第三章 がっかりな婿の収入
食事会のトラブルはあったものの、何とか両親を説き伏せて結婚式の準備に取り掛かる私。
先日お義母さんに失礼をしてしまったから、この結婚式をもって名誉を挽回させたいとタカシさんと二人でブライダルの方々と話を煮詰めていく日々……。
そんな結婚式を三日後に控えたある日、タカシさんからお茶に誘われた。
なんだろうと思って約束の喫茶店に向かうと、タカシさんは既に席を予約して座っていた……。
タカシさん、私に気が付くと手招きをして席に着くように促す。
「どうしたの?」
と椅子に座った私に、彼はさり気なく自分の通帳を見せる……。
「いや、これから一緒に住むし、長い付き合いになるからさ、俺の収入のことぐらい頭に入れておいてほしいな、と思って……」
「ふ〜ん?」
私はタカシさんの通帳を開いた。
そして驚くべき事実に直面する!!
……何この金額!? 私が銀行からもらってた給料より全然安いじゃない!?
しかも、その時同時に発覚したのは婿さんの『年齢詐称疑惑』!? 同い年って言ったのに、七つも年上のオジサン!?
……騙された!!
私はこの時のことを夫と別居するまでの間、ずっと根に持つ様になった……。
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