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  • 飴色のナイフへの応援コメント

    桐生甘太郎様

     明けましておめでとうございます。新年を如何お過ごしでありましょうか。謹んで、本年もどうぞ宜しくお願いいたます。


     ヒトのウチとそのソトの境の感覚は、強引に刃物で切り離すしかないであろう程に整備されていて、まるでウチと臍帯で繋がれているかのように、私的空間の方にヒトがぶら下がって暮らしていると感じさせてくれます。妙な話ですが、卵が先か、鵜が先か、ウチという私的空間が公的空間での自己を生かして、ヒトはそれに呼応して帰路につきます。
     公的空間でのヒトは公共の所有として立ち代わり、姿を現す隙間もなくすっかり整備されてしまっているのでありましょう。主人公の外へ駆り出る行為は、刃物をもって強引に引き離す儀式であり、その様子はまるで逃走劇のように、私には映りました。

    作者からの返信

    明けましておめでとうございます、かいまさや様。
    新年早々から作品をお読み頂き、大変有り難いです。
    そうですね。私の作品では、家の外に居るのに内にこもりがちで境界線より少し内側、という作品は珍しいかもしれません。
    文中の〝あの人も繕っているのかしら〟は、おそらく永遠に見えることのない、暗黙の了解として、私たちを引っ張り回し続けるのかもしれませんね。内でも外でも。
    内においては自らを抱える重さ、外においては感情的紛争や愛の結束で。
    内も外も大事にすべきとは誰もが思うのでしょうが、果たして外のワタシと内のわたしは同じ人かしらと…
    思っている事を書いただけの作品でしたので、大変に深い洞察を頂けまして、嬉しい限りでございます。自分の文章の手助けとなりそうです。
    それでは、本年もよろしくお願い致します。有難うございました。