顔良
床擦れ
第1話 上 まえがき
それは、古く
そういった先例があることからか後代、顔という姓には学者・政治家などが多く、その中で武の道に至る者は少なくとも名が残る限り少なかった。
しかしながら、その風潮に多少なりとも抗おうとしたか、或いはそうならざるを得なかったのかは判らないが、武の道に進む者もいた。もっとも、三国志の後の時代に顔姓の政治家や学者が複数みられるのに対して、武将に顔姓の名が少ないということはその活躍ぶりは推して知るべしと言えるかもしれない。
武よりも文の家。それが顔氏と云えよう。
そのような気風の中で、武の道を進んだと思われる人物の一人に
「
という人がいる。字はわかっていないが、向後、文章中の統一性を持たせるために敢えて
「
という字を用いるが、宥赦いただきたい。
この人が登場する三国志中の記述は極めて少ない。
例えば
これは袁紹という人物が、「華北の雄」という側面と「
結局、顔良は荀攸の言うとおりに敵陣で孤立して
果たして名が出るまでの彼はどのように躍動したのか。その興味が、この小説の源流である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます