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  • 1話 目覚めへの応援コメント

    人魚姫かつその後を題材にした作品は滅多に見ないので、着眼点が素晴らしいと思いました。
    また採れたて野菜並みの新鮮度だけでなく、スラスラと読めるのもポイントが高かったです!
    企画参加ありがとうございます。

  • 序章 逸話への応援コメント

    読ませていただきました。
    『水色ファンタジア〜声なき人魚姫〜』の序章を拝読いたしました。誰もが知る悲劇の童話「人魚姫」をベースにしながら、その「泡となって消える」という残酷な結末を新たな物語の「出発点」へと鮮やかに書き換える構成に、胸が熱くなるような予感と深い慈しみを感じました。
    この序章において最も心を打たれたのは、「報われない愛に終止符を打ったはずの魂が、予期せぬ生を与えられる」という、慈悲に満ちた転換の美しさです。
    王子を刺すことができず、自ら海へ飛び込んだセレナの献身は、本来なら永遠の沈黙で終わるはずのものでした。しかし、あらすじにある「ウィリアムに助けられた」という一節が、死を覚悟した彼女に「生」という名の新たな試練、あるいはギフトを突きつけます。声を持たず、読み書きもできず、愛した人はもう他の誰かのものになってしまった……。そんな「何も持たない」状態から始まる彼女の第二の人生は、一回目の恋よりもずっと泥臭く、それでいて人間らしい温もりに満ちたものになるだろうと強く予感させます。
    また、序章で語られる「逸話」の淡々とした筆致が、かえってセレナが抱えていた絶望の深さを際立たせています。政略結婚という抗えない運命の前で、声を失った彼女がいかに無力であったか。その絶望を一度くぐり抜けた彼女だからこそ、新しく出会うウィリアムや様々な人々との交流が、乾いた砂に染み込む水のように、彼女の心を潤していく過程が目に浮かぶようです。泡になれなかった人魚姫が、重力のある地上で、自分の足で一歩を踏み出す。「声なき人魚姫」というサブタイトルが、今度は「言葉を使わない心と心の対話」を描く物語としての深みを感じさせ、読者の期待を優しく膨らませてくれます。
    総括として、悲劇の終わりを「希望の始まり」へと接続した、非常に優しく、かつ切実な再始動のプロローグでした。
    次は、海辺で散歩していた青年ウィリアムが、泡になるはずだったセレナの「命」をどのように繋ぎ止めたのか。そして、声を失い行き場をなくした彼女が、初めて王子以外の人間に向ける眼差しと、新しい名前を与えられ、あるいは自ら名乗り、人間として「生きる」ことを決意する最初の夜をぜひ読み進めてみたいです。
    (内容を外しまくりの感想だったら本当にすみません。)

    作者からの返信

    akita11様
    素敵な感想をありがとうございます。
    セレナは、初恋である王子に振られ。失恋と共に泡になって消えるはずだった。ウィリアムに出会い。様々な人と出会い。本当の恋を知る。
    そんな物語にしていきたいです。