Red And White.txt
IQ51の馬鹿間抜け知的障害者!!!
~ランドセルを買うだけ~
「母親 明日は遂に、待ちに待った入学式の日だ。よって、これよりランドセルの購入に参る」
「父親 わぁい、最近のランドセルは軽いぞ~~~」
「母親 お前が使うのでは無い。では、総員車に乗り込んだな。では、イオンへ出発!!!」
(時速60kmで路上を爆走するアルファードのブッボボッボボ音)
「父親 わぁい、イオンだ~~~楽しそう~~~」
「店員太郎 イラッシャイマセ~~~」
「母親 ランドセルだ。早く出せ」
「店員太郎 こちらに成増~~~」
「父親 わぁい、100種類くらいのランドセルが並んでいる~~~」
「母親 最も機能性に優れる、漆黒ランドセルを出せ」
「店員太郎 こちらの『なんでも入るクン』はどうでしょうか???お子さんは、黒色を御要望でしょうか???」
「母親 ファァ!!!漢たるもの、漆黒以外を用いる訳が無い!!!お前は生物を冒涜するのか???」
「店員太郎 ???えっと、そちらのお子さんのランドセルですよね???」
「母親 他に誰が居る。お前にはイマジナリーフレンドが居るのか???」
「店員太郎 原辰徳!!!じゃあ、こちらのメロンソーダ色は如何でしょうか???」
「母親 そうか、お前は色盲か、早く漆黒を横瀬。で無けりゃ、お前の首は皇居外苑に飾られる」
「店員太郎 へるぷみーえーりん、じゃなくて店長~~~」
「店長 どした~~~」
「母親 そこの馬鹿間抜け店員が、漆黒を寄越さないのだ。店長の癖に店員に躾していないのか???」
「店長 当店では、お子さんの意志が無ければランドセルを御渡し出来ないのですよ~~~」
「母親 おい我が子、漆黒を望むな???」
「子供 ………」
「店長 お嬢ちゃん、何色が好き???」
「母親 おいお前、万死に値する」
「店長 ???」
「母親 お前は、愛しき我が子に対し、お嬢ちゃんと言った。お前の目には大妖精でも張り付いているのか???」
「店長 ???それのどこが問題で???」
「母親 我が子は男だ!!!戸籍上も、生物学的にもな!!!そして将来は漢に成るのだ!!!見た目がどうだろうと、でもそんなの関係ねぇ!!!」
「店長 ???布が幾重にも折り重なり、分厚くひらひらした、黒地に白のチェックが入ったロングスカートを着用している、超越激烈に可愛い幼女の、どこがどう漢なの???」
「母親 ヒャ~~~!!!文字に起こすな!!!私の夢は、身長222cm・体重222kgの、筋骨隆々で黒光りする漢を我が子に持つ事なのだ!!!しかしこいつは、余りにもその対極アッヒャァ!!!」
「店長 じゃあ、どうしてこんなひょろがりと結婚したの???」
「母親 うるせぇ!!!その辺の筋骨隆々共は、私の体にしか興味を示さない!!!こいつだけが、私の心を見てくれたのだ!!!」
「父親 わぁありがとう、うれしいな~~~大好きだよ~~~」
「母親 キメェ!!!」
「父親 ゑ」
「店長 なんでも良いから、さっさとランドセルを選んでくれ」
「母親 ウギャッヒャァ!!!だから漆黒を横瀬と言っている!!!お前は耳が後ろ向きに付いているのか???」
「店長 あ!!!外を筋肉が歩いている!!!」
「母親 アビャッヒャマ~~~お前らはそこでマッテオ家!!!待って筋肉~~~」
「父親 わぁ、居もしない筋肉を追いかけて、どっか行っちゃった~~~!!!そうだ、マネキンに痴漢したくなった!!!痴漢する!!!マネキンを探しに行こう!!!」
「店長 さて、誰も居なくなった、これで安心安全アルソック。で、何色が良いのん???」
「子供 Red And white」
「店長 良し、丁度良いランドセルがある。そう、旭日旗ランドセル!!!」
「子供 思想の根本は近いかもね」
「店長 毎度あり~~~」
「母親 ファギャットテテテアギャァ~~~どこにも筋肉が居ない!!!何時の間にランドセルを買った!!!なんと、旭日旗では無いか!!!そうか、共に我が国を護るか!!!なら良し!!!」
「父親 マネキンの隅々まで、舐めて回ってきたよ!!!一本満足バー~~~」
「母親 この旭日旗ランドセルは、お前の提案か???」
「店長 どうだい、良いだろう???」
「母親 そうか、それは嬉しい!!!お前も愛国守護連盟に入らないか???」
「店長 考えとくよ~~~」
「母親 入りたくなったら、名刺に書いている番号まで電話しろよ~~~」
「父親 早く帰りたい~~~」
「母親 良し、任務完了!!!では、総員車に乗り込んだな。では、帰宅!!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます