魔物系異世界転生
スライム転生×異世界転生×化学オタク
文部科学大臣賞を毎年受賞している化学オタクな男子高校生(※三大欲求よりも研究を優先するタイプ)が、野生のスライムに異世界転生した結果、擬態系のスキル等を一切使わず、吸収系のスキルと合成系のスキルをメインに使って、検証・実験・考察を繰り返して試行錯誤しながら、スライムという種族の魔物として進化して成り上がっていく。場合によっては、吸収系のスキルで吸収したものを、合成系のスキルを使わずに、手動で混ぜて調合することも序盤からしばらくの間はある。そして、それによって、ある程度したら、【調合】というスキルを自力習得することとなる。
なお、魔物という人外に転生しているし、この主人公は人間自体への興味はほとんどないが、この世界の文明への興味はあるため、人類との敵対意志はない。
ちなみに、転スラと違い、サポートAI的なシステム機能をしたスキルは持ってないし、人間の姿に擬態したりする的な展開もない。
〜 注釈 〜
・時々、主人公が自身のステータスを見ることがあり、その時主人公が見たステータスを、作中本文で表記する。
・主人公が、人類(※冒険者)と初めて遭遇するのは、中盤以降であるが、それはそれとして、(現地住民達からしてみれば)しれっと色々とやらかしまくっている。
・主人公は、初めて人類と遭遇するまで、人類が存在していることは薄々気付いてる程度である上に、文明と言えるものが存在していることは全く知らないし、分からないようなところで生きている。
・主人公は、無自覚にやらかしまくった結果の痕跡を残しているため、遭遇するまでの間、人類側では色々と波乱が起きる(※章末の閑話(※各章末毎に1話ずつ)に挿入される話)。
・あくまでも魔法がある異世界であり、地球とは物理法則が異なっている。
→つまり、化学知識をそのまま使うことはできない。
↓そのため
メインで使うのは、科学的思考と科学的手法
※ ちなみに ※
化学的知識(※ 特に、物質の化学反応に関する知識)は、【錬金術】を使う際の、物質の組み合わせ等で予測を立てたり、組み合わせ方を考えたりするのに使う感じであるため、出てくる化学的知識はそこまで専門性が高いわけではない。
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