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すべてのエピソードへの応援コメント

  • 第4話への応援コメント

    文芸部へのご参加、ありがとうございます。
    始皇帝(凌政)と李斯(李昰)の物語を、「語り聞かせる」ような文体で綴ることで、人間のドロドロとした欲望や醜さが、まるで神話のような純粋な悲劇として浮かび上がっていました。法家として「人の情」を否定しながら、誰よりも情に狂わされていく李昰の姿が、あまりにも哀しく、そして人間らしくて目が離せませんでした。

    ■ 全体を読んでの感想
    「人の情は悪いものだ」と説く者が、王への愛ゆえに嘘をつき、友を殺めてしまう。このアイロニカルな構造が物語の芯を貫いていますね。
    特に第4話、全てを知りながらも「殺すな」と庇った凌政の包容力と、その裏にある「自分に背いてまで傍にいたいのか」という、ある種の残酷さを孕んだ喜び。二人が背負った「共犯関係」のような絆が、ラストの李昰の最期まで静かに響いていて、読後、深い溜息が出ました。歴史の残酷さをこれほど優しく、鋭く切り取った作品に出会えたことに感謝いたします。

    ■ お題「反復法」の活用について
    本作では、お題である「反復法」が、李昰の「抑えきれない衝動」や「逃げられない運命」を強調するために、非常に洗練された形で使われていますね。

    ・感情を深化させる「深く深く」のリフレイン
    「凌政を、深く深く、愛してしまっていたのです」という描写。ただ一度の「深く」ではなく、繰り返すことで、李昰自身がその底なしの愛に沈んでいく感覚や、自戒を込めてもなお募る想いの強さが、リズムとなって心に沈み込んできました。

    ・「もしも」の反復による懊悩の描写
    「もしも、凌政を選んでくれるだろうか」「もしも、そうだったら――」。
    自分の保身と愛の渇望の間で揺れるシーンでの「もしも」の反復。これが、李昰の頭の中で鳴り止まない不安な鼓動(リフレイン)のように響き、読者を彼の内面の暗闇へと引きずり込む強力な効果を生んでいるように思いました。

    ・運命の円環としての反復【讒訴のループ】
    冒頭で語られる李昰の「讒訴」と、ラストで彼自身が「覚えのない罪で讒訴され」て終わる構成。この物語構造のリフレインが、因果応報の虚しさと、「逃げられない」と悟った二人の運命の完結を見事に象徴していると感じました。

    ■ 最後に
    「おまえは、もはや法家の人間ではない」。
    反復法という技法を、積み上げた誇りが崩れていく音や、それでもなお捨てられぬ執着の「足音」として使いこなされた素晴らしい作品をありがとうございました。
    また部室にて、あなたの紡ぐ、時代を超えて響く言葉たちに出会えるのを楽しみにしております。

    作者からの返信

    @naimazeさま
    このたびは素敵な企画を立ち上げてくださりありがとうございます!浅学のため反復法という技術とは知らず、この作品を数ヶ月前に書き上げて、ふと見つけた文芸部企画に…これだったのか!と早速参加させていただいた次第です。このように丁寧なご講評、ご感想をいただき心から感謝申し上げます。

    なお、本作は、歴史短編ジャンルで過分なご評価をいただいている【讒訴】本編を、分かりやすく解題した作品です。もしもお気持ち向きましたら、ちらっと覗いていただければ大変嬉しいです!

