第2話への応援コメント
こんばんは、この度は当企画「あらすじを見せてください」へのご参加、ありがとうございます。主催者です。
少し遅くなりましたが、先ほど作品の方を読み終わりましたので、感想の方を残させていただきます。
幽霊が出ると噂のある「Aヶ丘団地」を訪れた主人公たちが体験するストーリーは、ホラー的でありながらも少しのぬくもりを感じさせてくれます。
それは多分に、視える「遠野」が一号棟の303号室で起こった悲劇を見通してくれたことが影響していると思います。本来……というか、私が思っているだけかもしれないのですが、ホラーというのは「解決されない不安」が根底にあり、だからこそ後味の悪いものが多い。
こちらの作品には、その後味の悪さがない。いい悪いではなく、その不安を解消してくれたからこそ、あたたかい読後感が存在しているのでしょう。ホラーのカテゴリではありますが、ヒューマンドラマの要素も多分にあるからかな、と思ったり。
特に303号室の悲劇は、遠野が語る体で伝えているため、不気味さや不安感は比較的マイルドでした。視えるのが遠野だけであるからこそ、成り立つ話ではあるのですが、だからこそ余計にマイルドではあるかなと。(直接的に恐怖が見えないという意味で)
スイと遠野の関係性は、お互いに近いようでも完全には近づききれない感じがして、その不安定さが魅力になっているように感じます。スイにとって、遠野は単なる幼馴染というには大きな存在ではありますが、同時に手を離せばいなくなってしまうかもしれない不安も抱えている。だからこそ、もう一度出会いたいがための「また月曜日」と祈ったのでしょう。
全体的にホラーでありながらも、穏やかな雰囲気が漂う作品でした。
一点だけ気になったのですが、スイたちが高校生だということに最後まで気づきませんでした。小学校高学年くらいかな~という想像で読んでいたので、ちょっと驚きが。私の確認不足かもしれませんが……。
あらすじに関しては、しっかり要点をまとめられており、内容を理解するのにも役に立ちました。企画にお寄せいただき感謝しております。
長くなりましたが、この辺りで。
この度は企画への参加ありがとうございました!
第2話への応援コメント
続きを……読んでみたいですね。スイくんと遠野くんの関係の良さもですが、母子の経緯と、それに対する遠野くんの考えが述べられる場面では深く考えさせられました。場面の描写は自分も団地内を歩いているかのように錯覚させられました(つまり、没入感がある!)。描写もキャラも、物語も良い。良き物語をありがとうございました。