3話「接続」への応援コメント
初めまして、コメント失礼します。
やや未来……でしょうか。絶妙にありそうな状況に戦慄します。知性は残っているのに動けない、意思表示もできない。半端に生かされている命。医療が進んでも人が幸福を得るとは限らないという示唆に富んでいます。
そしてその解消に使うVR技術にもなんとなく不穏を感じてしまいました。エンジニア金子さんの視線の先にある〈ユートピア〉〈死亡率0〉。そして強制離脱の説明……めちゃくちゃ嫌な雰囲気!
これからダイブ、ということになるのでしょうか。遅ればせながら追わせていただきます。
作者からの返信
山田あとり様、コメントありがとうございます!
「絶妙にありそうな状況」と言っていただけて、とても嬉しいです。私自身も、実際にあり得そうなリアリティのある日本の近未来を想像しながら、本作を執筆いたしました。
また、その回まで読んでいただく中で不穏を感じ取っていただけたのであれば、こちらの意図したものがきちんと伝わったようで、本当に良かったです。
続きも楽しんでいただけますと幸いです!結末まで尻すぼみにならないよう、しっかりとした形で準備していますので、最後までどうぞよろしくお願いいたします。
8話「贈り物」への応援コメント
企画から失礼します。2章まで読んだ感想を残させて頂きます。
いよいよ本番というところで、VRの世界ならではの楽しさと現実の苦しみとが合わさった、奇妙な旅。一気に読めました。
とはいえ、やはり場面転換(例:現実とVRの切り替え時)に、何かしら大きな空白か線があると親切かな? とは思いました。(重要と思うが故に)繰り返しになって恐縮です。しかし、逆に言えば、今回は改善についての意見は思いつきませんでした。
引き続き、よろしくお願いします。
作者からの返信
すはな様、感想ありがとうございます。
場面転換を、読者の方々からよりはっきり区別できるように「大きな空白」や「線」を入れる、というご指摘には本当に共感しました。
特に私の作品はVRではありますが、ヒューマンドラマ中心のため場面転換が多くなりがちです。だからこそ、より親切に、Web小説ならではの特徴を最大限活かせるよう、工夫していこうと思います。
私も明日あたり時間を作って、企画作品をじっくり読んでいきます。これからもよろしくお願いします!
3話「接続」への応援コメント
ほぼ脳死状態と言っても間違ってない方を手段を問わず、どうにかして生きていてもらうための方法が「作られた世界の中で生きてもらう」という結果だったことが不気味に感じてしまいました。
とても続きが気になります。
それから、SFなのにTPNだったり、β遮断薬だったり、現実にある医療用語が出てくるのがまたリアリティを感じさせますね!
作者からの返信
この部分は、現代でもかなり話題になっている分野ですよね。とても繊細なテーマではありますが、安楽死に対する各国の考え方も異なるぶん、未来の日本を想定しつつ、私が知っている範囲でできるだけリアリティが出るようにしてみました。(医学知識はまったくないので、Google先生の助けを借りました)
0話「契約」への応援コメント
初めまして。
「【相互感想】時には殴り合ってでも、作家として成長したい方へ。」から参りました。
他の作家さんのフィードバックや、自作の改善点の洗い出しを行いたいと思い、私も同企画に参加しております。未熟者ではありますが、失礼に当たらない範囲で、出来る限りのフィードバックと、私なりの貴作の分析を行いたいと思い、コメントさせていただきました。
冒頭の
「灯りのない部屋は、空っぽというより放置された形をしていた。」
という一文を読んだ瞬間、まず強く印象に残ったのは「寒さ」と「暗さ」でした。何もない四角い部屋、最低限の家具だけが残された廃墟のような空間が浮かび、正直なところ「幸せな方向には進まなそうだな」という予感を抱きました。
この一文は嫌な感じを覚えつつも、「導入として上手いな」という印象も同時にありました。ただ、普通の生活空間の中に入院用ベッドが置かれている異物感については、個人的に少し引っかかりました。もっとも、レビューや反応を見る限り、ここを気にしているのは自分が外れ値なのだろうとも感じています。
部屋の散らかった衣類や段ボール、ペットボトルの描写は、情景として非常に分かりやすい反面、荒れた様子がやや続き、テンポを少し損ねているようにも感じました。ただ、改行や「。」の後に文章を続ける独特のリズムは、単なる好みやスタイルの違いだとも思っています。自分の周囲にはあまり見ない書き方だったので、純粋に興味深かったです。
