独りで星を見上げて

無趣味

第1話

「なんか君って長生きしそうだよね。」とクラスメイトの女生徒に言われた。

僕はそうだとうれしいかな。なんて表面上はさらっと流した。

けれど、その言葉は数分、数時間経っても霞むことすらなかった


多分それは、暗に僕をつまらない人間だ。と言ったのだろう

実際僕は、自他ともに認める何の面白みもない人間だ


ただ起きて、学校に行って帰ってきたら寝る

休日も映画を見たり買い物をしたりするだけ


ああ、なんてつまらないのだろうか。と思う

なにか誰かの人生に強い影響を当られるようなそんな人間になれたとしたら。

そう考えたところで僕は思考を止めた


だって、僕は何もかもが平凡でつまらないそんな人間にいったい何ができるのだろうか


時計を見ると時刻は24時もう真夜中だ


窓を開けて星を見る

キラキラと輝いていて、つい手を伸ばしてしまう

伸ばしたところで届くはずもないのに


僕はベッドに倒れこむようにして眠るのだった

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