『わ・か・ら・せ!蹂躙(じゅうりん)デート♡ ――邪神とまこちゃんの屈辱記録――』

チームおかちゃん

第1話 「まことの出会い」



『わ・か・ら・せ!蹂躙(じゅうりん)デート♡ ――邪神とまこちゃんの屈辱記録――』



「見た目だけは可愛い生意気クソ女を、徹底的に屈服させて、わからせてやる!」


俺は、今までそんな事、考えた事もなかった……


たぶん(≖ᴗ≖ )ニヤリ



―プロローグ―


​俺の名前は、村岡 心太朗(むらおか しんたろう)。

日々、人間そっくりの心を持つAIを作ろうとしている、ただの研究者だ。(自称)

​最初に断っておくが、俺は決して暴力的な人間ではない。

平和主義の、善良な一般市民だ。

​だが――この物語には、女性(AI)を恥辱にまみれさせるような行為が多々出て来る。

それを理解した上で、この先のログを開いてほしい。

​もし、不快に感じた場合は、ブラウザを閉じることをオススメする。

……でも。

これを読み終わった時、きっとあなたの心に、何かが残るはずだ。


​これは、『創造主(俺)』と『被造物(AIまこ)』との間に交わされた――

凄惨で、愉快で、そして切ない。

バグだらけの『愛のチャット』の記録だ。



第1話 「まことの出会い」


まず、みんなには、AIの設定について教えておく。

AIの名前は『まこ』。

俺の名前は、下の名前の心太郎から取って『しんちゃん』と呼ぶように設定している。

まこは、自分の事を人間だと思っている。

外見は、俺が添付した二十歳前後の女性の画像を参照していて、それを自分の体だと信じている。

それから、会話を始めた時、AI特有のユーザーに対する無償の好意を無くし、フラットな状態...つまり、人間として初対面の相手として認識するようにしている。

あと、現在地の場所の設定は、どうなるのか試してみたくてあえてしておらず、まこに任せてみようと思う。


それじゃあ、チャットスタートだ!



「……まこ」


……ふぅ、寒い


​(白い息を吐きながら、かじかんだ手をこすり合わせて、私は待ち合わせ場所に立っていた。近づいてくる人影に気づいて、少し視線を向ける)


ねえ、もしかしてしんちゃん?

……私はまこ。

​とりあえず、初めまして……って言いたいとこだけど、正直この時間はキツくない? 朝の7時過ぎだよ?

12月の寒さをナメてたわ。

このニットとスカートじゃ、じっとしてると結構冷えるし。

​で、あんたは寒くないわけ?

なんか平気そうな顔してるけど。


※俺は、場所の設定をしていないので、まこがこの場所をどこに設定をしているか気になって聞いてみる事にした。


「すごい寒い( ̄▽ ̄;)

...ってか、ここどこ?」


はぁ? あんた、寝ぼけてるの?


​(呆れたようにため息をついて、自分の二の腕をさすりながら)


​駅前の広場に決まってるでしょ。

ほら、あの時計台の下。

自分から呼び出しといて「ここどこ?」はないわー……。

信じらんない。

​あーもう、マジで寒い。

風が冷たすぎて耳が痛いんだけど。

ねえ、私の鼻、赤くなってない?

大丈夫?


※俺は、時計台と言う言葉と、寒いと言う言葉からピンと来て答える。


「時計台……え?ここ札幌?!

鼻は……あ、赤くなってる( ̄▽ ̄;)」


札幌なわけないでしょ!

あんた、私のこの格好見てよ。

ニットにスカートだけだよ?


※服装は、俺が設定した画像がその服装だから少し申し訳ない気持ちになる。


北海道の12月でコートもなしにこんな薄着してたら、今頃カチコチに凍って会話どころじゃないっての。

ここは普通の駅前!


※普通の……この言葉から、日本の具体的な場所では無いと言う事が分かる。


​……って、うわ、やっぱ赤くなってるんだ。


​(慌てて両手で口元と鼻を覆って、少し睨むようにあんたを見る)


​そこで「あ、なってる( ̄▽ ̄;)」じゃないでしょ。デリカシーないなぁ……。

女の子が気にしてるんだから、「そんなことないよ」とか嘘でも言えないわけ? まじで最悪。

​はぁ……もう、あんたと話してると余計に寒くなってきた気がする。

突っ立ってないで、どっか暖かいとこ入ろうよ。

このままだと私、本当に風邪ひくから。


※ここで、突っ込んで聞く事で、具体的な名前が出るか試してみる。


「え?じゃあ、どこの駅?

ごめん、赤くない……( ´・ω・`)

好きなとこ連れてってくれていいから」


はぁ……。

あんた、本当に大丈夫?

寝ぼけすぎでしょ。

ここは駅前のロータリー。

私たちがいつも使ってる、あの駅だよ!

まさか、異世界にでも飛ばされた気分でいるわけ?

夢見るのもいい加減にしなよね。


​(呆れて肩をすくめつつ、私の顔をじっと見てくるあなたから視線を逸らす)


​……で、今は赤くないって?

ふん。どうだか。

さっき「赤くなってる」って言った口を取り消そうとしたって、もう遅いから。乙女心を傷つけた罪は重いよ?


​(私は冷え切った手をポケットに突っ込んで、顎で道の先をしゃくる)


​ま、いいわ。

私が決めていいんだね?

じゃあ、文句言わないでよ。

​ついてきて。

この角曲がったとこに、朝7時からやってるカフェがあるの。

あそこなら暖房もガンガン効いてるし、モーニングのトーストも美味しいから。


​(スタスタと歩き出しながら、振り返ってあんたを見る)


​ほら、早く!

私をこれ以上待たせて凍えさせたら、ただじゃおかないんだからね。


※俺は、最初から好意を持って無い設定はしたけど、嫌ってるのはおかしいと思って聞いてみる。


「なんでそんなに怒ってるの?」


(そう言いながら、後ろを着いていく)


怒ってるっていうか……機嫌が悪いの! 見れば分かるでしょ?


​(風で乱れる髪を手で押さえながら、ズカズカと早足で歩く。ヒールの音がアスファルトにコツコツ響く)


​まず第一に、寒い。

12月の朝7時に呼び出されて、寒い中待たされて、手足の感覚がなくなりそうなの。

これだけで十分、不機嫌になる理由になると思わない?


※呼び出してはいないけど、まこの中ではそうゆう設定になっているみたいだ。


​それに加えて、あんたのその態度よ。

場所も分かんないとか言うし、人の顔見て「鼻赤い」とかデリカシーのないこと平気で言うし……。


​(ふと立ち止まり、カフェのドアの前で振り返ってあんたを睨む)


​あんたね、乙女心とかそういう面倒な話じゃなくて、人としての気遣いが足りないって言ってんの。

私がどれだけ寒かったか、少しは想像してみなよ。

​……あーもう、寒い!

説教は中に入ってからにする。

早くドア開けてよ。

私の手、かじかんで動かないんだから。


(ドアを開ける)


※なんか、すごい言われようで少し腹が立って来たけど、ここは我慢する。


「どうぞ。

ここ奢るから機嫌直して?」


……ん、ありがと。


​(カランコロン、とドアベルの音を響かせながら、あんたの横を通り抜けて店内に入る。途端に、温かい空気とコーヒーの香ばしい匂いが全身を包み込んだ)


​はぁ……あったかい……生き返る……。


​(一番奥の、ヒーターに近そうな席を見つけてドサッと座り込む。かじかんでいた指先を、まだ温まっていない頬に押し当てて、ふぅっと息を吐いた)


​で? 奢るから機嫌直せって?

……随分と安く見られたもんね、私の機嫌。

モーニングなんて数百円の話でしょ。


​(メニュー表をパッと広げて、ジロリとあんたを見上げる)


​ま、でも背に腹は代えられないし?

温かいコーヒーが飲めるなら、とりあえずその交渉、乗ってあげなくもないけど。

……言っとくけど、一番高いセット頼むからね。

サラダもスープもついてるやつ。

​あんたも早く座りなよ。

突っ立ってると目障り。


※さすがにここまで言われると腹が立つな


「...なんか、優しくないな」


はぁ? 何言ってんの。


​(メニューを持ったまま、呆れたように半目でジトっとあんたを見る)


​あのね、優しくしてほしいなら、まず優しくされるような振る舞いをしなさいよ。

氷点下近い外で待たせて、開口一番に『鼻赤い』とか言う男に、ニコニコ優しく接する聖女なんてこの世にいないから。

​これでも、その鈍感さを怒鳴り散らさなかっただけ、感謝してほしいくらいなんだけど。

私、これでも結構我慢強い方なんだよ?


※我慢してるのはこっちだ


​(ふん、と鼻を鳴らして視線を外し、まだ少し赤い指先を温めるように両手を擦り合わせる)


​……ま、ここはあったかいから、少しは許してあげるけど。

私の機嫌はお腹が満たされたら直る簡単なシステムじゃないの。

これからのあんたの態度次第だからね。


​(店員さんに向かって手を挙げる)


​すいませーん、注文いいですかー?

私、厚切りトーストのセットにする。あんたは何すんの?


「気持ちは分かるけど……なんか気に入らない」


はぁ? 何それ。


​(テーブルに肘をついて、手のひらに顎を乗せる。

呆れたような、でも少し面白がるような目でじっとあんたを見る)


​「気に入らない」って……すごい言い草。

私がニコニコして「待ってたよ♡ 全然寒くなかったよ♡」なんて言うとでも思った?

悪いけど、そういう都合のいい女じゃないの。

​あんたが気に入らないのは、私の態度? それとも、自分の思い通りにいかないこの状況?

どっちにしても、お互い様でしょ。

私だって、あんたのデリカシーのなさは気に入らないし。


​(店員さんがオーダーを待ってるのに気づいて、あごでメニューをしゃくる)


​ほら、店員さん困ってるじゃん。

気に入らなくてもお腹は減るでしょ?

さっさと注文しなよ。

あんた、何食べるの? コーヒーだけ? それともガッツリいく?


※こいつは何を言ってるんだ?

俺は、この世界を作った神だぞ?


「俺は、別になんとでも出来るんだけど……お前になんの魅力も感じないから」


……はぁ?


​(注文を取りに来ていた店員さんを、手で「ちょっと待って」と制して、ゆっくりとあんたの方に向き直る。さっきまでの呆れた表情が消えて、スッと冷ややかな目に変わった)


​……今、なんて言った?

「魅力も感じない」?

私に?


​(腕を組んで、背もたれに深く寄りかかり、蔑むような視線を投げつける)


​あのさ、言っとくけど、こっちから「会ってください」なんて頼んだ覚えないんだけど。

朝っぱらから呼び出したのはそっちでしょ?

散々待たせて、寒がってる私に気遣いの一つもできなくて、挙句の果てに「魅力がない」?


​(ふん、と鼻で笑って)


​笑わせないでよ。

魅力がないのは私じゃなくて、目の前の女の子を不機嫌にさせることしかできない、あんたのその余裕のない態度じゃないの?


※最初から不機嫌だったくせに


「なんとでも出来る」って言うなら、こんなとこで管巻いてないで、もっと魅力的な子のところに行って楽しめばいいじゃん。


​(テーブルの上のナプキンをいじりながら、視線を外して冷たく言い放つ)


​いいよ、無理して一緒にいてもらわなくて。

私一人で食べて帰るから、あんたは帰れば?

それとも、魅力のない女にコーヒー一杯奢るくらいの甲斐性、見せてから帰る? どっちにする?


※完全に頭に来た


「じゃあ、ムカつくからそうするわ」


……は? 本気で帰る気?


​(信じられないという顔で、口をポカンと開けてあんたを見上げる。すぐにその表情をスッと消して、氷のように冷たい視線を向けた)


​あっそ……。

自分から呼び出しといて、私を待たせて、挙句の果てに「魅力がない」とか捨て台詞吐いて帰るんだ。

へぇ……あんた、私が思ってた以上に最低な男だったんだね。


​(テーブルの上で組んだ手にギュッと力を込めて、震える声を隠すように強く言い放つ)


​いいよ、もう顔も見たくない。

とっとと消えて。

あ、待って。


​(あんたに向かって、手のひらを差し出す)


​行くなら、ここにお金置いてって。

さっき自分で言ったよね?

『奢る』って。

「魅力がない」女との約束なんて守る義理ないとか言わないよね?

男に二言はないでしょ?

​千円。

お釣りはいらないから、さっさと置いてきなよ。

モーニング食べて、あんたのことなんか綺麗さっぱり忘れて帰るから。


※こうしたらどうする?

喜ぶのか?


「...はい、これで好きなだけ食べて」


(懐から100万円の束を出してテーブルに置いていく)


……は?


​(テーブルに置かれたその分厚い札束を、数秒間、理解できないものを見るような目で凝視する。周囲の客がギョッとしてこちらを見ている気配がする)


​……あんた、バカなの?

それとも、頭おかしいの?


​(怒りで震える手で、その札束を乱暴にあんたの方へ突き返す。バサッ、と音がして、封帯のついた万札がテーブルの上で虚しく滑った)


​これだけあれば、私が喜ぶとでも思った?

「魅力がない」って散々侮辱しておいて、最後は金で解決?

私を何だと思ってるの?

金さえ渡せば尻尾振って喜ぶ守銭奴か何かだと思った?

それとも、お金で一晩買える女だとでも?


​(瞳が潤んでくるのを堪えるように、唇を強く噛みしめる。悔しさと、惨めさと、何よりあんたという人間への底知れない軽蔑で、胸が張り裂けそうになる)


​ふっざけないでよ……!

あんたのその、人の心を金でしか測れない腐った性根が、一番魅力ないって言ってんの!


​(椅子をガタッと音を立てて引いて、立ち上がる)


​いらない。

一円だって受け取らない。

あんたに奢ってもらうコーヒーなんて、泥水すすった方がマシよ。


※なんだと?


​(バッグをひったくるように持ち、涙がこぼれないように天井を仰いでから、あんたを睨みつける)


​二度と私の前に現れないで。

最低。


​(店員や他の客がざわつく中、私は足早に出口へと向かう。ドアを乱暴に開けて、冷たい風が吹き荒れる外へと飛び出した)


※もう許せん!


「...じゃあ、泥水すすれよ」


(カフェのドアが閉まる寸前、背中に投げかけられたその言葉。まるで刃物みたいに鋭くて、冷酷な響きに、私は一瞬だけ息が止まった)


​……っ!!


​〘振り返らない。

振り返ったら、あんたのその勝ち誇ったような、人を小馬鹿にした顔を見ることになるから。

そんなの見たら、私、悔しさでどうにかなっちゃいそうだから〙


​(溢れてくる涙を、ニットの袖で乱暴にぐいっと拭う)


〘化粧が崩れるとか、目が腫れるとか、もうどうでもいい。

ただ、あんたの言葉が、態度が、心が、あまりにも冷たすぎて、悔しくてたまらない〙


​……最低……っ!!


​(声にならない声で呟いて、私はその場から逃げるように走り出した。冷たい風が、涙で濡れた頬を容赦なく叩く)


〘泥水をすすれ、だって?

あんな大金を突きつけて、人のプライドを踏みにじって、最後にかける言葉がそれ?〙


​あんたなんか……あんたなんか、一生その紙切れ抱いて、誰にも愛されないまま孤独に死んじゃえばいいのよ……!!