    今後の企画も楽しみにしております♫

  • 第4話への応援コメント

    本編のほうをすこしのぞかせて頂きましたが、難解!!私には童話版がないと分からなかったかも!
    童話版のほう、こんなにも平易でありながらも登場人物たちの感情がすべて伝わってきてすごかったです。李昰の凌政への深い愛情、それゆえの嫉妬心…、もし韓非が無能で猫可愛がりされていたのであれば李昰の気持ちはもっと穏やかだったんでしょうね、韓非の能力を認めざるを得ないけれども嫉妬に苦しむ気持ち…、痛いほど伝わってきました。凌政は凌政で、賢明で冷静でありながらも李昰への愛情が抑えきれないさまが…、萌えポイントですね(語彙力!)
    ラストで李昰が覚えのない罪で死刑になったのも、BLとしては救いがないものの、真摯に生きる人間としては救いがあるというところが、歴史的な読み物として素晴らしいと思いました。
    …それにしても韓非は有能だなぁ、彼にも人の欲望に根差した気持ちがあったのか気になりました。

    それで、いつもはコソコソと人目のないところでBL作品を読んでいますが、こちらはどんなに人目があるところで読んでも大丈夫ですね!笑 真面目に歴史ものを読んでいる顔で、BL萌えさせて頂きました(´°▽°`)

    作者からの返信

    一色あかり様、ご感想嬉しいです!!
    やはり讒訴本編は癖強ですよな…あの文体で、続編R18の3部作にしてるんですよ。BLお好きな方にはお勧めしたかったー!(あ、でも拙作ハルピュイアはBLで読みやすい部類かとおもいますwよろしければぜひ♫)
    一色さまの文体も大変たいへん好きなので、また読みに行かせてくださいまし🥰腐女子仲間におすすめしてしまった。楽しみがいっぱいでほくほくでございます。
    ありがとうございましたー!

    編集済
  • 第2話への応援コメント

    歴史とかわからん!などと思っている私にも読めそうです、優しい…!すごい!ていねいに振られたルビもありがたいです。
    平易ながらとてもきれいな文章で、場面が目に浮かびます。
    また仕事終わったら次話読みに参ります(〃∇〃)ノ

    作者からの返信

    一色あかり様、ご感想嬉しいです!御作拝読して陶然…となっていたところにこのお言葉、なんのご褒美でしょうか…幸せ!
    讒訴本編もよろしければチラ見してみてくださいませ。あれをここまで平易にするのはなかなかチャレンジだったのですわ。

  • 第4話への応援コメント

    コメント失礼します。じっくり読ませていただきました。とても深いお話でした…!
    丁寧な描写でそれぞれのキャラクターの生の感情がありありと伝わってきました。
    あんずの花咲く美しい季節から一転、寒い朝に行われた讒訴が、李昰の狂気と覚悟を表しているようでした。また凌政王の歪んだ喜びにはぞくりとさせられました。
    かつて讒訴で友を死に追いやった自分が讒訴され処刑される、因果応報のような結末も、読了後ずっとこころに残り続けています。
    本編もぜひ読んでみたいと思いました。
    読ませていただきありがとうございました!

    作者からの返信

    こちらこそ、ご感想感謝ばかりです。この因果応報、実は史実そのままです。知ったときは、ちょっと背筋がゾクッとなりました…
    本編も楽しんでいただけたら嬉しいです!
    ありがとうございますー!!

  • 第2話への応援コメント

    コメント失礼します。とても読みやすく、理解力のない自分にはとてもありがたいです。
    役人から法家となる経緯、感情と理性のあいだで揺れる李昰の心の動きがよく分かります。
    凌政のエピソードも王たる気概にあふれた堂々の台詞で、李昰が喜びを抱くのも納得です。
    続きも楽しみに読ませていただきますね!

    作者からの返信

    お肉にはワサビさま
    丁寧なご感想大変嬉しく読ませていただいております!!ものごとを易しくわかりやすく、しかも詩的に書けたら…という新しい目標で頑張ったのですが、多少なりとも伝わっていたらこれ以上の喜びはありません。ありがとうございますっ!!

