義兄弟とつばきへの応援コメント
この物語の何よりの魅力は、「椿の木」と「妹のつばき」という二つの存在が、右近の執念の依り代として鮮やかに重なり合っている点ですね!
前半の右近の過剰とも言える椿への執着が、後半の怪異への見事な伏線となっており、彼がわざわざ黄泉路から戻ってきた理由が「再会を喜ぶため」なのか、それとも「自分の所有物を確認するため」なのか……その境界線が曖昧なところに、えも言われぬ恐怖が宿っていました。
素晴らしい作品をありがとうございました😊
作者からの返信
てっぺいさま
はじめまして、おはようございます
コメントありがとうございます
そこまで読んでいただけたならもう、私からいうことはなにもありません!
この物語は「怪談」としていますように、決して美しい場面や人情を描きたかっただけではありません
その裏にひそやかにも隠されている、人の心の一筋縄ではいかないことも透けて見えるように仕立ててみました
作者のその思いをくみ取っていただけたならこちらこそありがとうございますしか言いようがないのです!
義兄弟とつばきへの応援コメント
雨月物語という江戸時代に編纂された伝説集に「菊花の約(ちぎり)」という話が出て来たのを(小泉八雲・ラフカディオハーンも「守られた約束」として再話しています)思い出しました。平安の御代という時代背景を彷彿とさせる語り口や台詞が雅でとても感動しました。右近がどうしても想いが残る二つの椿を見に帰って来るという設定に涙が出ました。椿は右近を追っていったのかもしれませんね。素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
来冬 邦子さま
こんにちは
コメントも満天星もありがとうございます
まさに! です
「雨月物語」は紹介文のほうにも載せておりますが、「菊花の契」に関してはのちに近況のほうだけでネタ明かし? したものです♪
気づいていただける方がいることがうれしいです!
古典怪談をご存じの方、好きでいらっしゃる方がいるという意味で!
涙ながらに物語を追っていただけるなんて💦
物語の深いところに関しては読者それぞれで想いを馳せていただければと思います
そこはいわば、作者であっても邪魔するのは無粋でしょうから
語り口をほめていただきありがとうございます!
今回のお話はまさに古典怪談や小泉八雲(の、「怪談」は英語で出され、訳された人がそういう雰囲気で書かれたものですが)を意識しておりましたので
物語の雰囲気を壊さずに描けたこと、コメントでいただけることで知れるのでうれしいです!
こちらこそありがとうございます
義兄弟とつばきへの応援コメント
こんばんわ。
右近と左近、そしてつばき。三人の間に流れる静かな情念が、まるで冬椿の紅のようにじわりと心に染みました。義兄弟の絆の強さと、その影でひっそり揺れるつばきの想い。そのどれもが綺麗ごとでは片づかない「人の情」でできていて、だからこそ余韻が深いんだと思いました。
椿の花が落ちる音さえ聞こえるような語り口に、ぞくりとしながらも惹きつけられました。
素敵な作品を読ませていただき、有難うございます。
作者からの返信
悠鬼よう子さま
おはようございます
美しいコメント、こちらこそありがとうございます
まさに! です!!
そこを見てほしかったというのを捉えていただいたので♪
人の情を細やかに描くとどうしてもきれいごとだけでは済まないことも多いです
美しい椿の花を見せつつ、そこも丁寧に描くことで「怪談」となりました
きれいなだけなら「怪談」にはなりませんし、それにする必要もないですからね
語り口にも素敵な評価いただき感謝です!!
義兄弟とつばきへの応援コメント
こんばんは。
私はホラーが苦手なのですが、怪談とホラーは異なるものだということがよくわかりました。
ふたつのつばきと義兄弟の想い、とても美しい物語でした。
寒椿の鮮やかな色が心に残りました。
読ませて頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
春渡夏歩さま
こんばんは
こちらこそありがとうございます
大きく括れば怪談もホラーには間違いないのですが💦
日本の昔ながらの「怪談」には情緒があると思います
無常観とか、もののあわれとか、そういういわば日本人にしか分からないような感情、特に古典怪談には多く描かれています
そこが「美しい」と感じるのではないでしょうか?
