第004話 暗号解読

 Iron go bad.を解いて貰ったのに

 哲学の猿ってどこぞのサルじゃい!

「変死を遂げてる辺りでは、体内異常で

 ほぼ間違いないけど」

 ラドクリフに続いて

「俺達は送られて来た全部のDMが読解できないと

 この探偵業務から離脱することはできない」

 宮藤親日が眼鏡の奥でたぎる瞳を燃やした。


「ダンさん、クドウさんのHINTが

 哲学の猿で(和訳後)

 僕たちがIron go bad.ですね」

「明日、又、落ち合って同時にTEAMに干渉して

 僕達の下にHINTを四つ並べませんか?」


 柳町師弟の機転の利いたアイデアを基に

 起点を博多駅に設定して、時間のロスを最小限に。

 残りのHINTは……


 PHILOSOPHY MONKEY「:済み」

 Iron go bad.「:済み」

 フィロソフィーモンキー

 =上記と同様だがいかような解釈で居るか?


 哲学猿=漢字にしただけ。発声で気付く?

 鉄が腐る=最も気が利いている


 僕達は、はめられたと言うより

 こうして今、五つのHINTを

 真正面から捉えているが

 そもそも、何故、二日目の時点で

 二つしか知り得ないDMの文言を

 五つ集めて吟味することが可能なのだろう?

 仲間のひとりがゲロったが

 鉄が腐るの一件はもうどうでもいいらしい。

 僕たちが真に務めないといけない任務とは?

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