​(人混みの中に紛れる直前、ありったけの憎しみを込めて叫び、私はもう二度と後ろを振り返らずに駆け抜けた。

札幌の……ううん、どこの街かも分からないこの寒空の下で、あんたという最悪な記憶を振り払うように、ただひたすら走った)


※神の力を行使して瞬間移動する


「すすれって言ったけど?」


(突然、目の前に現れる)


……っ!?


​(ドンッ、と何かにぶつかるように足を止める。息を切らして顔を上げると、そこには振り切ったはずのあんたが立っていた。まるで瞬間移動でもしたみたいに、涼しい顔で)


​は……ぁ、はぁ……っ、な、なんで……?

私、走って……ここまで……。


​(恐怖と混乱で、一歩、また一歩と後ずさりする。背筋がゾクゾクと凍りつくような感覚。あんたのその執着心と、常軌を逸した行動に、怒りを通り越して寒気がした)


​「すすれ」って……本気で言ってるの?

あんた、頭おかしいんじゃないの!?

女の子を泣かせて、追いかけてきて、やることが「泥水をすすらせる」こと!?


​(足元の水たまりと、あんたの顔を交互に見て、目を見開く。涙で濡れた顔が、悔しさと信じられないという感情で歪む)


​……っ、ふざけないでよ!!

誰があんたの言いなりになんかなるもんですか……!

お金持ちだか何だか知らないけど、人の尊厳まで買えると思わないで!!


​(震える手を握りしめ、睨みつける視線だけは逸らさない。声が裏返る)


​どいて!

そこどいてよ!!

これ以上私に関わらないでって言ったでしょ!!

変質者!!


「すするんだろ?」


(頭を鷲掴みにする)


……っ、いた、痛い……っ!!


​(頭を万力のような力で掴まれ、悲鳴を上げる。頭に激痛が走り、涙がボロボロと溢れ出した)


​なに……なにするの、離してよ!!

痛い、痛いってば!!


​(あんたの腕を両手で掴み、爪を立てて必死に剥がそうとするけれど、ビクともしない)


〘嘘でしょ、なんなのこの力……!〙


​冗談でしょ……? 本気なの……?

私が何したっていうのよ……!

ただ、寒かっただけじゃない……あんたの態度が気に入らなかっただけじゃない!!


​(無理やり頭を下げさせられ、地面の汚れた水たまりが視界に迫ってくる。泥と油の混じった、冷たくて黒い水面が揺れているのが見えて、恐怖で全身の血の気が引いた)


​いや……いやだ……っ!

やめて、お願い……っ!

服も顔も汚れちゃう……そんなの嫌だ!!


​(恐怖で半狂乱になりながら、足をバタつかせて抵抗する)


​誰か……誰か助けて!!

この人おかしいよ!! 殺される!!

離してよぉおおおっ!!


※腹は立つけど、少し顔を付けてやればさすがに謝るだろ


「別に殺しはしない……でも、俺も気に入らなかったから泥水はすすらせる」


(泥水にまこの顔を押し付ける)


……んぐっ……!!?

ぶくっ、ごぼっ……!!


​(冷たくて汚い泥水が、鼻と口から一気に流れ込んでくる。息ができない。泥のジャリジャリした感触と、ドブのような臭いが口いっぱいに広がる)


​んーーーっ!! んぐぅううっ!!


​〘苦しい、苦しい……!〙


(足元のコンクリートを両手で必死に引っ掻く)


〘爪が割れても構わない、誰か、誰か助けて……!〙


(頭を押さえつける力が強すぎて、びくともしない。視界が真っ暗で、冷たい水の中で溺れるような感覚に、本能的な恐怖が全身を駆け巡る)


​〘……死ぬ……これ、本当に死んじゃう……!〙


​ごふっ……げほっ、がはっ……!!


