第15話 宿屋での一幕

私達は、ハクちゃんの冒険者カードを受け取り、

昨日泊まった宿に向かっていた。


「ソルテちゃん!今日からは、ご飯を食べよう!」

『うん、ハクちゃんもいるしね!』

「ん?ご飯?」

「そう!ご飯だよ!友達と一緒だともっと美味しくなるよ!」

「ご飯?って何?」

「食べる物だよ!」

「うぅん?なんとなくわかった!」


ハクちゃんは、よくわかってないみたい、

コハクちゃんが優しく説明している。

まぁ見ればわかるでしょ!



そして宿に着き、私達は宿に入った。


「三名様ですね。」

「はい!」

「夕食と朝食は、つけますか?」

「はい!つけます!」

「かしこまりました、こちらが部屋の鍵です。夕食は、食堂でお願いします。」

「はい!」


と、いうことで、

ご飯だー!


「それじゃぁ二人とも!ご飯を食べよ!」

『うん!』

「うん?」


私達は、食堂の席に座った。

どんな料理がでてくるかな?


「楽しみだね!」

『うん!そうだね!』

「うーん?…うん!」


それから色々と話しながら、

料理が運ばれてくるのを待っていた。


「お待たせしました、こちらが当宿自慢の料理です!」

「わぁ!」

「みゃ!(わぁ!)」

「わーい?」


運ばれてきた料理は、

ふわふわなパンと、いい匂いがするスープ、

そして、大きなお肉だった。


パンは、見るからに美味しそうだし、

スープに関しては、すぐに無くなっちゃいそう!

で、お肉は、なんかのモンスターかな?鑑定…しなくていいや。

皆んなで、分けて食べる感じかな?


「お肉は、私が分けるね!」

『コハクちゃん、ありがとう!』

「ありがとう?」


そして、コハクちゃんがお肉を取り分けてくれた。


「それじゃ!食べよう!いただきます!」

『いただきます!』

「?いただきます?」


私達は、食べ始めた。

コハクちゃんは、ハクちゃんにお手本を見せながら食べている。

ハクちゃんは、お手本を見ながら食べている。

私は、子猫なので少し苦労しながら食べている。


「美味しい!」

「でしょ!友達と一緒だからすっごく美味しいんだよ!」

「みゃん!(うん!)」


そして皆んな、凄く幸せな顔で食べている。

当然!私も含めてね!

…あの時、コハクちゃんのおかげで、前を向けたから今がある。


「うん!」

「ハクちゃん、ここに付いてるよ!」

「ありがとう!」


私の居場所、大切な友達、

…だから、友達に危害を加えようとする奴がいたら、

どんなことをしてでも、守る。

たとえそれが、人を殺す事になっても。


…幸せは、守りたい。



私達は、夕食を食べ終わり、部屋に入っていた。


「二人とも!寝よっか!」

「うん!」

『そうだね。』


私達は、ベッドに入ってすぐに寝た。

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