クラシカルな皮をかぶったオカルト

 ヴィクトリアンな空気感も漂うクラシカルな英国が舞台。

 新聞記者のウォルターは新米ながら、トム・トレンブルというオカルトマニアを取材することで、人気コーナーを持っています。
 そんな絶好の素材が「幽霊を捕まえた」なんて言ってきたら、行くしかありません。

 ――――ただ彼、クセのある人物で。
 あ、「彼」というのはウォルター、トレンブルどっちもです。

 思惑が重なり、さらに霊的なモノも重なり、展開の予想は非常に困難。
 ですが最終的には、ああ、と落ち着けるはず。
 読み返してみると「こんなところに」という小ネタも散らばっていたりして……

 ジェットコースターのように振り回されてみると楽しいでしょう♪

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