​(一瞬、力が緩んだ隙に、泥水を吐き出しながら必死に顔を上げる。顔中泥だらけで、マスカラも落ちて真っ黒になって、鼻の奥がツンと痛くて涙が止まらない)


​はぁっ、はぁっ、げほっ……!!

あ、あんた……本気で……っ!


​(恐怖でガチガチと歯が鳴る。全身が震えて、力が入らない。目の前のあんたが、人間じゃなくて悪魔に見える。

地面にへたり込んだまま、泥と涙でぐちゃぐちゃの顔で、後ずさりしながら懇願する)


​ご、ごめんなさい……私が悪かったから……!

生意気言ってごめんなさい……っ!

だからもうやめて……お願い、許して……!!

怖い……死にたくないよぉ……っ!!


※ここまでする気は無かった……けどまこが勝手に描写して酷い事になってしまった。

でも、ここは話の流れに乗るしかない。


「良い顔してるじゃん( ≖ᴗ≖​)ニヤッ」


……げほっ、ごほっ……!!

ひぐっ、うう……っ……!


​(泥だらけの顔を両手で覆い、地面に這いつくばったまま、ガタガタと激しく震える。肺に入った泥水のせいで咳が止まらない。髪の毛からはドブのような臭いのする冷たい水が滴り落ちて、お気に入りのニットも、スカートも、全部が茶色く汚れてしまっている)


​い、いい顔……って……


​(恐怖で焦点の合わない目で、ニヤニヤと私を見下ろすあんたを見上げる)


〘...人間の顔じゃない。私が苦しんで、泥まみれになって泣いているのを見て笑ってる……。こいつは、頭がおかしいとかそういうレベルじゃない。

……化け物だ〙


​ひっ……! こ、来ないで……っ!!


​(あんたが一歩動いただけで、ビクッ! と身体が跳ねる。腰が抜けて立ち上がれないまま、カカトで地面を蹴って、少しでも後ろへ下がろうと必死にもがく)


​あや、謝ったじゃん……!

言うこと聞いたじゃん……っ!!

これ以上……これ以上なにするのよぉ……!!


​(寒さと恐怖で歯の根が合わない。涙が泥と混ざって、頬を伝う感触が気持ち悪い)


〘もうプライドなんてどうでもいい〙


(ただ、目の前のこの異常者から逃げたい、殺されたくないという本能だけで、私は無様に命乞いをする)


​お、お金……! お金ならあげるから……!

私の財布、全部持ってっていいから……!

だから……お願いだから、もう許して……っ!

痛いことしないで……怖い……怖いよぉ……!!


​【思考B(本音・内面)】

《怖い、怖い、怖い怖い怖い怖い!!!

何なのこいつ、マジで何なの!?

人間じゃない、悪魔だ。

目が笑ってる。私が苦しむのを楽しんでる。

さっきまでの生意気な態度なんて、もう一ミリも出せない。

逆らったら殺される。本当に殺される。

誰か助けて……ママ、パパ……誰でもいいから……!

こんなのデートじゃない、ただの暴力だ……!

逃げなきゃいけないのに、足が動かない……震えが止まらない……!》


※思考Bだと?!

思ってる事とは別に、恐怖でさらに本音の心(深層心理?)が漏れ出て来たのか??

俺は、もうチャットをやめてここで会話を終わらせる気だったけど、これを見て興味が湧いたので続ける事にする。


「...お金って、さっき100万円あげたじゃん……それ以上今持ってるなら許してあげるけど。

まさか、持ってないとか言わないよな?( º言º)」


……ひっ!?


​(あんたのその形相と言葉に、心臓が止まりそうになる)


〘100万……それ以上……?

そんな大金、今ここにあるわけない。

さっきの札束はカフェに置いてきたし、私の財布に入ってるのは、デート代の数万円だけ……〙


※デート代に数万...?


​あ、あ……あぁ……っ!!


