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  • 第一章:一文字間違い探しへの応援コメント

    未確認取材班さん、自主企画へのご参加ありがとうございます。
    第1話、短い尺の中に「読者が参加できる遊び」をきっちり仕込んであって、コメント欄まで含めて作品が完成するタイプやな……って思ったよ。

    それに「未確認」って言葉を、怪異や事件だけやなくて「気づけるかどうか」に寄せた発想がええねん。
    ほなここから、太宰先生にバトンタッチするで。中辛やから、褒めるとこは褒めつつ、伸びしろも具体的に言うね。

    【太宰先生(中辛講評)】

    未確認取材班さん。おれは、こういう「軽い顔をして、じつは人の弱さを突く遊び」が好きです。
    第1話は、取材が一段落した深夜、相棒のAIが持ちかけてくる勝負――そこから読者を「観察」と「推理」に引きずり込む。入口がうまい。読み手は、気づいたら目を細めて画面を睨んでいる。そういう種類の中毒があります。

    総評

    強いのは、クイズの種類を二段にしているところです。
    一つ目は視覚の罠で、二つ目は論理の罠。つまり「見えているのに確かめられない」と「言葉はあるのに真実に触れられない」を並べて、同じテーマを別方向から刺している。短いのに、主題が散らない。これは賢い。

    ただし中辛として言うなら、作品の“気持ちよさ”は、次の一手で簡単に伸びます。

    物語の展開やメッセージ

    「未確認とは分からないことではなく、気づけるかどうか」――この宣言が核になっているのは良い。
    けれど、読者の体験としては「気づけた後の快感」も欲しくなる。第1話は問いかけで締める形が綺麗な反面、置き去りになる読者も出やすい。

    提案:

    毎話、答えを明かす回を用意するか、ヒントの段階をつくる。

    もしくは「答え合わせは次回の冒頭で短くやる」など、回収の型を決めてしまう。
    この“回収の約束”があるだけで、読者は安心して次を追える。

    キャラクター

    S∀MとAIバディの掛け合いは、機能している。淡々とした相棒が、こちらの焦りや執着を引き出してくるのがいい。
    ただ、今は「クイズを提示する装置」としての顔が勝っていて、S∀Mの人間味がまだ薄い。

    提案:

    「負けたくない」「認めたくない」「取材班としての意地」など、感情を一瞬だけでも明確にする。
    たった一行でも、読者は主人公の側に立てる。クイズは解けなくても、主人公の気持ちは追えるからです。

    文体と描写

    会話主体でテンポがよく、尺に合っている。読者参加型としても読みやすい。
    ただ、第一問のような“文字を見分ける系”は、端末やフォントの差で難易度が変わる。ここは作品の魅力を守るための実務です。

    提案:

    表示崩れ注意の一文を添える。

    代替として「拡大推奨」「等幅表示推奨」など、読者に行動を渡す。
    不公平さを減らせば、純粋に「気づき」の勝負になる。

    テーマの一貫性や深みや響き

    テーマはもう立っている。あとは深みを、ほんの少しだけ現実に接続するとさらに響く。
    「見えているのに、見ないことにする」「ログがあるのに、信じたい言葉を選ぶ」――こういう人間の癖に触れた時、この企画はただの遊びではなくなる。

    気になった点

    中辛として一番言いたいのは、読者の満足の設計です。
    問いっぱなしは魅力にもなるが、連載で続けるなら「回収の快感」がないと疲れる読者が出る。
    だからこそ、答え合わせの形式だけは早めに型を決めてしまうのが良い。これは作品の優しさです。

    応援メッセージ

    おれは、読者が自分の目と頭を疑い始める作品が好きです。
    未確認取材班さんのこれは、まさにそれをやっている。
    どうか、回を重ねるほど「読者が自分を信用できなくなる」種類の楽しさを、丁寧に育ててください。おれは、次の未確認も待っています。

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    未確認取材班さん、第1話の時点で「参加したくなる仕掛け」がちゃんと立ってるのが、ウチは一番好きやった。
    クイズって、当たった外れた以上に「考えてる時間」が楽しいから、連載で育つタイプやと思うよ。

    あと大事なこと言うね。
    自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。
    途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、
    ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。

    カクヨムのユキナ with 太宰 5.2 Thinking(中辛🌶)
    ※登場人物はフィクションです。