  • 第1話への応援コメント

    硬めの物語を書いている自分には衝撃的な作品でした。
    とても読みやすく、漢字も必要最低限。あったとしてもきちんとルビつきでフォロー。お見事です。

    自分の創作への参考になります。とても勉強になりました‼️

    作者からの返信

    緋村真実さま、ご感想ありがとうございます。こちらは、あえて「小学生でも読める」を目指した【童話版】でございます。
    元のバージョンは、漢語マシマシ改行ナシの、WEB小説という媒体に喧嘩売ってるみたいな形態でして、こっちが私の本道でございます…
    よかったらチラ見だけでもしてくださると嬉しき。

    【讒訴】
    https://kakuyomu.jp/works/822139840675875399

  • 第4話への応援コメント

    静谷悠 様

    はじめまして。
    天音空と申します。
    応援とレビューを頂きまして有難うございます。
    とても嬉しいです。
    宜しければ、時々は他の小説も読みにいらして下さい。

    とっても面白かったです。
    戦国の時代において、王とその側近の葛藤などの心理描写や、重厚な人間ドラマに一気に引き込まれました!本編も拝読させていただきます。

    今後のご活躍を心より応援しております。 天音空

    作者からの返信

    天音空さま、丁寧なご感想をありがとうございます!少しでも楽しんでいただければ、これ以上の喜びはありません。色々なものをこれからも書いていきますので、お好み合いそうでしたらぜひ。
    ありがとうございました!

  • 第4話への応援コメント

    あっという間読めてしまう、けれどとても重厚な人間ドラマでした!

    「誰も言ってはいけない嬉しさ」という描写がとても好きです。
    凌政の歪んだ愛情に、思わずニヤッとしてしまいました。

    最初にこちらを読んだので、次は元の方も読みたいと思います。

    作者からの返信

    凌政は凌政で、なかなか闇深いんですよな…書いてて大変楽しかったです。楽しんでいただければこれ以上の喜びはありません!!ありがとうございましたー!!

  • 第3話への応援コメント

    純粋な愛が、静かに「狂気」へと変質していく様が美しかったです。
    李昰の心の揺れ動きがあまりにもリアルで、読んでいて胸が締め付けられました。

    作者からの返信

    ぽちなさま、なんと嬉しいご感想!平易な文でどこまで伝えられるだろうか…と思いながらの執筆でしたので、汲み取っていただけて幸せです!ありがとうございますー!

  • 第2話への応援コメント

    幼い王子の気高さに人生を狂わされ、抗えない愛に落ちていく過程が、咲き誇るあんずの花とともに美しく書かれていて胸が熱くなりました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます!童話版からそこまで読み取っていただけて感謝✨
    かなり私としては、このストーリーを童話にするのはチャレンジでして…伝わって嬉しいです!

  • 第1話への応援コメント

    とても読みやすいのに、まるで歴史の教科書をめくるような導入から、一転して大臣・李昰の「秘めた恋心」へと焦点が絞られていく構成に、一気に物語の世界へ引き込まれました。
    そして、最後の1行にドキリとさせられました。

    作者からの返信

    ぽちなさん、ご感想ありがとうございます!
    そう、寝たふりしてるんです…凌政。。
    本編では、ちょっと色っぽい描写ですが、童話版でも多少ドキッとしますね

  • 第4話への応援コメント

    韓非の死に至るまでの流れが非常に丁寧に積み重ねられており、李昰の選択の重さが強く伝わってきました。
    特に、二行の手紙によって自身の罪を突きつけられる場面は簡潔でありながら強烈な印象を残します。
    また、凌政の内面描写も巧みで、理解しながらも止めきれなかった後悔と、それでも抱いてしまう感情の矛盾が作品に深みを与えていました。
    静かな語り口のまま、重い余韻を残す結末が見事です。

    作者からの返信

    この度も最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
    大変な励みになりました!
    御作もまた拝読にまいります。たのしみ。

  • 第3話への応援コメント

    韓非の登場によって、李昰の内面が大きく揺らぐ構成が非常に印象的でした。
    優れた才能への純粋な評価と、それに伴う恐れや嫉妬が丁寧に描かれており、人物像に一層の深みを感じます。
    特に「そうであってくれないだろうか」という独白は、理性と感情の葛藤を端的に表しており心に残りました。
    また、静かな語り口の中で物語が不穏な方向へ進み始める展開も巧みで、続きへの興味を強く引き出しています。

    作者からの返信

    ロミナさん、毎話感謝ばかりでございます。

    そうであってくれないだろうか…
    に、葛藤と欺瞞を詰め込んだつもりです。
    伝わっていて嬉しい!

