プロ野球のどん底から這い上がれ!育成8位の逆襲物語
栗モン
プロローグ
「かっ飛ばせー!中村!」
ブォン!
「ストライクスリー!ゲームセット!」
「クソッ!」
俺の名前は中村 博(なかむら ひろし)。
東野高校の3年生野球部員だ。
今この瞬間に俺の夏は終わった。
「ありがとうございましたっ!!」
「まさか県大会3回戦で負けちまうなんて。俺のせいだ。本当にごめん。」
「いいんだよ。今までありがとう。」
俺の野球人生はここで終わったと思っていたがしかし、とある知らない人に声をかけられた。
「中村君は君かい?」
「はい、そうですが。」
「私こう言うものでしてね。」
スッ…
!!
「プロのスカウトですか!?県大会3回戦負けの俺に?」
「ああ、君だよ。君の打撃には素晴らしいポテンシャルがあった。うちで育成でよければ、ドラフトで指名するかもしれない。是非プロ入りを考えて見てほしいんだ。」
「ちょっと待ってください!」
「それじゃ、よろしく」
「えぇ?(困惑)」
と言うわけでドラフトの日がやってきてしまった。
「育成第8巡選択希望選手 ブルースターズ 中村博 外野手」
うっそだろ?ほんとに指名されちまったよ!
こうして俺のプロ人生が始まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます