第1話 『半歩だけ』への応援コメント
深山 紗夜さん、おはようございます。
いつも私の第二の代表作を読んでいただき、心より感謝しております。
第1話を拝読し、改めて感じたのは、とても繊細で温度差のある”距離の物語”でしょうか。
この作品が描いているのは、恋でも友情でもなく、
『職場という限定された空間で揺れる微妙な関係性』ですね。
彼の何気ない優しさが、主人公にとっては逆に刺さり、
近づかれると半歩下がり、
彼もまた、何かを察したように半歩だけ引く。
『踏み込みたいけれど踏み込めない。
踏み込まれたくないけれど、嫌ではない。』
そんな【半歩】の攻防が、
クリスマス前の空気とともに静かに積み重なっていく描写が秀逸でした。
二人の距離感が鮮やかに立ち上がる、とても余韻の残る一話だと感じました。
作者からの返信
shirakawaさん。
とても丁寧なコメントをありがとうございます。
「半歩」という距離の揺れを、ここまで言語化して受け取ってもらえて、正直びっくりしました。
恋でも友情でもない関係性を書いていたつもりだったので、
その曖昧さや余韻を感じていただけたことが嬉しいです!
読んでくださって、ありがとうございました。
第1話 『半歩だけ』への応援コメント
はじめまして
微妙な距離感。
安心できる面もあり、それでいて先の迷いもありますね。
作者からの返信
無夢さんはじめまして。
代役合コンのお話すごく気に入って読ませていただいてます!
終わった相手との距離感ほど、測るのが難しいところですよね……。
読んでくださってありがとうございます!コメント励みになります!
第6話 『レモンサワー』への応援コメント
「俺とこいつビール。」
「いや、私レモンサワーで。」
冒頭のこのやり取りが、実は最も残酷で、かつ自立したシーンだと感じました。
「こいつ」という呼び方に一瞬だけ心臓を鳴らしながらも、彼が知っているはずの「自分の癖(ビールの好み)」を、自分の手で上書きする。これは、これまでの「半歩下がる」という消極的な回避ではなく、「私はもう、あなたの知っている私ではない」という明確な意思表示にも見えます
作者からの返信
ことごとく、私の意図を見抜いてもらえて、なんだかすごく、私の方が心地いいです。。笑
これからあと少しだけあるので、南賀さんに続きも読んでいただけたら泣いて喜びます。
ありがとうございます。
第5話 『普通』への応援コメント
これまで紗奈の視点から見ていた彼の「余裕」や「無神経さ」が、実は彼なりの「普通を演じるための必死な抵抗」だったことが分かり、胸が締め付けられるような思いです。
BARで紗奈と飲んだあの酒を、別の女が飲んでいる。
「へえ、普通だな、と思った。」
この一言が強烈です。同じ酒を飲み、同じように氷を混ぜる。なのに、そこには紗奈との間にあった、あのヒリつくような共鳴も、言葉にできない重みもない。
彼にとっての「普通」は、もはや紗奈がいない空虚な世界そのものになってしまったのだと感じさせます。
作者からの返信
「普通」という言葉を、樹はどう扱っているのか。
彼の内側にある痛みが垣間見える回で、ここまで深く読み取っていただけて嬉しいです。
第2話 『嫌味は武器になる』への応援コメント
カクテルの「ゴッドファーザー」は、ウイスキーとアマレット(杏の核の種)を混ぜた、「甘いけれど、喉が焼けるほど強い」お酒ですよね。
二人の関係そのもののような味が、このシーンのビターな雰囲気を引き立てています。お互いに同じものを頼むというのも、まだどこかで繋がっている(あるいは鏡合わせである)ことを示唆していて、心憎い演出です。
作者からの返信
もう……作者冥利に尽きます。
二人の言葉の使い方も、帰り道での失恋ソングも、
南賀さんの仰るように、まだどこかで繋がっているような苦しさを感じていただけて嬉しいです。
第1話 『半歩だけ』への応援コメント
「昨夜、言葉が多すぎた」と後悔する主人公と、それを知ってか知らずか、真顔で距離を調整する彼。お互いに相手の「半歩」を意識し合っている不器用さが、タイトルにある「曇らされたガラス」の向こう側で、少しずつ溶け出しているようにも感じられます。
作者からの返信
「半歩」の使い方で二人の心の距離を説明したいという思いで書き始めた物語なんですが、
いささか説明を省きすぎたかなと心配しながらアップしたのでめちゃくちゃ嬉しいです……。
ありがとうございます!
『曇らされたガラス』への応援コメント
「30階」という高い場所から見下ろす、感情の通わないミニチュアのような外の世界と、窓ガラスの反射によって否応なしに意識させられる「隣にいる彼」との距離感。その対比が鮮やかで、一瞬で物語の世界に引き込まれました。
作者からの返信
南賀さん
たくさんのコメントありがとうございます。
正直、プロローグの段階でここまで意図を汲んでいただけて、かなり幸せです。書いてよかった……。
『曇らされたガラス』への応援コメント
私の拙作にスキをして下さってありがとうございました。ネタバレなしの散文詩で感想を述べさせて頂きます。
題名:曇りガラスの向こうで
ふたりの間に落ちたのは、
壊れるほどの衝撃ではなく、
ただ静かに曇っていくガラスのような、
言葉の温度差だった。
ほんの少し多すぎた言葉が、
夜の空気を白く曇らせ、
見えていたはずの景色を
ぼんやりと滲ませてしまった。
高層階の窓に映るふたりは、
現実よりも近く見えるのに、
その距離は触れられないほど遠い。
映り込んだ影だけが、
まだ隣にいるふりをしている。
半歩ずれる。
それだけで、
胸の奥がかすかに軋む。
本当は、
曇りを拭き取りたいのに、
指先を伸ばす勇気だけが
どうしても追いつかない。
だから今日も、
曇ったガラスの向こうで、
あなたの気配だけを
そっと見つめている。
作者からの返信
わあ……。
綺麗な詩をありがとうございます。
ほんとに文体や言葉選びが美しくて、勉強になります。
この言葉少なの私の文章のなかから、深く理解して読んでいただけてるという事実がとても幸せです…。
第1話 『半歩だけ』への応援コメント
コメント失礼します。
一話から二話にかけての、お互いが半歩の距離を保つ所がすごいリアルですね……。
付き合っていた頃はどんな感じだったのかと勝手に想像してしまいます。
読んでいてとても惹かれます。応援します!
作者からの返信
よししさん。
素敵なコメントありがとうございます。
大事だった人と別れる選択を取ったあと、どの距離が最適解か探る時間のぎこちなさって残りますよね。。
この2人の関係性の前後を、よししさんのご経験と重ねていただけたら嬉しいです。
第7話 『風邪と無意識』への応援コメント
見栄を張るのも、距離を取るのも、「意識」ゆえ。
失いたくない相手だからこそ、少しのミスも怖い。
作者からの返信
舞夢さん。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
決定的な変化がない終わり方をしたので少し不安でしたが、
距離感や見栄の空気感を受け取っていただけて光栄です。
励みになります。