ごめんねポニョ。への応援コメント
こんばんは。
やはりいいなあ、と思いました。ぽんぽん丸さんの色がしっかり出ていて、しかもかなり人間らしい部分が垣間見える作品でした。ちっとも機械的な感じのしないほんのり温かいSFでとても良かったです。ひとつひとつの文に「ぽんぽん丸らしさ」があって、これはぽんぽん丸ジャンキーの私からすれば大変なご馳走なわけですよ。とても面白い作品でした。
それでは、大変恐縮ではあるのですが、評価のほうに移りたいと思います。
私は、
テーマ解釈 8/10
物語性 9/10
独創性 9/10 で、合計26点とさせていただきます。
最初にテーマ解釈ですが、ぽんぽん丸さんは鷹さんと比べると楽曲を真っ直ぐに取り入れているわけではないな、と感じました。これは悪い意味ではなくて、むしろ「家族」という一見何の関係もなさそうなものに絡めて書くことで、しつこくもなく、丁度いい塩梅に仕上がっていたのではないかと思います。読んでいてまんまあの曲だ!となるのではなく、ここ、もしかしたらあの歌詞と……?とところどころ探して楽しめる感じがよかったです。しかし、楽曲にとことん沿って書かれた鷹さんの作品のほうが今回私的には刺さったため、8点とさせていただきました。
次に物語性ですが、父親と宇宙人を自称する男性と回転寿司、とかいう超おもろスタートなので、面白くないわけがないんですよ。でもぶっ飛んだ話かと思いきや、しっかり現実的なひととひとの繋がりが描かれています。正直、作品のキャッチコピーがすべてを表していると思います。あえていうんですが、単純に好きです。露骨に表現するのではなく、一見離れたところからほどよい温度とともに大切なことを伝える、というストーリー展開はぽんぽん丸さんの得意技だと思うので、本来ならば満点なんです。これはどこが足りなかったとかではなく、鷹さんのが良すぎたんです……!
最後に独創性です。これでこそぽんぽん丸さんだ!となるセンスがところどころに散りばめられていて非常に良かったです。このテーマでSF、しかも「家族」を主軸にした作品を書いてくるなんてやっぱ普通じゃない、と思いました。宇宙人の存在をあたかも当たり前のように書いていること、そして彼らが当たり前のように私たちの日常に息づいているという世界観が、読んでいてとっても心地良かったです。そしてしっかりエモを感じる。これって私が目指していることでもあるので、敬意をもって9点を贈らせていただきます。しかし満点に一歩及ばなかったのは、もっとぶっ飛んでもいいと思ったからです。ぽんぽん丸さんならもっといける、と思ってしまいました。
変な講評ですみません。でもとにかく楽しませていただきました!ありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます!!
近況ノートにうだうだ書いたんですが個人的には矢島美容室とニホンノミカタのテーマど真ん中は家族でした。むしろど真ん中過ぎて良くないかなとも思ってました。でも隣乃さんは世代的に伝わらないだろう、とも予想していました。その上で伝えようとしていたので、そのぶんは十分に汲んでいただけたと思います!
なにより私の筆致が冴えてなかったので…笑
物語については家族の在り方をできるだけ広げたかったです。宇宙人とネバダと日本人のハーフのハーフで、お母さんに育てられて。そんなユニークを普通のこととして扱いたかったです。ただちょっと足りなかった自覚もあります。
『もっとぶっ飛んでもいいと思ったからです。ぽんぽん丸さんならもっといける』
つまり足りなかったのはそういうとこです。完全同意です。私ならもっといけます。自認「ちょっと落ち着けてしまったな」でした。
『ぽんぽん丸さんだ!となるセンスがところどころに散りばめられていて』
そうなんです。ほんとそうで散りばめてあるだけです。金粉パラパラして何がええの?です。物語とか小説とかそういうしょうもない料理にぽんぽん丸というでっかい金塊ドカンでお食事台無しにしてから『今後の文学はこれです』と館内放送を流して、お礼を賜るためにメインシェフとして笑顔で登場する、それが私のすべきことです。
完全に同意です。もっとやります。今度審査頂く機会を頂ければそうできるようにちゃんとアップします。今回は失礼しちゃいました。なのにもっとできると信じてくれてありがとうございます。がんばります。
あと隣乃さんも文学ボクシングぜひ参加してみてください。私も対戦してみたいですし、他の方とのマッチメイクも見てみたいです。
あらためて年始のお忙しい中、ありがとうございます!!今後もいろいろよろしくお願いします!!
ごめんねポニョ。への応援コメント
ぽんぽん丸さん、こんばんは。
SF、良いですね。
SF要素がすごくきれいに絡んでいて、難しいSF用語がなくても楽しめました。
主人公女子が「本当に父親なんだろうか」と疑うのが良いなぁ。
そりゃそうですよね、いきなりそんなこと言われても……って普通なりますよね。
回転寿司のシーンから始まって主に会話で進んでいくのも、有名な映画が複数出てくるのも、とっつきやすくて良いと思います。
・テーマ解釈:9/10
・物語性:8/10
・独創性:10/10
合計27pt
テーマとして、やはり「一人」というのがこちらの作品でも練り込まれていると思うのですが、温かみのある「一人」なんですよね。
本当に私個人の解釈なので申し訳ないんですが、「ニホンノミカタ」は突き放したちょっと冷たい「一人」がうっすら描かれているように感じるのです。
だから、本当にちょっとだけ、解釈不一致なんですよね。
物語性は、途中で「?」と思う箇所があったのと、スター・ウォーズについてもっとママが見ちゃいけない理由をとうとうと語る、もしくは「え? ああ、そういえばスター・ウォーズなんて映画あったわね」くらい冷めたことを言うシーンが欲しかったな、なんて贅沢を言ってみます。
「?」と思ったのは、「いつもごめんねぇ、ご馳走様」のセリフを誰が言っているのかすぐにわからない部分です。
一人暮らし同士だと書いてあるので大学の友達か彼氏なんだろうなと推測はできるのですが、もうちょっとだけ親切に書いてくれるとうれしかったかな。
全体的に不思議な雰囲気で進むので、よけいにw
独創性は満点です。
これはたぶん、誰にも書けない。
もし似たようなストーリーのを誰かが書いたとしても、おかしなことがおかしなまま進められる空気感までは真似できないでしょう。(褒めていますw)
まあとにかく、楽しく拝読できました。
ありがとうございました!
作者からの返信
こんばんは!丁寧な読みありがとうございます…!!
奇妙な3人を書いてみようと思いました。矢島美容室って家族を名乗り性別も偽っています。でも誰も「彼らは家族じゃない!」なんて言わないんです。奇妙がそのまま受け入れられているのっていいなと思いました。もちろんバラエティだからですが、一般の家族とか恋人とかについても同じでいいのになと思っています。
「家族ってこう!」って肯定するだけでも反対側を否定している感じがするし、「これは違う!」も野暮です。なのでどちらもしない物語を書こうというのが今回に限らず最近の私の感覚です。そのために今回はバラエティくらいの感覚で家族を楽しもうというのがいちおう私の中でできたかな?と思うので、祐里さんからこういった感想いただけてうれしいです!
自認父のセリフを聞いて自分に似てるかもしれない→父親と同じ言い回しをしたらそいつ理論で押し切ってみたのですが無茶過ぎましたね…笑 そもそも読者の中ではまだ父親が確定してないのと主人公のしゃべり方にクセがないのでよくないですね。
スター・ウォーズについては「わからんことを楽しそうに話してる人」を見るのが個人的に好きなのでそんな感じでいいかなと思ったんですが、ちゃんと不親切な感じでした…笑 「理解しないままどう進むか?」が私の書きたいことで、たぶん今後も説明しないままを続けていくと思うので頑張ってちょうどいいバランスを探してみます!
めちゃくちゃきちんと祐里さんの読みを頂けて私のやりたいことについていろいろ気付けました!あらためてありがとうございます!
今度はぜひ祐里さんもボクシングご参加ください!笑 機会いただけるなら私ともぜひ!
ごめんねポニョ。への応援コメント
なんかあったかくてジーンとした。
ちょっと情けない感じのお父さんと、さっぱりしてそうなお母さん。
二人の子供で良かったんじゃないの?
作者からの返信
☆、♡、コメントとレビューまでありがとうございます!🙇♂️光栄です!
変な人が変なことを変な感じで体験して「でも別にええやん!」という物語にすることで「どんな家族もそれぞれでいいんだよ」という感じになればいいなとぼんやり感じていたので、2人の子供でよかったと肯定いただけて嬉しいです…!
こんな感じで捉えどころがないけどなんかいい感じの物語を普段から書いていると自負してますので、もしよろしければ他の物語もぜひお願いします🙇♂️
改めてお読みいただいて嬉しいです!誠にありがとうございます!