笑えよへの応援コメント
とても好きです。
読んでいる間ずっと、静かで整った世界の「正しさ」と、そこから確実にこぼれ落ちていくものの感触が胸に残りました。
彼の言葉が最後に“戻ってくる”構成が見事で、あの一言と笑い声が、この物語のすべてを引き受けているように感じます。
彼は確かに嫌な人間だったし、世界から見れば排除されてもおかしくない存在だった。それでも、その歪さや毒まで含めて「人間だった」のだと、読後に強く思わされました。
誰も傷つかず、誰も荒れない世界が完成した先で、
「面白さ」「不快さ」「救いのない悪意」まで一緒に消えてしまったことへの、淡い喪失感がとても効いています。
ラストの静けさが美しくて、だからこそ怖い。
短いのにテーマが深く、読後に考えが止まらない作品でした。
作者からの返信
とてもご丁寧な感想、ありがとうございます。
宙ぶらりんのままの、なんとも言えない読後感を目指していたので、そう受け取っていただけて嬉しいです。
確かに彼は「毒」ですが、同時に世界を彩る存在だったのかもしれません。
つい最近創作小説を書き始めたので、未熟な点だらけだったと思いますが、こんなにご丁寧な感想がいただけて、嬉しい限りです。
お読みいただきありがとうございました。
笑えよへの応援コメント
複雑な読後感でした。いや、話はとっても面白かったのですが、果たして彼のような攻撃的な言葉をこの世を面白くするために容認していいのかちょっと考え込んでしまって。『毒舌』と『悪口』の違いはむつかしいですね。
読んでいるうちにふと考えてしまう。余韻のある話でした。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
まさしく、読み手によって結末の受け取り方が変わるようには意識して書きました。「彼が本当は一番人間的だった」という捉え方も、「いや、でも彼の悪口を容認していいの?」という捉え方も、何が正解と思うかは、読み手の解釈に任せています。
たまったもんじゃないのは承知の上で、不二原さまを「考えさせる話」を書けて良かったです…笑
ともあれ、お読みいただき、細かいご感想までいただき、大変うれしいです!ありがとうございました!