12月22日の人声天語
夢美瑠瑠
第1話 火曜日朝
アリストテレスは、「万学の祖」と呼ばれて、「歴史上の最高の賢人」とも呼ばれ、アレキサンダー大王の家庭教師だったらしい。
そう詳しくもないし、調べないし、適当ですが、
ギリシャの栄えていたころに、アカデミアという大学の元祖を設立したのがアリストテレス。
その「大学の濫觴」の風景を描いたミケランジェロの絵画はあまりにも有名…
中央にアリストテレスと並んで、その師匠のプラトンがいる。
京都大学にも「哲学の道」というのがあるらしいが、アリストテレスの「逍遥学派」は、”歩きながら考えて対話するのが頭脳を刺激するのに最良”というユニバーサルな知恵の実践?をしていたということからきている。
「万学の祖」と呼ばれるのは才能がマルチというか、いろんなことについて一家言あり、科学的な思考の萌芽を創造した? そういう先見性。 ダヴィンチでもそうですが、飛行機の設計図を書いていたり、なんというか非常に透徹したような怜悧さがあった?
で、生半可であんまり知ったかぶりは書かないが、アリストテレスの提唱したいろんな「学問の萌芽」的な理論の中に「四元素説」がある。
世界を構成している元素、この「元素」も彼の創案の概念?
エレメント、のことですが、今の化学では、元素周期表があり、物理とかでも原子、電子、クオークとか、現実に世界を構成するミクロなレベルについても解明されているが、大昔はイマジネーションで、アリストテレスは「地火風水」の四つが世界の成り立ちの基礎、基本要素と考えた。
そういうのはもちろんアリストテレスも実験とかしたわけでないし? 一種の直観なんだろうが、…詳細は不明。
が、例えばホロスコープでもその発想は援用されている。
中国だとまた違う発想があって、十干十二支とか、陰陽五行説とか? 世界観でも神話でもいろんなバリエーションはあって、科学もそういう「発想」の一つに過ぎないとか、若い頃にいろんな本を読んでいると、アカデミックな対談本で読みかじった断片にあったりしたが?
で、今日書きたかったのは、その元素、根源の素材、源の要素、として、順番に地火風水、そういうのは錬金術の発想になるんか?知らないですが、まず文学的に「火」を、テーマに蘊蓄披露してみたいな?という導入です。
長くなったので、いったん〆ます。
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