工場で仕事をしていた俺が異世界で除雪最強

恋真 真

第1話 転生

冬空の下、俺は缶コーヒー1つ自転車を走らせながら帰っていた

「今日の残業も辛かったなぁ、このままの人生で幸せになれるのか?俺」

疲れていたのか、自転車はふらつき周りの騒がしさも耳に入って来なかった。

「おい、アンタ…赤信号だぞ!」

気づくと目の前に壁、いやトラックだった。

大きな衝撃音と共に、俺は天高く投げ出され地面に叩きつけられた。

「…そっか…俺…死ぬんだ…。」

救急車に乗せられ、救急隊員の声掛けも虚しく、俺の意識は遠く遠くなっていく。(心肺停止)

「ここは…。」

周りを見渡すと霧に囲まれた薄暗い空間に俺はいた。

見覚えのない女性が目の前に立っていた。

「ここはどこなんだ…俺は…死んだのか」

そう尋ねると、女性は話し始める

「あなたは工場での過労で赤信号に気づかず渡っている時にトラックに跳ねられ亡くなりました。」

俺は直ぐさま理解し切り返した。

「じゃぁ、よくある転生ってやつか…ってことはアンタは神様か?」

俺は、女性に尋ねると

「そうですね、転生神です…。あなたは、これからエルダント帝国という、エルダント公爵の三男として転生していただきます。」

俺は、受け入れる前に転生神に質問を投げかけた。

「魔法とか、そういうのはあるのか?」

転生神は、笑顔で答える

「ええ、ありますよ?魔法と剣の世界です。あなたには、全属性の魔法をつけておきます。」

俺は、不安よりも、期待に溢れていた。

「では、転生を開始します。」

光に包まれて、俺の意識は薄れていった。


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