第2話
「はあ、転生ねえ。とはいえ今は何もわからん。」
まったく知らないヨーローッパっぽい街道を歩き進む。気が付いたらここにいて、とりあえず今行かなきゃいけない場所だけ解ってそれに向かってるが、それ以外は全く分からない。
というのもある日いきなり目が覚めたらえらい事になっていた。バカでかいスロットマシンが目の前にあって、横に背中に羽生えた女性が迫真の目の元、こちらに向けて叫んできた。
「早く押して!」
「え?ああ、はい。」
そのまま目に着いた右手の前のボタンを押すと右のリールが止まり、パイルと書かれていた。
とりあえず他も止めようとして何度も押すが女性に逆!と言われて初めて左側にもボタンがあるのを見つけたので、思わず左手でそっちを押すとまたパイルという目で止まった。
「はい!」
そして最後に女性の手元のボタンを押すと真ん中のリールが止まり、消耗成長と書かれていた。揃わなかったか。
「はい、それじゃあ私女神だけど転生先の能力これね!後は行けば解るから!」
「あの…。」
「ごめんなさいね!最近転生多いから説明できないの!行けばわかるから!」
そう言われた後に気が付いたらこの町の門の中に居たのだ。なお町の名前すらわからん。
言いたい事が多すぎて文句すら喉でつっかえているのだけど、女神さまの鬼気迫る表情から、美人でもあの勢いだと結構怖いなあという感情しか出なかった。
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