クラシカルな皮をかぶったオカルト
- ★★★ Excellent!!!
ヴィクトリアンな空気感も漂うクラシカルな英国が舞台。
新聞記者のウォルターは新米ながら、トム・トレンブルというオカルトマニアを取材することで、人気コーナーを持っています。
そんな絶好の素材が「幽霊を捕まえた」なんて言ってきたら、行くしかありません。
――――ただ彼、クセのある人物で。
あ、「彼」というのはウォルター、トレンブルどっちもです。
思惑が重なり、さらに霊的なモノも重なり、展開の予想は非常に困難。
ですが最終的には、ああ、と落ち着けるはず。
読み返してみると「こんなところに」という小ネタも散らばっていたりして……
ジェットコースターのように振り回されてみると楽しいでしょう♪