応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント


  • 編集済

    第1話への応援コメント

    はじめまして、通りすがりの読者です。
    初見で面白いエッセイ、凄いですね。

    >BLUE NOTE

    学生時代に米国を貧乏旅行していた時、道に迷ってあまり治安の良くない町外れに入ってしまった。日が暮れて薄暗くなっていく下町の街路では、所々こわれた街灯が数個おきでまばらに点灯しており、あまり明るくはなっていなかった。
    早く立ち去ろうと思っていたが、その時はすでに囲まれていた。いかにもガラの悪そうな若者たちだ。男が一人こちらに近づいてくる。「おまえ、何者だ?」

    「私は日本から旅行してきた学生で、マーチングバンドをやってて、……」
    苦し紛れに余計な事を喋った、と思った。

    「バンド?何かできるのか?」
    男の顔色が変わった。音楽好きなのかも?

    この方向で危機を抜け出せるかもしれないが、今は楽器は無い。慣れない英語で、うまく言い逃れる自信も無い。持っているのは、今夜の寝酒のつまみにと日本食スーパーで買った、安売りしていたちくわだけだ。
    ……いや、これで何とかなるか。

    竹輪の袋を噛んで破り、一本取り出して先を斜めに齧る。緊張で乾きかけた唇を舐める。カサついた表面が柔らかくなるのを確認して、これならイケる、と覚悟を決める。

    男は Chikuwa? とつぶやいた。
    健康食ブームのせいか、竹輪は知っているようだ。少し緊張がほぐれ、斜めの側に唇をあてる。バズィングの要領で振動を竹輪に送り込み、指で挟んで共鳴部の長さを替えて音階をつける。緊張がほぐれたせいか、思っていたより良い音が出せた。

    ”Nice Chikuwa-Note!"
    テンションの上がった男はそう叫び、何処からともなく取り出した木の棒で錆びた階段の手すりを叩き始めた。ストリートジャムセッションの始まりである。

    そうして、彼らは私を ”Chikuwa-Note" と呼ぶようになった。

    ……という捏造はどうでしょうか。
    初対面で長々とすみません。失礼しました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    うわ、前世とかちくわノートやられてた方ですか!?
    めちゃめちゃいいですね!

  • 第1話への応援コメント

    ありがとう!最高でした!
    ちくわとノートの合成獣というあのプロフィールはお気に入りです。書籍化の時はあれで良いと思います!

    たのしいのでZINE化したくなりました。

    こんどは創作秘話シリーズのエッセイやるかー。

    作者からの返信

    創作秘話、ろくな秘話ないのでまた捏造しなくちゃいけないです…😭
    ZINE化の際にはあと九万字加筆します。任せてください。