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    生と死と愛を描いた、美しくも切ないSFドラマとして堪能させて頂きました。

    正反対だけどどこか似たもの同士である蓮とイリスが立場を入れ替えることで、お互いが欲していたものを手にし、既に持っていたが故に気づけなかったものを感じ、知らなかった大切なものを知っていくという過程が、二人のやり取りのように静謐で穏やかに書き綴られていたと思います。
    随所で哲学や作品の言葉を引用することで、物語の哲学的な深みが増していましたし、何より作者様の豊富な知識に感服しました。
    イリスの生身の自身についての感想を読んでいてこちらがはっと気付かされるようなことも多々あり、人として当たり前だと思っていたことについて思わず考えさせられました。

    あと個人的には2347年にも変わらず存在する久保田萬寿にくすりときました、未来でも変わらず良いお酒なんでしょうね(笑)

    作者からの返信

    油谷さん、拙作をお読みいただきありがとうございます。お楽しみいただけたのなら嬉しいです。

    私にとって、生と死、無限と有限――は切実なテーマなので繰り返し、こういった作品を書き続けています。

    今回書いている間、ずっと以下の聖句が頭の奥に貼りついていました。

    「神はすべてを時にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられた。しかし人は、神のなさる業(わざ)を始めから終りまで見定めることはできない(伝道者の書(コヘレトの言葉)第3章11節)」

    なぜ永遠を見ることができないのに、永遠への想いが与えられたのか……「神は自分に似せて人間を創られた(創世記 第1章27節)」ともありますが、結局「似せている」だけで「そのもの」ではないんですよね……。

    そうなると般若心経の「色即是空 空即是色」の方が、今の私にはしっくり来ます。

    でも、こうした事を考え始めると、結局答えはないので、ひたすら「問い続けること=こういった作品を書き続けること」が自分にとっての正解(答え)かもしれない、と最近思い始めています。

    >あと個人的には2347年にも変わらず存在する久保田萬寿にくすりときました、未来でも変わらず良いお酒なんでしょうね(笑)

     もちろんです! 良いお酒は残ります! でも久保田萬寿はお高いので、私の普段の愛飲酒は剣菱です!w

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