件名: 【原稿確認】11月号特集「六子坂町」原稿ご確認のお願い

乃東 かるる

送信:太田

件名: 【原稿確認】11月号特集「六子坂町」第二校ご確認のお願い


六子坂町役場 振興課

綿貫 結衣 様


いつも大変お世話になっております。

株式会社 誠藍社「月刊 忌録」編集部の太田です。


先日は、公務ご多忙の折にもかかわらず、弊誌の取材に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございました。町役場の皆様の温かいご対応に、改めて深く感謝申し上げます。


現在、11月号の特集「最恐の町・六子坂町」の誌面構成を詰めております。

綿貫様よりご提案いただいた「逆転の発想による観光戦略」を軸に、読者の知的好奇心を刺激する非常に挑戦的な内容となっております。


以下、掲載に伴う第二校原稿【確認事項】となります。ご確認いただけますと幸いです。


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1. 町長メッセージの掲載手法について

町長より賜りました「安全は保証しない」という警告文ですが、単なるテキストではなく、見開き1ページ目をまるごと使用した「警告帯」としてデザインいたしました。

「行政が公式に生命の保証を放棄する」という演出は、若年層へのインパクトが非常に強いと判断しております。


【確認】:町長が冗談めかしておっしゃっていた、「禁域を荒らす者は、町で『六子坂様』の食事係(欠員補充)として再就職してもらう」という一文も、そのまま採用しております。地方自治体の「究極の自己責任」を強調するフレーズとして、非常に秀逸であると感じております。


2. 体験型イベントの視覚効果について

「一般参加型・御供物捕獲作戦(山狩り)」および「深夜の解体ショー」の告知についてです。


【確認】:中身を伏せた状態の肉塊のカットですが、あえてボカシを弱め、「衣服の一部に血のようなものが付着した状態」を強調してレイアウトいたしました。

「あまりに作り込みが深く、本物の死の匂いがする」という演出こそが、貴町の目指すブランド価値に直結すると考えております。


3. 旧町立病院跡のデータについて

医院長の御子柴様から「あれが正常な写り方だ」と伺った、旧病院跡の動画データについてです。

改めて解析に回しましたが、どうしても画面下半分に「赤黒いノイズ」が混入してしまいます。当初は機材トラブルを疑いましたが、これも貴町の「仕様」であると判断し、一切の補正をかけずに「現地の空気」として掲載させていただきます。

「啜り泣き」のような音声如何しましょう?


4. 空き家募集情報の記載内容

【相談】:例年「祭事後に急増する空き家」を宿泊体験として貸し出す企画ですが、あえて「前住人の生活の痕跡(散乱した食器、壁の爪痕など)」をそのまま撮影した写真をメインに据えております。

「移住者の生存率が低いほど、スリルとしての価値が上がる」という貴町のマーケティング戦略は、現代の閉塞感に苦しむ若者たちに、ある種の「救済」として刺さるはずです。


全体的な所感

私はこんな雑誌の編集をしておりますが、徹底した合理主義者であり、怪異の存在は否定する立場ですが、六子坂町という土地が持つ「徹底して倫理を排除した創生プラン」には、編集者として畏怖の念を禁じ得ません。


修正済みの原稿、および添付の[六子坂神社鳥居前(未加工).jpg]をあわせてご確認ください。

画像の画面端に映り込んでいる、「こちらへ這い寄ろうとしている手」のような染みも、ご指示通りPhotoshopでの除去は行わず、「無加工の証拠」として掲載いたします。


なお、当日の取材に同行したカメラマンの田端ですが、昨日より連絡が取れなくなっております。

もし町の方で彼を見かけるようなことがあれば、役場の「食事係」の件、彼に打診していただければ幸いです。


何卒宜しくお願い致します。


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株式会社 誠藍社(SEIRAN-SHA)

「月刊 忌録」編集部

太田 圭介 / KEISUKE OTA

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町

        3-12-5 誠藍ビル 4F

TEL :03-xxxx-xxxx(直通)

FAX :03-xxxx-xxxx

Mail:k-ota@seiran-sha.co.jp

URL :http://www.seiran-sha.co.jp/kiroku/


※取材等で不在が多いため、至急の際は上記PCメールまでご連絡ください。 ※添付の画像データ等が破損・変色している場合、再送をお願いすることがあります。

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