第三項:徽章制度と象徴意匠(霊環歴248年時点)

● エルファ=シル(Elfha=Sil)


霊導国家ルィ=シリラの象徴意匠。

地下世界に広がる霊導都市「静かなる根(ルィ=シリラ)」と、そこから地上へと伸びる《世界樹》を象徴したものであり、エルフ軍における公式の軍徽でもある。

意匠は、中央の「霊環(れいかん)」を囲むように外周円、そこから垂直に上方へ伸びる双翼状の構造で構成される。

その形状には“地下から世界を導く”という思想と、“精霊とともに生きる民族”としての自負が込められている。

※エルファ=シルはすべてのエルフ軍兵士が制服・装備・機体に共通で装着する。



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● ティルヴァン=シル(Tilvan=Sil)


ハイエルフの指揮搭乗者(ティルヴァン)に与えられる専用徽章。

基本形状は「片翼(羽根1枚)」だが、位階と戦果、認定者(王族や聖堂)によって以下のように等級が分かれる。


片翼(羽根1枚)

 対象:第七位階〜第六位階(ルシエ、ネリオ)

 新任搭乗者や訓練生。ハイエルフの実地運用資格を持つことの証。

 


両翼(羽根2枚)

 対象:第五〜第四位階(フェリア、サリエル)

 実戦での指揮や統率経験を持つ搭乗者。小隊指揮や随伴機運用の責任を担う。


四翼以上(羽根4枚以上)

 対象:第三位階以上(エルナ、ノーヴァ、メイラ)

 部隊長クラス以上。特に「王族」や「聖堂認定者」には、中央に「霊環状の輪」が追加される。

 これが最高位の六翼輪(ろくよくりん)であり、「王族かつ最高位指揮官」であるヘイラ・メイラが着用する。



※ティルヴァン=シルは「エルファ=シル」とは別に、肩・胸部・腰装甲などに装着される。重ねて描かれることはない。

※ティルヴァン等級の羽数や意匠は、ハイエルフの装甲自体に組み込まれていることもある(例:背部エンブレムやパーソナルカラー発光部)。

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