「入院用ベッドだけが異様に整えられている」という描写からは、狂気というよりも、まず病気や介護のイメージが強く想起されました。VRゲームの話へ繋がっていくことは読み進めれば分かるため、この違和感が今後どう回収されるのかを期待しています。
人工呼吸器の音、空気清浄機の唸り、アルコールや腐敗の匂いといった五感描写は、色・音・匂いが重なり、没入感を強く高めていました。一方で、もし削るなら匂い描写かな、と感じました。アルコール臭の意図は理解できますが、「果物が腐りかけた匂い」の方が印象的なので、そちらに絞っても十分ではないか、というのが個人的な感想です。
スマートフォンが光り、VRユートピアの広告が始まった瞬間は、唐突というより「なるほど、テーマが見えた」と感じました。話の導入としてテンポも良く、暗く沈んだ現実との対比がよく効いていると思います。現時点では世界観説明としての役割が強く、主人公の心理や伏線はまだ読み取れませんが、後から読み返して「ここが仕込みだったのか」と気づかされる構造である可能性も感じました。
タイトル「世界の果てで、君の幸せを問う ~妻を殺すまで、あと72時間~」を踏まえると、この0話はまだ本性を隠している印象です。「妻」という存在も明示されておらず、あえて抑制された導入だと感じました。
読後に残ったのは、不気味さでした。VR広告の過剰な明るさが、暗い現実をより際立たせていて、カレーに少し甘味を加えるような、嫌な方向に効くアクセントになっていると感じます。この対比の使い方は、非常にテクニカルだと思います。
作家目線で見ると、VRゲーム世界という「期待(読者と作者が共有できる確定した方向性)」を明確に提示しつつ、「予想(どの方向にも動ける振れ幅)」をうまく残している冒頭だと分析しました。
学びたい点は、情景描写の丁寧さです。自分はどうしても雑になりがちなので、見習いたいと感じました。真似したいのは、特定の感情を強く揺さぶる場面で、あえて真逆の感情を少しだけ差し込むテクニックです。
一方で、文章の詰め方や擬音の多用については、好みの問題ではありますが、個人的には少し気になりました。特に擬音が連続する箇所は、読者の想像に委ねる余地を狭めてしまう可能性もあるのかな、と感じています。
全体として、読者を選ぶ書き出しではありますが、狙いは明確で、続きを読みたいと思わせる力のある導入だと思いました。今後の展開も楽しみにしています。
作者からの返信
牛☆大権現様、企画からの参加、ありがとうございます。
いただいた感想文を拝読して、プロローグは千字前後の短い文章にもかかわらず、細部まで丁寧に読んでくださったのだと感じました。改めてお礼申し上げます。
全体として、いただいたご返信の解釈にはほぼ同意しています。
情景描写で伝えたかったのは、ご指摘のとおり「寒さ」「暗さ」「憂鬱さ」です。また入院用ベッドについては、おそらく第1話を読めば分かると思うのですが、そもそも生活空間というより、最初から病室の描写でした。なので、プロローグだけを読んだ段階で入院用ベッドに異物感を抱かれるのは、むしろ当然だと思っています。
描写をどこまで削るか、という点は、狙っている読者層や志向するジャンルによって変わってくる、というのが私の考えです。ライトノベルであれば、今の自分の書き方はたぶん不正解寄りだと思いますし、一般文芸や純文学に寄せるほど正解に近づいていくのかな、と思ったります。
ただ、私はライト文芸という立ち位置なので、その中間地点、重すぎずテンポが遅すぎもしない一方で、叙情性や深みもある、というバランスは意識しています。
アルコールの匂いと、果物が腐りかけた匂いについても、結局は「死に向かっている病室」の描写である以上、どちらか一つでも十分ではないか、というご指摘は、改めて考えると私も納得できました。大きな気づきになりました。ありがとうございます。
擬音に関しては、どの程度がベストなのか、そもそも答えが存在しないのが創作だとは思いつつ、いただいたアドバイスを参考にしながら、もう少し考えていきたいです。
##改行や「。」の後に文章を続ける独特のリズムは、単なる好みやスタイルの違いだとも思っています。##
この点については、私自身が長い文章を読むのがあまり得意ではないので、基本的にどんなに長くても二行を超えないように、文を刻むようにしています。もしこのスタイルが不自然だったり読みづらさにつながっているようなら、調整の余地はあると思っています。逆に、単に見慣れないだけで読みにくさは特になかったのであれば、私としては嬉しい限りです。
私も時間が取れたら、牛☆大権現様の作品を拝読して、私なりの感想を残させていただきます。(おそらく週末になると思います。企画の趣旨もありますので、できるだけ丁寧に読みたいので……)
今後の展開も、楽しみながら読んでいただけましたら幸いです……!
