晴らしい文章を
拝読すると、心底自分の限界を思います。
石竹先生は、何処かさよ子に似た柚葉に対し
改めて別の何かを見出しましたね。そして
柚葉の音楽や性格もこの頃に確立した様に
思われます。後の柚葉を知るだけに「ああ、
あの時のブローチって…」と。当時、あの
アイテムに何となく違和感を持っていたのを
思い出しました。
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
過分なお言葉をいただき面映い気持ちです。
最近、コメントやレビューコメントだけじゃなく、自分の作品まで、書くことがままならなくなってきました。たぶん、書くという技術が未熟なだけでなく、書くための内面がまた足りてないのだろうなあ、と。本作、書いては消しの繰り返しで、いまだ着地点が定まらず…… 困ったものです。
いつもいただくコメントに、励まされたり、ヒントをもらったりしています! 小野塚作品からも気づきを得たり、打ちのめされたりしております。ありがたや、です🙏
柚葉は内気な小学生ですが、もちろん、あのトキワとなる片鱗が見え隠れしていますね。ブローチ……コンパルさんを牽制したラペルピンでしょうか? ここであのアイテムに至る道を感じ取られましたか? これは気になるところ!
コメントをありがとうございました。