第3話

ある日、女の子がハンカチを落として、俺がそれを拾い、女の子に届けた。

「あの、これ、落としましたよ。」

女の子が振り返り、お礼を言う。

「あっ!ありがとうございます!」

お礼を言われ胸が熱くなった。

いい事をして、感謝されるのって良いな。

そんなことを思っていたら

携帯の通知音が高速でなっている。


from:保科美優

美優「ねえ」

美優「ねえ」

美優「ねえ」

美優「なんで他の雌豚にやさしくするの?」

美優「環は私だけだよねえ??」

美優「なのになんで」

美優「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」





▽▽▽▽

背中から嫌な汗が垂れる。

俺は恐る恐るメッセージを送る。

環「急にどうした。」

美優「今から会いにいくね♡♡」

全く話が噛み合わない。

???「だーれだ!」

冷や汗が出る

「みっ…美優…?」

目隠しが無くなる。

振り向いたら満面の笑みで美優が立っていた。

いつもは可愛く感じるその笑顔が、今はひどく狂気を感じた。

「やっぱりほかの女の子に目移りしないように監禁しよっかな。」

声が小さくてよく聞こえない。

「なっ…なんか言ったか…?」

彼女に問う

「ううん!なんでもないよ!」

彼女が笑みを浮かべて答える。
















「あの子に何しよっかなー♡」




「私の環だもん♡」





アイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテルアイシテル


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