第10話への応援コメント
非常に考察しがいのあるお話でした!
結局肉塊は主人公の柵さんのものだったとしたら、一体誰の一人称視点で語られてきたのでしょう…
柵さんの幽霊ならコンビニで会計して食べてますし人と話してますし、その線は考えにくい…
柵さんを装った別人なら東保さんが見抜くはずだし…
実は肉塊は柵さんではなく別の人のもので、柵さんが何かの拍子で殺めてしまってそれを解体して隠蔽し、自身の記憶を抹消する事で普段の生活を営んでいたという事でしょうか…?
肉塊が動くのも、東保さんの急変も、全て柵さんの幻覚で、必死に取り繕っているのだとしたら恐ろしいですね…
何にせよ、色々な想像を膨らませる作品で面白かったです!
作者からの返信
この小説の主人公は柵であり、柵の視点で語られています。
幽霊でもないし、幻覚も見ていませんが確かにこの書き方だと勘違いしてしまうのも仕方がありませんよね。すみません。
ですが、感想ありがとうございます。もう一度考察しながら読むと色々と見方が変わるかもしれませんね。
追記:色んな解釈ができることは良いと思います!
第10話への応援コメント
企画へのご参加ありがとうございます。
最後の一行を読み終えた瞬間、全身の血が引いていくような感覚を覚えました。これまでの何気ない描写すべてが、この結末への伏線だったのかと気づき、鳥肌が止まりません。
■ 最後まで読んだ感想
何度も手元に戻ってくる「肉塊」を必死に排除しようとしていた主人公の物語。ちょっと色々と配慮すると言葉に迷いますが、ダークで、ホラーで、いい意味で後味の悪い作品として完成度が高いと思いました。
社会人である主人公の動作が、かなり細かく、そして少し幼さを感じさせる書き方をされていて、最初はその差に違和感を感じていたのですが、最後の方、ひらがなの文章が続くところから、ラストにかけての展開で、それが主人公の危うさや脆さを表現していたのかもしれないと繋がり、勝手に納得しております。
■ お題「比喩」の活用について
物語の終盤、お題の「比喩」がこの悪夢のような逆転劇を完璧に演出していました。
「塊獣」:タイトル自体が比喩ですね。物語に何度も登場する「肉塊」という言葉もそうですが、その比喩がこの作品の薄気味悪さを高めていると思います。
「悩みの種は発芽し、そこに根付いてしまった」(ラスト):不安を「種」と例え、それが「根付いた」とした表現まではよく用いられる比喩ですが、最後にその不安を根ごと焼き尽くしたはずが……。という着地点が、その表現をあなただけが生み出せる皮肉な隠喩に昇華させているのではないでしょうか。
■ 最後に
全10話、一貫して漂う冬の寒さと、少しずつズレていく日常の恐怖。肝が冷えるホラー体験をありがとうございました。
また文芸部の部室で、あなたの新しい「言葉」に出会える日を楽しみにしています。
作者からの返信
あっ……ありがてぇ……
というのは置いときまして、なぜこんなに求めているコメントを書けるのかと不思議に思っております。
エスパーなのでしょうか?コメントありがとうございます。