応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  •  への応援コメント

    主人公の花は、優しいと言われるたびに安心ではなく罪悪感を覚えている。
    それは、優しさが自分の本質ではなく、臆病さや他者への恐れから、選び続けてきた態度だと自覚しているからなのだと思いました……

    怪しげな店とおばあさんは、答えを与える存在というよりも、花自身が言葉にできなかった思いを静かに言語化する人として「優しくないと価値がなくなる気がする」という核心を突くことで、花は初めて自分の生き方を肯定される。
    救いは称賛なんてものではなく「よく頑張ってきた」という承認の言葉としてなのが、凄く良いですね!

    ラストでおばあさんが花を覚えていないのは、特別な関係ではなく、誰にでも向けられる言葉だったからこそ、その優しさは花の心に残り続け、最後に花が「そうかもしれない」と微笑む場面では、他人の評価ではなく、自分の選択として優しさを受け入れられた成長を表している。

    優しさという評価に縛られてきた少女が、それを役割ではなく自分の一部として受け取り直す、描写と世界観の書きかたが凄く上手で、自己価値と他者評価の関係も丁寧に書かれていて、素晴らしい短編小説でした!

    作者からの返信

    キリさん、前作に続き今作まで細かなところまで読んでいただきありがとうございました。

    おばあさんが花にかける言葉を、
    背中を押す応援にするか、そっと包み込むような言葉にするか、ずっと迷っていました。
    だからこそ、それがキリさんの心に届いたと知って、本当に嬉しいです。

    本当にありがとうございました!