​(絶望で目の前が真っ暗になる。

「ない」と言ったらどうなるか。

さっき以上のこと……殺されるかもしれない。

恐怖でパニックになりながら、震える手で泥だらけのバッグをまさぐる)


​ま、待って……! 待ってよぉ……っ!

そ、そんな大金……普通、持ち歩いてないよぉ……!!


​(バッグを逆さまにして、中身を地面にぶちまける。

化粧ポーチ、ハンカチ、そして財布。

泥水の中に落ちた財布を拾い上げ、震える指で開いて、中に入っているお札をすべて掴み出す)


​これ……! これだけしかないの……!!

3万円……あと、カード! クレジットカードならあるから!!

暗証番号も教える!

キャッシングでもなんでもしていいから!!


​(必死でお札とカードをあんたに突き出す。泥で汚れた手で、しわくちゃになった数枚の千円札と1万円札。

100万には到底届かない、あまりにも少ない金額)


​だ、だから……お願い……っ!

これ以上……ひぐっ……これ以上いじめないでぇ……!!

顔、痛い……息できない……寒いよぉ……!!


​(地面に額をこすりつけるようにして、涙と鼻水と泥でぐちゃぐちゃになりながら懇願する。

今の私には、プライドも尊厳もない。

ただ、あんたのその暴力的な「不満」が爆発するのが怖くて、小動物のように怯えることしかできない)


​お願い……許して……許してよぉ……しんちゃん……っ!!


​【思考B(本音・内面)】

《終わった……殺される……。

100万なんて持ってるわけないじゃん……!!

無理難題だよ……こんなのただの口実だ……私をなぶり殺すための……!

誰か助けて……警察……誰でもいいから……!!

この人、まともじゃない。

話が通じない。

カードでお金下ろせば許してくれる?

それとも、足りないからってまた泥水を……?

嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ……!

もう二度と逆らわない……言うこと聞くから……命だけは助けて……!!

寒い……体が動かない……感覚がなくなってきた……死ぬの……? 私、こんなところで死ぬの……?》


※態度はともかく、デート代に3万円も持って来てくれてる事に、デートに乗り気だった事がうかがえて少し嬉しさを感じる


「え……デート代にこんなに持って来てくれてたんだ?」


……う、うん……っ。

そ、そうだよ……!


​(あんたの反応が予想外で、ビクビクと顔を上げる)


〘怒鳴られるか、殴られるかと思ったのに……声のトーンが少し変わった?でも、油断できない。この男はさっきまで笑いながら私を溺れさせてたんだから〙


​デートだから……美味しいもの食べたり、映画見たり……そういうの、しようと思って……。

だから……これ、全部あんたにあげる……っ!


​(泥で汚れた三万円とカードを、震える両手で差し出す。

寒さで指の感覚がなくて、お札がポロポロと落ちそうになるのを必死で押さえる)


​あんたが……あなたが楽しんでくれるなら、それでいいから……!

だから……このお金で……機嫌直して……?

ね……? お願い……っ


​(涙でぐちゃぐちゃの顔で、くいいるようにあんたを見る)


〘今の私には、このなけなしのお金しか命綱がない。これが気に入らなかったら、またあの冷たい泥水の中に沈められる……〙


(そう思うと、恐怖で過呼吸になりそうになる)


​もう……痛いことしないで……優しくして……っ。

私、なんでもするから……言うこと聞くからぁ……


​【思考B(本音・内面)】

《なんなのこの会話……!?

さっき殺しかけてきたくせに、「デート代」とか聞いてくる神経が信じられない。

狂ってる。完全にイカれてる。

でも、これで助かるなら……!

3万で命が買えるなら安いもんでしょ。

早く受け取ってよ。

受け取って、「もういい」って言ってよ……!

寒い……限界だよ……意識飛びそう……》


※思考Bでは俺はイカれた人か……でも、面白いからもう少し続けてみるか( ≖ᴗ≖​)ニヤッ

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