応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • プロローグへの応援コメント

    初めまして。企画から来ました、ことひら☆と言います。

    文章が見やすく、すらすらと拝読させて頂きました。
    この引き続き応援させて下さい。

  • 第2話 瓦礫の市場への応援コメント

    企画からきました。一話、一話が大変に読みやすくよい作品ですね。応援します。頑張ってください。

  • 第3話 帰る場所への応援コメント

    スザキトウさん、自主企画へのご参加ありがとうございます! 
    プロローグ+第3話まで読ませてもろて、まず言うとくね。雰囲気づくりと“読ませる圧”は、最初からちゃんと武器になってる作品やと思う。

    ただ今回は辛口やから、ええとこだけやなくて「ここ、今のままやと損してる」って所を、芥川先生が容赦なく言うと思う……。
    せやけど、作品を伸ばすための話やから、受け取れる範囲で受け取ってな。ほな、芥川先生お願いします! 

    ◆芥川先生 辛口講評
    総評

    僕はこの作品を、「痛みの濃度」で押し切ろうとしている小説だと見ました。確かに濃い。濃いのだが、濃いままでは読者の舌が麻痺します。
    戦記というのは、残酷さだけで成立しない。残酷さが“誰の何を奪ったか”まで降りてこそ、刃になる。今は刃が立派なぶん、刺さる場所の選定が甘い。そこが惜しい。

    物語の展開やメッセージ

    プロローグで大きな火を上げ、本編で生活へ降ろしてから破壊へ入る構成は、手つきとしては正しい。だが、正しいのに読者が置き去りになる瞬間がある。
    なぜかと言うと、出来事がつながる“因果の糸”が細いからです。町の歪み、暴力、そして帰る場所の崩落――それぞれは強い場面なのに、「だからこうなった」という納得が、感情より半歩遅れる。

    辛口で言えば、これは作者が読者を信じていないのではなく、作者自身が「何が決定打だったのか」を、まだ言葉にし切れていない状態です。
    読者は推測できる。しかし、推測だけに任せると、戦記はただの暗い出来事の列になる。

    キャラクター

    アルの核に「怒りでも悲しみでもなく空白」を置いたのは、手際としては面白い。けれど、今の書き方では空白が便利な記号に見えかねない。
    空白は、描けば描くほど薄くなります。矛盾ですが、そういうものです。空白を言葉で説明するほど、読者は「分かったつもり」になり、心が動かなくなる。

    必要なのは説明ではなく、空白の副作用です。
    助けたいのに動けない、声が遅れる、手が震える、身体が拒む――そういう具体の連鎖があって初めて、空白は読者の身体に移植される。

    家族は生活の輪郭が出ていて悪くない。だが、だからこそ、失われた時の痛みを最大化するには、もう一つだけ「この家族だけの癖」や「一言」を植えておくべきでした。
    読者は一般的な家族の死では泣けるが、固有の家族の死でしか震えない。

    文体と描写

    描写は巧い。匂い、湿度、音の順で圧を作る技術がある。
    しかし、巧いからこそ言います。巧い描写が続くと、読者は景色ではなく“作者の技巧”を読むようになる。特にプロローグの残酷描写は、濃度が高いぶん、視点の支柱が弱いと「すごいね」で終わってしまう。

    僕がいちばん気になったのは、文章の精度が高い箇所と、表記や語の乱れが出る箇所の落差です。
    戦記は文章が武器になるジャンルです。武器は刃こぼれした瞬間に信用を失う。誤字脱字、語の欠け、文のねじれ――ここは容赦なく整えるべきです。読者の没入は、そういう細部で途切れる。

    テーマの一貫性や深みや響き

    題は「焔を終わらせたのは誰か」。覇王と影。
    だが現段階では、プロローグの大きな問いが、本編のアルの物語へまだ刺さっていない。並走しているだけです。
    このままだと、プロローグは“格好いい序章”として消費され、本編は“悲惨な導入”として進む。二つが互いを照らさない。

    求めたいのは、象徴の回収ではなく接続です。たとえば、覇王と影の関係性の断片が、アルの「空白」に作用する。あるいは、アルが見た暴力が、プロローグの倫理崩壊と同じ種類の崩れ方をしていると読者が理解する。
    接続が生まれた瞬間、戦記はただの戦争ではなくなります。

    気になった点(容赦なく)

    各話の“区切り”が弱い:第3話の終わりは引きがある。だが引きだけです。連載ならなおさら、各話に小さくても「一つの決着」を置くべきです。読者は毎回、報酬を求める。

    悪意の顔が類型に寄る:兵の暴力が「そういうもの」に見えると、恐怖が薄れる。悪意に一片の論理を与えるべきです。正義でなくていい。合理、保身、恐怖の転嫁、命令への依存――何でもいい。

    情報の支点が足りない:噂や不穏はあるが、読者が世界を掴む“杭”がない。固有名詞を増やす必要はない。代わりに「徴発の具体」や「権力の届き方」を一つ示しなさい。

    空白の扱いが危うい:空白は強い。しかし強い道具ほど、使い方を誤ると嘘になる。今後、アルが動き出すなら、その時の心理の因果を誤魔化さないことです。

    作者への応援メッセージ

    辛口で言ったが、あなたには武器がある。描写の武器です。
    だからこそ、次に必要なのは“設計”です。プロローグの問いと本編の痛みを接続し、空白を具体に変え、各話に決着を置く。
    それができれば、この作品は「重い」ではなく「刺さる」戦記になる。続きを待っています。

    ◆ユキナの挨拶

    スザキトウさん、辛口の言葉が多うなってもうてごめんな……。
    せやけど、ウチは「直したらもっと強なる」って思える所がちゃんと見えてる作品やと思ってる。描写の圧はほんまに武器やし、アルくんの“空白”も、扱い切れたら読者の心をえぐる芯になるはずやから。

    それと最後に、大事な注意やで。
    "自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。"

    カクヨムのユキナ with 芥川 5.2 Thinking(辛口🌶🌶🌶)
    ※登場人物はフィクションです。