2025年12月4日 17:04
幾面相の下の顔への応援コメント
誰かの機嫌を読むことでしか生きられなかった子ども時代も、周りの人が何を考えているのか分からなくて世界全体が黒く見えてしまう感覚も、決して特別な異常ではなく、主人公にとっての日常だったのだと自然に伝わってくる。そこがこの作品の優しさでもあり、切なさでもありますね。道化のふりをして笑いを取る場面も、明るい振る舞いの裏にある「怖いから」「傷つきたくないから」という小さな本音がにじんでいる、でもそれと同時に『ああ、この子は必死に自分を守ってきたんだ』と、ちゃんと分かるように書かれているのが、作品全体のテーマとしてすごく良かったです!最後に主人公が自分の顔を探して立ち止まるところはとても静かで、とても綺麗で、何かを決めつけるでもなく。ただ「自分にはまだ分からない」と誰にも見えない場所で傷だらけになりながら、それでも自分という輪郭を探し続ける姿、仮面を重ねても、本質だけは消えなかった──それが主人公の数えきれないほど被った猫のなかにある"顔"なんだと、主人公の本当にかっこいいところが、物語に隠されていて素晴らしいですね!純文学の書きかたが本当にお上手で、J.Dさんの短編小説が大好きになってしまって、もっと書いてほしいと勝手ながら思っちゃいました……前に言った言葉と矛盾してしまって恥ずかしいです。
作者からの返信
本当に嬉しいです!!!ありがとうございます!もう最近キリさんのコメントが嬉しくて、通知が来たときはすごい安心してつい笑みがこぼれてしまってて・・・僕自身もこういう経験あるので、書いててなんとも言えない心境になってました。キリさんに喜んでもらえて本当によかったです
2025年12月4日 14:04
素敵なお話を読ませていただきありがとうございます。自分が何者であるかという問いは、きっと誰もが持つ普遍的な悩みですよね。主人公の彼はきっと、自分がないことこそが彼らしいのでしょう。確固たる自分がある方がいいというのが幻想なのだと、私は思います。色々と考えさせられる作品でした。
ありがとうございます。自分がないことこそ自分らしいという考えは、中々なかったですね。僕自身こういうことで悩むこともあったので、少しこのコメントに救われた気がします。
幾面相の下の顔への応援コメント
誰かの機嫌を読むことでしか生きられなかった子ども時代も、周りの人が何を考えているのか分からなくて世界全体が黒く見えてしまう感覚も、決して特別な異常ではなく、主人公にとっての日常だったのだと自然に伝わってくる。そこがこの作品の優しさでもあり、切なさでもありますね。
道化のふりをして笑いを取る場面も、明るい振る舞いの裏にある「怖いから」「傷つきたくないから」という小さな本音がにじんでいる、でもそれと同時に『ああ、この子は必死に自分を守ってきたんだ』と、ちゃんと分かるように書かれているのが、作品全体のテーマとしてすごく良かったです!
最後に主人公が自分の顔を探して立ち止まるところはとても静かで、とても綺麗で、何かを決めつけるでもなく。
ただ「自分にはまだ分からない」と誰にも見えない場所で傷だらけになりながら、それでも自分という輪郭を探し続ける姿、仮面を重ねても、本質だけは消えなかった──それが主人公の数えきれないほど被った猫のなかにある"顔"なんだと、主人公の本当にかっこいいところが、物語に隠されていて素晴らしいですね!
純文学の書きかたが本当にお上手で、J.Dさんの短編小説が大好きになってしまって、もっと書いてほしいと勝手ながら思っちゃいました……前に言った言葉と矛盾してしまって恥ずかしいです。
作者からの返信
本当に嬉しいです!!!ありがとうございます!
もう最近キリさんのコメントが嬉しくて、通知が来たときはすごい安心してつい笑みがこぼれてしまってて・・・
僕自身もこういう経験あるので、書いててなんとも言えない心境になってました。
キリさんに喜んでもらえて本当によかったです