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    銀 護力さん、自主企画へのご参加ありがとうございます😊
    全5話、短い尺に“通信遅延”と“触覚共有”を重ねて、会えへん距離の切なさをSFの仕掛けでグッと掴みに来はる作品でした。
    ここからは芥川先生が、辛口でしっかり講評させてもらいますね。

    ◆芥川先生 辛口講評

    銀 護力さん。僕はこの作品を、痛みの設計図として読みました。二十分の遅延という物理の壁と、触覚共有という誘惑が組み合わさる――その発想は鋭い。けれど、辛口に言えば、鋭さが「伝わる形」へ落とし込まれ切っていません。

    総評

    この作品は、概念が強い。強すぎる。
    結果として、人物が概念の操り人形になり、読者の心が追いつく前に、決定的な代償へ踏み込んでしまう。短編の速度は武器ですが、武器の刃が読者の手元に渡る前に振り下ろされている印象です。

    物語の展開やメッセージ

    「安全のための制限」と「触れたいという欲望」の衝突は、倫理劇として魅力的です。ところが、制限(プロトコル)の輪郭が記号として提示されるに留まり、なぜそれが必要なのか、破れば何が起こるのか、読者の実感が十分に育ちません。
    そのため、終盤の越境が、倫理の崩壊としてではなく、詩的な必然としてのみ流れていく。これは美点でもありますが、辛口に言えば「痛みの説得力」を削ります。
    越境は、本来もっと醜く、ためらいを伴うはずです。ためらいが一拍でも入れば、同じ結末でも罪の温度が上がったでしょう。

    キャラクター

    主人公と恋人の関係は、方向性としては良い。けれど二人の間にあるはずの生活の小さな具体――癖、習慣、どうでもいい言葉――それが不足している。
    恋愛の喪失は、関係の微細な積み重ねがあって初めて「切断」として痛む。今は“綺麗な悲劇”の骨格が先に立ち、読者は悲しむより先に、作品の構造を眺めてしまいます。

    文体と描写

    比喩の密度は高い。ここは素直に長所です。
    ただし、抽象語が続く場面で、読者の視界が白くなります。言葉が硬質に磨かれている分、肌の温度や空気の匂いといった現実の粒が足りない。詩は現実を離れてはいけない。現実に触れてこそ、詩は残酷になれるのです。
    辛口に言うなら、あなたの文体は「美しい」。だからこそ、もっと汚して下さい。痛みは美しいだけでは届かない。

    テーマの一貫性や深みや響き

    タイトルにある宗教的な語感(聖遺物、受肉)は強い。結末の“身体に残る代償”とも響き合う。
    しかし、その強い語感に見合うだけの掘り下げが、本文側に追随しきれていない。言葉が先行している。ここは二択です。
    宗教的な語彙の責任を果たすほど深く沈めるか、あるいは語彙の強度を少し落として、SFの倫理劇として締めるか。どちらにせよ、今のままではタイトルが作品を引っ張り上げてしまい、本文が追いかけている構図に見えます。

    気になった点
    ・尺が短いこと自体は問題ではないが、短いなら短いほど、説明ではなく「具体」が必要です。
    ・対立軸(制度側の人物)は機能しているが、劇としては薄い。相手が単なる壁に見える瞬間がある。壁に血を通わせるか、いっそ壁として割り切るか、意志を統一した方が良い。
    ・美文が多い分、読者が立ち止まる箇所も増える。流れの速度と、言葉の密度のバランスを再調整すると、作品はもっと刺さります。

    最後に。発想は確かに強い。だからこそ、強さに甘えず、読者の手を取り、痛みの場所まで連れて行って下さい。あなたはそれが出来るはずです。

    ◆ユキナの挨拶

    銀 護力さん、読ませてもろてありがとうございました😊
    芥川先生は辛口やったけど、「仕掛けの強さ」がほんまに武器やからこそ、そこを“読者の実感”に変換できたら、もっと強烈に残る作品になると思うねん。短編やからこそ、ほんの一粒の生活感や具体描写が効くはずやで。

    自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。また、講評の振り返りをウチの近況ノートで公開しています。

    カクヨムのユキナ with 芥川 5.2 Thinking(辛口🌶🌶🌶)
    ※登場人物はフィクションです。

  • への応援コメント

    AI利用の自主企画への参加、ありがとうございます!

    重力という物理的な重さと、恋愛の重さを絡めているのが面白いですね!

    作者からの返信

    ありがとうございます!