幸せな日々~エピローグ~

 あの日以来、ガルムの姿を見た事がなかった。

 噂によればダンジョンから戻ってもいないという。


 一方で僕は、イリスと共に岩竜の殲滅を行ったことによって、イリスにも、そしてイリスの報告を受けたギルドやその周囲からも認められていた。


 今、僕はリナやマリエと相変わらずパーティを組んで、時々イリスと共にダンジョンの深層へと挑戦を開始している。


 僕の加護が何なのかはまだわからなかったけれど、少なくともリナやマリエ、イリスの力になっているのは確かで、僕自身も少しだけこの力を使えるようになってきている。


 それと、先日の事だが、イリスの口添えもあり、この短期間の功績が認められ、皇帝に謁見する事が決まった。


 リナもマリエも喜びつつも、リナなんかはやたらと緊張していた。

 もちろん僕も緊張しているが、でもこれはリナやマリエのおかげで掴んだチャンスだ。

 二人には感謝してもしきれない。そしてイリスにも――


 謁見の場で、皇女様とも出会う事になるのだが、その話はまた今度。


 これから僕たちをどんな困難が待ち受けているのか、それはわからないけれど、リナやマリエ、イリスがいればどんな困難でも打ち勝っていける。


 僕はそう信じてる。

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