へべ雑談7
真野てん
第1話 元日
こんにちは、真野てんです。
2026年の元日ということで、今年こそはたくさん小説を書くぞという強い決意のもとにいま筆を執っております。
また新年一発目の雑談に際し、本来であればお祝いの挨拶でもしたいところですが、現在、我が家は喪中でありますので何卒ご容赦くださいませ。
まったくもって元日から出鼻をくじかれたような気持ちですが、ならば今回はその張本人である故人——父親のお話でもさせていただきましょうか。
若い頃からの不摂生が祟り、喜寿を迎えることなく亡くなった我が父。
最後の数年間はずっと病院で看取り看護を受けていた彼ですが、むかしはかなりの健啖家でガタイもいいほうでした。
手先が器用で工作的なアイデアも豊富な男でした。
バイクや車が大好きで、母と結婚する前はよく草レースに参加していたそうな。
私の趣味の大半は、そんな彼の息子として少なからず影響を受けていますね。
そう。小さい頃は父が好きだった。
しかし年齢を重ねるにつれ、手放しでは彼を受け入れられなくなりました。それは親子としてもそうだけど、一人間としてもです。
私の作品に父性的なものがあまり象徴として描かれないのは、そんな彼との関係性の現れなのかもしれませんね。
死の間際になっても「やっと俺の人生始まるな」くらいにしか思ってなかったのでバチが当たったのか、葬式当日に尿管結石でひとり病院へ行く羽目になったのでしょう(ぁ
正直、すでに死後ですが、まだ父親との関係に折り合いがついておりません。
きっと彼との対話はこれからも続いていくのでしょう。
そんなことを思った2026年1月1日の深夜でした。
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