それを少しでも本作から感じ取ってもらえたなら、それだけで私は満足です!
過分な誉め言葉に満天星もありがとうございます!
編集済
義兄弟とつばきへの応援コメント
歩しゃんこわばんは。
なんとも美しく切ないお話ですね。語り口調も淡々として伝わりやすく、さながら小泉八雲の怪談の語り。
その流れるような美しい語りの中で、ひとつの淀みが気になります。
「なにを寂しいことを。妻には……、つばきにはまだ兄者が必要です」
つばきの言い淀んだセリフですが、これが何を意味するものか。二つほどの仮説を立てられますが、はて、実際のところはどうなのか。
そして最後。《枯れ果てていた椿》が、まだ一厘、紅く足もとで揺れておりました。これの意図するところが、上記の事柄と繋がるとまたひとつの仮説が立ちます。
はて、さて、いつもの如くその真相は黄泉路の果て、と言うことなのでしょうか。
深く考え過ぎでしょうか。嗚呼無常。素敵なモヤモヤをありがとうございますm(_ _)m
作者からの返信
かごのぼっちたま
こんにちは
深い考察、ありがとうございます!
わりと私は登場人物のセリフはその人になり切って考えるところあります
なので、すっとそのセリフが出てくるときもあるのですが……
この物語は「怪談」なので
きれいに終わらせたくない、人間のきれいさだけを出すことはしたくないと思っていました
というか、そう書き直しました
ですので、その「よどみ」こそが人間、一筋縄ではいかないところなのかと思います
オカンさんの指摘がそれになるんですけど、弟左近にしても、そして兄右近にしても「つばき」を挟んで思うところはいろいろあるようで
深く考えていただいくのは作者にとってもうれしいことですよ!
はっきり言わないのは私の癖のようなところもありますけど💦
「読者それぞれにその先はお任せします」って、卑怯なんですけども💦
古典ってそういうところあるので
完全にそれが移っているところもあります
「もやもや」を作者にぶつけるのはけっこう勇気がいることと思います
それでもコメントしていただき、満天星もありがとうございます
皮肉では絶対ないですからね! そういうものを受け取って私はまた次の作品に生かしていきます!
追記:
素敵なレビューコメントありがとうございます!
まさに! です♪ 穿ってもらうのこそ、私の望みですので!!
怪談ってそういうものだと思うのですよ
怖いだけでもきれいなだけでも「怪談」にはなりません
あと、近況に「行ってきます」って本作にだったんですね💦
今更ながらそれもまたありがとうございます!!
義兄弟とつばきへの応援コメント
最後の一文が効いております♪
どうなることかとハラハラ致しましたが右近の連れて行ったのは椿の花だけだったようでした
右近が陸奥へ出立するのを待っていたかのように つばきの元へいった左近に不信感を抱いたのですが実際このときを待ちあぐねていたのでしょう
義兄弟だからなおさら言い出すこともできずにいたのですね
椿はまた育てればよろしゅうございます
つばきを精一杯愛でてあげておくれやす 余計なことでしたわ
一文一文に作者様の心血が注がれているのがうかがわれます
お疲れ様でした
素晴らしいお作に出逢えましたこと感謝申し上げます
作者からの返信
オカンさま
おはようございます
嬉しいお言葉の数々、本当にうれしいです!!
こだわったところを捉えてもらいましたからね!
「椿の元へ行った」そうなんです! そこもこだわりました
最初は「椿の木を見て」それからとしていましたけれど、読者の想像をかき立てようとあえて直接と♪ 最後の一文は逆に椿の花で! 心血注ぎましたよ!!
怪談としてのハラハラドキドキ、怖さももちろん考えての構成でしたので、最後にいわばほっとしてもらえたのも思惑に乗ってもらえたと、作者としてほっとしております
それとは逆に、どこを見て何を感じるかは読者の自由なので! オカンさんから感想もらえるのもすごくうれしいです!
