第13話 「三層奥、闇岩の魔獣」


隠しダンジョン三層の迷路を抜け、浩と精霊四体は広間に到達した。

空気はひんやりと重く、湿った岩の匂いが鼻をつく。


「……ここが三層の奥か」浩は息を整え、短剣と杖を握り直す。

フレイラが炎で周囲を照らし、ミストラが水流で床を安定させる。

ゼフィールの風で空気を読み、ノクティアの闇魔法で影の異常を探知する。


広間の中央、巨大な影が立ちはだかる。

「闇岩の魔獣……!」岩のように硬い体に、闇の霧がまとわりついている。

両腕を振るえば岩を粉砕し、闇の力で空間全体を圧迫する。


浩は息を整え、精霊との連携を確認する。

「火、水、風、闇……全力で!」短剣と杖、斧、ハンマー、弓を握り直す。


魔獣は両腕を振り、岩を飛ばし、床を叩き、地面全体を揺らす。

ミストラの水流で飛来する岩片を弾き、ゼフィールの風で軌道をずらす。

フレイラの炎で視界を制御し、ノクティアの闇魔法で背後から奇襲する。


浩は短剣で関節を狙い、杖で精霊魔法を加える。

火、水、風、闇――四体の精霊と連携して攻撃を集中させる。


魔獣は咆哮し、闇の霧が広間を覆う。

視界が遮られる中、ゼフィールの風で霧を流し、ノクティアの闇魔法で敵の動きを読取る。

浩は斧で硬い部位を叩き、短剣で急所を突き、杖で精霊魔法を連携。


数分間の激闘の末、闇岩の魔獣は崩れ落ち、広間に静寂が戻る。

浩は息を整え、四体の精霊を見渡す。

「……やった」勝利の達成感が胸を満たす。


戦闘後、宝箱が出現。

中には「闇岩の大剣」と「超強力回復ポーション」。

大剣は破壊力抜群で、ボス級魔物戦に特化している。


黒の森進行度:80%。

――レベル:14


浩は精霊たちと共に次の階層への階段を見つける。

洞窟内にはさらに深い階層があり、未知の強敵と罠が待つ。

精霊との連携が、次の戦闘での生存率を大きく左右する。


通路の分岐で光る石を確認。

「……これも仕掛けか?」浩は慎重に近づき、ゼフィールとノクティアで安全を確認。

通路は無事に解除され、奥へと続いていた。


三層奥の戦闘で、浩は精霊四体の連携と戦術の重要性を再認識する。

最弱だった勇者は、精霊の力を借りてボス級魔物を打ち倒す戦力へと成長していた。


浩は斧、杖、短剣、ハンマー、大剣、弓を握り直す。

「……次も、必ず勝つ」

黒の森深部、隠しダンジョンの奥で、勇者の決意が静かに響いた。

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