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  • ローズマリーへの応援コメント

     惹かれる死生観の、いいお話でした。
     あくまで私の想像なのですが、骨を砕き一つの壺に納めることで、死を本当に終わったものとして、全て平等に均しているように感じました。最初に戦争や貧富の話があり、さらに死んでなお死者を思い拘り続ける家族が出て来たので。
     「誇りに思わない、思ったりしない」ともありましたが、丁寧に粉にして残さず壺に納めたり、骨の様子(年代)を確認していたりと、無自覚なだけで、あるいは口に出せないだけで誇りは感じるのですよね。
     世界観的に骨は残らない、残せないのでしょうけれど、記憶に名前は残る、そうして死者の想い(師匠にとっては弟子の人生かな)を背負っていくことはできるのも、なんだかじんと来ました。

    作者からの返信

    温かいお言葉、本当にありがとうございます。
    淡々としているようで実は熱くてじんわりしたものを持ち続けている、という雰囲気を出したかったので届いてよかったと思っています。
    弟子の名前をもらうのは都度悲しみを味わいつつ、次の希望を見出しつつとう。ハッピーの中に少しビターを混ぜた終わりとなりました。
    読んでいただきありがとうございました。