「椿はまた育てればよろしゅうございます」には、なるほどなあって、こちらが感心してしまいました
こちらこそ、満天星と共に、素晴らしいコメントいただけたことに感謝申し上げます!!
義兄弟とつばきへの応援コメント
語り口がとても読みやすく、綺麗な情景に一気に引き込まれました。
最期に一目、大切なつばきを見に戻ってきたのだと思うと切ないですね。
お供にしようと戻ってきたのかと考えると一気に怪談味が増しますね。
寒空の椿も色鮮やかな情景でとても素敵な物語でした。
作者からの返信
たい焼きさま
おはようございます
コメント、満天星、ありがとうございます
切なさと怪談味と、両方感じてもらってうれしいです!
本気でそこ、ラスト、何度も書き直しましたから💦 きれいに終わると怪談としての味がなくなるしなあと
腐心したところを捉えてもらうとうれしいものですね♪
情景描写も凝りました
ラノベ仕様の文体だとかえってそれが邪魔になりますけど、こういう物語だとそれがないとそれこそ味気ない語り口になってしまうので
寒椿♪ アクセントにもしてみました❤
余すところなく物語を読み込んでもらって感謝です!!
義兄弟とつばきへの応援コメント
美しい情景の浮かぶ物語でした(*^-^*)
死してなお、妹の幸せを願う兄の心。
深いなぁ。そして、綺麗だなぁ。
作者からの返信
月猫さま
こんばんは
コメント、満天星、ありがとうございます!
美しいと、この物語を形容していただき感謝です!
情景は確かにしっかり伝わるようにと表現凝りました💦 カクヨム様の流行り、ラノベでは決してないのですけど、伝わって良かったです
「深い」きっと人によっていろいろ見るところはあるでしょう
それがこういう物語の良さかと思いつつ書きましたけど「きれい」との感想をいただけるとは! 意外なその評価には驚きと共に、作者としてはだからこそのうれしさがこみ上げます!!
義兄弟とつばきへの応援コメント
歩ちゃん。
なんとも美しくも切ないお話でしょう。
流れるような文面に心を掴まれました。
兄が何よりも大切にしていた二つのつばき。
気がかりだった椿が義弟と幸せそうな姿を見た時の兄の嬉しさと寂しさと、そんな感情が見え隠れしました。
せめてと椿の木を共に連れて行ったのでしょう。
歩ちゃんらしい、本当に素晴らしい怪談物語でした。
作者からの返信
この美のこさま
こんばんは
コメント、満天星、ありがとうございました
近況とかでも言っていますが、時間をかけて練り上げた甲斐がありました
のこさんに感じ取ってもらったように、逝くものと残されたもの、その感情の機微を如何に表現するかと心を砕きました
のこさんは兄右近の心境に寄ってくださったようでうれしいです
文面に関してはそれこそ古典怪談のそれをまねたところもありますし💦
その意味でやはり本家がすごいのです!
模倣でもそれをうまくできたからでしょう素晴らしいとの賛辞には、恐縮すると共に、よかった伝わったとほっとするところもあります💦
義兄弟とつばきへの応援コメント
武家では「椿」は不吉な花とされております。
敢えての「椿園の契り」で義兄弟になる右近と左近は、更なる「椿」により真の義兄弟になります。
「雨月物語」を講談するような語り口調の文体が、不吉なはずの「椿」を足元に色鮮やかに描いて見せる手法は、逆転の視点でいとおかしふ感じるのです。
作者からの返信
そうじ職人さま
はじめまして、こんにちは
素敵なレビューもありがとうございます!
花がポトリと落ちるところから打ち首を連想するというやつですね?
これは平安時代(想定は末期)の話なので、江戸時代のそれよりも「椿」を魔除け、神聖な樹木としていた平安貴族の感覚を取りました
「雨月物語」を連想はまさに! そこから題を取ったところもありますので♪
気付いていただける方がいらっしゃいますとうれしいです!
最後の椿の花にも注目していただいて!
怪談の怖さの部分を強調していただけるのも♪