3話「接続」への応援コメント
初めまして、コメント失礼いたします。
「苺のような、病室の消毒の匂いとは別の、やわらかい甘さ」——この一文で完全に掴まれました。
匂いで人の記憶や存在の痕跡を描くの、本当に難しいのに、こんなに自然に溶け込ませていて。消毒液の無機質さと苺の甘さの対比が、「かつて愛されていた」という記憶を、言葉で説明せずに伝えてくる。
そして「ギア使用中の死亡率はゼロ」——この「安全」の強調が、かえって「尊厳ある死」を阻んでいる皮肉。AI時代の「幸福」が何を奪うのか、という問いが静かに刺さりました。
続きも、大切に追わせていただきます!
作者からの返信
長文の応援コメント、本当にありがとうございます。
自分が作品を通して伝えたかったことをすべて汲み取っていただけて、嬉しいと同時に、とても真剣に読んでくださっているのだと伝わってきました。重ねて感謝いたします。
完結まではまだまだ先になりそうですが、これからも楽しんでいただければ幸いです。引き続き頑張って執筆させていただきます!
4話「絶叫」への応援コメント
今のAIやVRの発展を見ていると、近い将来本当にこんな技術が可能になる日が来るのかもしれないと思わされる、そんなリアリティを備えた作品だなと思いました。
ただ、回復不可能な病人とその家族を精神的に救うといった良い事ばかりではなく、同時に怖さも感じさせる作品ですね。
本来なら会話できるはずのないものが話せるようになってしまっているというのは。
奥様の反応は久々に感覚が戻ってきたからでしょうか。それとも別の理由があるのでしょうか。そんな想像も膨らみます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
私が今回の作品を構想するにあたって、「脳死に近い状態の患者にVRを使用したとき、それは本当に良いことばかりなのだろうか?」と考えました。かえって、極度に弱っている患者にとってVRという強い刺激は大きなリスクを伴うはずで、その点を作品の中で描いてみたいと思いました。
ご指摘のとおり、奥様の反応は、触覚以外の感覚がほぼ遮断され、まるで深海に永遠に閉じ込められていたような孤立感の中で、突然様々な感覚が戻ってきたことによるものです。(私はあくまで想像する立場なので、実際にそうした患者さんが心の中でどれほど死にたいと叫んでいたのか、あるいはそれでも生きたいと思っていたのかは、正直分かりませんが……)
ただし、セーフティモードの作動と、事前に複数の薬剤を投与していたという設定もあり、精神が完全に崩壊するところまでは至っていない――という想定でした。
今後の展開においては、そうした点も違和感なく自然に掘り下げていく計画です。引き続き読んでいただけたら幸いです!
3話「接続」への応援コメント
拝読しました
AIが普及しきった未来の世界で、脳卒中の妻に、自分の作った世界の中で生きてもらう
素晴らしい愛情ではありますが、現代でこの作品を読む私は、何故か一抹の不安を感じてしまいます
それが作者様の意図的なものであるのなら、完全に感想を操作されており、いっそ気持ちが良いです
ここからどういう展開を経ていくのか、楽しみです
★★★評価&レビューを置いていきますね
執筆、お互いに頑張りましょう!
よろしければ、こちらの作品にも遊びに来てくださいね
作者からの返信
拝読とご感想をありがとうございます!
死にたいけれど死ねない、愛しているのに殺さざるを得ない――そんな倫理的ジレンマを、これから丁寧に描いていく予定です。
八白 嘘さんの作品も、ぜひ一度読みに伺います!
5話「約束」への応援コメント
メンタルやられちゃいます笑