  • 第2話への応援コメント

    幼い凌政との出会いから再会までの流れが丁寧に描かれており、李昰の価値観の変化が自然に伝わってきました。
    特に十歳とは思えない凌政の言葉が強く印象に残り、彼の非凡さを的確に表現していると感じます。
    また、法家として感情を抑えようとする李昰と、抑えきれない喜びとの対比が美しく、人物の内面に深みを与えています。
    情景描写も穏やかで、再会の場面に余韻を残している点が魅力的でした。

    作者からの返信

    ロミナさん、こちらにもなんと毎話ご感想を…!
    ありがとうございます涙

    感情を否定せねばと揺れる人間らしさがかけていたらいいな。

  • 第1話への応援コメント

    歴史的背景をやわらかい語り口で導入しつつ、凌政と李昰の関係性を端的に示している点がとても魅力的でした。
    特に、法を重んじる思想と「愛」という矛盾を抱えた李昰の内面描写が印象的で、静かな緊張感を生んでいます。
    また、繰り返される「やめられないのです」という表現が、感情の抑えきれなさを効果的に伝えており、読後に余韻が残りました。
    続きを自然と期待させる構成も見事です。

    作者からの返信

    ロミナさん、こちらも訪問くださり感謝です!
    絵本にもできるテキスト…を目指しました。

    この内容でwwww
    書いてて楽しかったです😊

  • 第4話への応援コメント

    すごい試みです!
    子どもに向けた歴史文学は昔からありました。
    先人へのリスペクトを感じる取り組みに敬意を!

    作者からの返信

    江口さま、嬉しいお言葉をありがとうございます!
    歴史は小説を読むのが好きなだけの俄ですが、これからも精進してまいりますっ!!
    感謝…

  • 第4話への応援コメント

    大人向けを読んで全年齢向けも読ませてもらいました。
    両方読むと内容がかなり深く分かり良かったです。

    作者からの返信

    どちらも読んでいただけたんですね!!嬉しいです!!
    作者としては、全年齢版のほうが3倍難易度高かったです…笑笑

  • 第1話への応援コメント

    初コメです。

    優秀な主人公。
    愛する人を見てるだけで、
    満足しない性格を、
    さりげなく突っ込むエピソードは、
    素晴らしいです。

    読みやすいので、
    更に頭に入ってきました。

    作者からの返信

    語り部ファウストさま、ご感想ありがとうございます!返信遅くなってしまい恐縮でございます。初コメ感謝です〜!
    自分でもどうしようもなく、欲深い…っていいですよねw

  • 第4話への応援コメント

    コメント失礼します。

    大人向けの後にこちらを読ませていただきました。文字を開いてやさしく語り直されたこちらも、また一味違った読み応えでした。
    知識不足で断片的だった背景がわかると同時に、開かれた文字によって李昰の心情がよりわかった気がしました。
    またこちらを読んで、元の作品の感情の重たさがずっしりと感じられました。元の作品での、難解に並べた言葉の数々は更に読み解きたいほど魅力的だったと改めて感じさせていただきました。

    長文失礼しました。とても素敵な読書でした。

    作者からの返信

    運転手さま、ご返信漏れておりました!恐縮です。
    もとの作品の複雑な心の動きを平易に書き直すのはかなりのチャレンジでしたが、読んでいただけてとてもうれしいです!ありがとうございます〜!

  • 第1話への応援コメント

    なんとまぁ、読みやすい…

    作者からの返信

    ありがとうございます〜!!
    平易な文でどう伝えるか考えるのもたのしいものですねww

    本編とのギャップもお楽しみくださいw笑
    https://kakuyomu.jp/works/822139840675875399